ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

特撮

「2010年代の自分」を映画で追憶する(映画テン年代ベストテン)

2010年から2019年までの10年間。私にとっては、人生で最も激動の10年間であった。 就職、結婚、転職。子供も生まれ、住む土地も何度か変わった。来年にはマイホームが建つ。それ以前からこうしてブログなどでネットにテキストを残していたが、今では大変あり…

シリーズ連載『平成スーパー戦隊 レッツ・ゴー!レッツ!』第2回が公開されました

お仕事の報告です。 たいむましん「WEB文芸」コーナーで連載中の『特撮ブロガー結騎了の平成特撮ヒーロー探訪』。『平成スーパー戦隊 レッツ・ゴー!レッツ!』の第2回が公開されました。前回から少し間が空いてしまいましたが、今回は、『ガオレンジャー』…

物語を「キャラ派」「作劇派」のどちらで楽しむか

前々から何となく感じていたことをTwitterに投稿したら驚くほどRTされたので(まさか1万を超えるとは・・・)、補足というか、雑感というか、ひとつのテキストにまとめておきましょう、という記事。 物語の楽しみ方は、大枠で「キャラ派」と「作劇派」に分か…

高岩成二がスーツアクターを務める仮面ライダー滅に本当に勝てるのだろうか

『仮面ライダーゼロワン』第8話「ココからが滅びの始まり」にて、仮面ライダー滅がセンセーショナルな登場を果たした。 敵組織の司令塔、現時点での最強の敵に位置する滅。毒々しい紫色のスーツ、鋭角につり上がった眼、蠍モチーフにガンメタルの装甲など、…

「リアルサウンド映画部」に『仮面ライダーゼロワン』記事(序盤レビュー)を寄稿しました

お仕事の報告です。 いつもお世話になっているリアルサウンド映画部さんに、2度目の『ゼロワン』記事を寄稿しました。 前回は放送前のタイミングだったので、「平成から令和へ」「AIというテーマの採択」というアプローチでまとめたのですが、今回はすでに放…

シリーズ連載『平成仮面ライダー オン・ザ・ロード』第2回が公開されました

お仕事の報告です。 たいむましん「WEB文芸」コーナーで連載中の『特撮ブロガー結騎了の平成特撮ヒーロー探訪』。『平成仮面ライダー オン・ザ・ロード』の第2回が公開されました。第1回で『クウガ』を取り上げたのに続き、『アギト』から『ディケイド』まで…

感想『仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』 堅実な愛と大胆な構成は、誰より強く命の音を鳴らす

『龍騎』の新作が制作されると知った時は、驚きのあまり思わず固まったものである。『ジオウ』は平成ライダーが駆け抜けてきた約20年間を再び走り抜けた作品だったが、まさかここまで『龍騎』が取り上げられることになろうとは。 ビデオパスで全3話が放送さ…

シリーズ連載『平成スーパー戦隊 レッツ・ゴー!レッツ!』第1回が公開されました

お仕事の報告です。 たいむましん「WEB文芸」コーナーで連載中の『特撮ブロガー結騎了の平成特撮ヒーロー探訪』ですが、『平成スーパー戦隊 レッツ・ゴー!レッツ!』の第1回が公開されました。 t-machine.jp 同記事にも記載していますが、ライダー→戦隊→ラ…

ウルトラマンネクサスが『X』で魅せた11年ぶりの「夜襲」

思わず、咽び泣いてしまった。 場所は自宅のリビング。風呂上りの嫁さんはサッパリしてリビングに戻ったら旦那が嗚咽を漏らしていたので、正直ドン引きしたことだろう。しかし、『ウルトラマンX』第20話「絆 -Unite-」を観たその時の私は、人目(嫁目)をは…

ZI-O signal(ジオウシグナル)編集後記 ~『ジオウ』感想を一年間書き続けて

去る8月25日、『仮面ライダージオウ』が最終回を迎えた。 『クウガ』から平成ライダーを観続けてきたオタクのひとりとして、しかも特撮を扱うブログをやっているのであれば、『ジオウ』の感想を綴らないのは嘘だろう・・・ という思いもあり、同作の感想を週…

「たいむましん」WEB文芸コーナーで平成仮面ライダー&スーパー戦隊を紹介する連載を始めます

お仕事の報告です。 この度、このブログ以外で初めて、連載スタイルで記事を更新することになりました。連載先は、おもちゃ・ホビー・コレクターズグッズの買取を行っている「たいむましん」さんの、WEB文芸コーナーです。 タイトルは、『特撮ブロガー結騎了…

最終回感想『仮面ライダージオウ』 豊潤な歴史を祝う、笑顔の敗北宣言。平成ライダーはここに終わる! ZI-O signal EP FINAL

「平成が終わった」という、令和開始からすでに4ヶ月が経過したこの時点で発せられる、耳を疑うような世迷言。しかしそこに一定の説得力を持たせたのが、他でもない『仮面ライダージオウ』であった。 「平成ライダー20作記念はタイムトラベラーのライダー!…

感想『変身ベルト DX飛電ゼロワンドライバー』 僕たちは「洗練された無駄」がずっと好きだった

まさか当選するとは思わなかった、『変身ベルト DX飛電ゼロワンドライバー』の先行抽選販売。 今年、唐突にこういった特殊な販売スタイルがアナウンスされたが、やはり宣伝の意図が強いのだろうか。事実、すでにネットには同商品のレビューが溢れかえってお…

「リアルサウンド映画部」に『仮面ライダーゼロワン』の記事を寄稿しました

お仕事の報告です。 「リアルサウンド映画部」に、『仮面ライダーゼロワン』の記事を寄稿しました。『ゼロワン』についてはすでにこのブログでも記事を書いているので、一部内容が被るところもあるのですが、放送前の期待についてまとめた内容です。 realsou…

特撮ヒーロー番組は常に「現行が旬」である

『シン・ウルトラマン』の制作が発表された。特撮オタクとしてはもう色んな意味で驚きのタイトルなので、少なくとも同作の公開まではまたひとつ死ねない理由ができたな、といういつものムーブに突入している。続報が楽しみでならない。 そんなタイミングでTw…

感想『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』 絶対に「平成ライダー」にしか作れない、奇跡的かつ露悪的な怪作

嬉しいことに、公開日朝一番で鑑賞することができた。『仮面ライダージオウ』の劇場版、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』。ジオウの真の最終回として大々的に煽る宣伝が打たれているが、果たしてそれはどんな意味を持っているのか。たまらず、公…

令和ライダー『仮面ライダーゼロワン』が発表!蛍光色の昆虫ライダーは「仮面ライダー」の本歌を取る

ついに発表されました、新ヒーロー『仮面ライダーゼロワン』。今や特異なビッグコンテンツとして成長した「平成ライダー」が、ついに「令和ライダー」にバトンを渡す。 『クウガ』から数えて20作、『ダブル』からは10作。そんな平成ライダー20作の歴史を総括…

「平成仮面ライダーっぽさ」が感じられる風景を求めて

平成仮面ライダーを観続けて約20年になるが、同じ制作会社における同じシリーズなので、当然のようにロケ地が偏ってくる。 限界田舎住まいなので「ロケ地探訪」こと「聖地巡礼」はそう易々と敢行できないけれど、ネットをサーフィンしていると、ふと「こ!こ…

『別冊映画秘宝 平成大特撮 1989-2019』に作品レビューで参加しています

お仕事の報告です。 7月8日に洋泉社より発売される『別冊映画秘宝 平成大特撮 1989-2019』にて、執筆陣の末席を汚しております。タイトル通り、「平成という時代に放送・公開された特撮作品」をシリーズや制作会社を問わず網羅する、ある種の決定版&資料性…

「オススメの平成ライダーは?」に対する最大公約数な答えを算出する

「オススメの平成ライダーは?」という問いの答えは、私の中では、主に以下のふたつ。①とにかく少しでも気になったものがオススメ、②今放送している作品がオススメ。 ①については言わずもがなで、「他人に勧められたもの」は、所詮、「自分が興味を持ったも…

「特撮はライダーや戦隊だけじゃない」問題に思うこと

「特撮」という漢字二文字に抱くイメージ、あるいはそれが意味するところは、もちろん、人によって異なるのだろう。それを撮影技法として解釈するか、映像文化のジャンルのひとつで扱うかで、話はいくらでもややこしくなるのだけど。 私も特撮好きのひとりと…

今改めて振り返る、『仮面ライダー電王』の記憶。その「熟成肉」の焼き加減、躍進と脅威

放送中の『仮面ライダージオウ』が、遂に電王編に突入した。相変わらずのノリで物語を賑やかすイマジンたちと、過去に縛られたまま怪人サイドに利用されてしまうゲストキャラクター。「ああ、自分は今、電王を観ているなぁ」と、妙な感慨深さに浸ってしまっ…

『カクレンジャー』から続く忍者戦隊の系譜 。「人に隠れて悪を斬る」から「忍びなれども忍ばない」まで

これまで、「人に隠れて悪を斬る!」と、指を立てながら何度口にしてきただろう。 『忍者戦隊カクレンジャー』は、私の最も思い出深いスーパー戦隊である。放送開始は1994年。この時期は今の日曜朝(ニチアサ)ではなく、金曜の夕方に放送されていた。前年の…

『グランドジオウライドウォッチ』という掌の曼荼羅はどこからなら許されるのか

『DXグランドジオウライドウォッチ』を、発売日に購入した。 『ジオウ』の玩具については、ジクウドライバーを始めとして最低限のものは揃えている。が、ライドウォッチは本格的に集めようとすると色んな意味で大変なので、個人的に気に入ったものを不定期に…

「いらすとや」のフリー素材のみで『ゴジラ / キング・オブ・モンスターズ』を全編作ってみた

以下、マイケル・ドハティ監督『ゴジラ / キング・オブ・モンスターズ』のネタバレが含まれますので、ご注意ください。 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(オリジナル・サウンドトラック) アーティスト: ベアー・マクレアリー 出版社/メーカー: ADA 発売日:…

感想『ゴジラ / キング・オブ・モンスターズ』 多様性の悪魔合体と、ドハティ監督の「愛」ほとばしる豪腕ぶり

「私とゴジラの思い出」から語っていくと相当長くなってしまうので割愛するが、要は、平成VSシリーズで育った世代である。 ゴジラは人類の脅威ではあるが、明確な敵とも言い切れず、毎年ゲストで登場する怪獣とそれらに翻弄される人間たちが、あの手この手で…

トークイベント「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」ご感想まとめ

去る5月17日に行われたトークイベント「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」ですが、ありがたくも、ブログやTwitterで沢山の方がご感想を書いてくださいました。 録音した音源の公開については目下準備中ですが(といっても始条くんに任せっきりになって…

トークイベント「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」出演後記

一気呵成で企画から開催までを走り抜けた、トークイベント「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」。当日、会場までお越しいただいた方々、そしてツイキャスで聴いてくださった方々、本当にありがとうございました! www.jigowatt121.com www.jigowatt121.c…

「リアルサウンド映画部」に「平成ライダー」という呼称の歴史ついて寄稿しました

お仕事の報告です。 毎度お世話になっております「リアルサウンド映画部」さんで、平成ライダーの記事を書きました。テーマは、「平成ライダー」という呼称について。平成も終わり、新元号・令和に突入。このタイミングで、『クウガ』から続く同シリーズの歴…

感想『仮面ライダークローズ』 Vシネ展開は、原典作品とシリーズの幅との狭間で揺れる

『ビルド』のスピンオフにあたる作品、『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』をやっとこさ鑑賞した。限界田舎に住んでいるので、上映規模が小さい劇場公開のタイミングで観るのは非常にハードルが高い。そんな作品が平成の終わりにリリース。そして、鑑…