ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

洋画

「リアルサウンド映画部」にヴィラン記事を、「ヒトリビング」にひとり鍋記事を寄稿しました

お仕事の報告です。記事の公開タイミングが同日となったので、ふたつまとめて紹介します。 まずは、いつもお世話になっている「リアルサウンド映画部」。今回は、アメコミ映画のヴィランに関する記事を書きました。 realsound.jp 大ヒット中の『ジョーカー』…

映画『ジョーカー』の感想がリアルタイムで移ろう、その臨場感がたまらない

映画『ジョーカー』が盛り上がっている。 一介の映画好きとして、同好の士で構成されたTwitterのタイムラインや、映画の感想を扱うブログを読み漁る日々を送っているが、ここ数日、『ジョーカー』のタイトルを目にしない日はない。もちろん、公開日からまだ…

感想『ジョーカー』 実はあの場でジョーカーは生まれていなかったとしたら

映画を観て、その感想を自分の中で咀嚼する際に、「どこまで自分に寄せて考えるか」を悩む時がある。 仮に物語の主人公と自分がある点について似ていたとして、「これは『自分』の映画だ!」と頭を殴られたような衝撃を感じ、涙を流したりもするだろう。ある…

感想『ジョン・ウィック:パラベラム』 三度目の復讐相手は、彼を裏社会へ引き戻す「世界」そのもの

きっかけは、趣味の友人からTwitterで勧められたものと記憶している。改めて、厚く御礼を申し上げたい。 『ジョン・ウィック』は、キアヌ・リーブスがアラフィフの身体を酷使しながら銃と柔術を融合させた「ガン・フー」を披露するアクション映画だ。亡き妻…

アベンジャーズの功績にフリーライドするドラマ『ザ・ボーイズ』が皮肉マシマシで最高に面白かった

先に概要を簡単に説明すると、「キャプテン・アメリカやワンダーウーマンが実は根がクズでビジネスのためにヒーローをやっていたとしたら」、という作品である。 Twitterのタイムラインで日に日に話題が沸騰しており、愛聴しているラジオ番組でも触れられた…

『トイ・ストーリー4』というシリーズ最大の闇を受け入れるにあたって

『トイ・ストーリー4』が公開され、一週間と少しが経過した。 鑑賞した際には、頭の中に渦巻く様々な感情とどう向き合うべきか悩みつつ、以下のような感想記事を書いた。怒りながらむせび泣く、新手の感情。作品のメッセージを理解したい自分と、テーマに納…

感想『トイ・ストーリー4』 アンディ世代のアラサー、怒りながらむせび泣く

まさかこの歳になって、新しい感情を知ることになるとは思わなかった。 小学校低学年の頃に公開された『トイ・ストーリー』。続く『トイ・ストーリー2』。そして、ウッディたちの持ち主であるアンディが大学進学を機に実家を去る、そんな『トイ・ストーリー3…

感想『X-MEN:ダーク・フェニックス』 禊、三度目の正直なるか。闇の不死鳥に別れを告げるシリーズ完結編

未見の人にシリーズの構造を説明する場面において、この実写X-MENシリーズは実に難易度が高い。 ①まず普通に三部作があって(ここまでは普通)、②若い姿ということで新しいキャストで撮る前日譚がスタートして(スター・ウォーズの新三部作と同じなのでここ…

感想『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』 お祭りの余韻に浸る観客を背中から撃つ奇作

何より、『エンドゲーム』からまだ2ヶ月しか経っていないのが本当に信じられない。 ネタバレ厳禁な内容を受け、Twitterでは伏せ字ツイートが横行。次第に公式サイドが情報をどんどん公開し始め、それに連なってか、全世界の興行成績も破竹の勢いで伸び続ける…

「ポケモンは動物虐待では?」という指摘に思うこと

いつも楽しく聴いているラジオ番組『アフター6ジャンクション』。5月31日(金)の放送回、お馴染みの映画評論コーナー「ムービーウォッチメン」で宇多丸さんが扱ったのが、実写ポケモンこと『名探偵ピカチュウ』。 これまであまりポケモンに触れてこなかった…

感想『ゴジラ / キング・オブ・モンスターズ』 多様性の悪魔合体と、ドハティ監督の「愛」ほとばしる豪腕ぶり

「私とゴジラの思い出」から語っていくと相当長くなってしまうので割愛するが、要は、平成VSシリーズで育った世代である。 ゴジラは人類の脅威ではあるが、明確な敵とも言い切れず、毎年ゲストで登場する怪獣とそれらに翻弄される人間たちが、あの手この手で…

トークイベント「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」ご感想まとめ

去る5月17日に行われたトークイベント「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」ですが、ありがたくも、ブログやTwitterで沢山の方がご感想を書いてくださいました。 録音した音源の公開については目下準備中ですが(といっても始条くんに任せっきりになって…

トークイベント「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」出演後記

一気呵成で企画から開催までを走り抜けた、トークイベント「ジゴワットレポート 東京エンドゲーム」。当日、会場までお越しいただいた方々、そしてツイキャスで聴いてくださった方々、本当にありがとうございました! www.jigowatt121.com www.jigowatt121.c…

『エンドゲーム』におけるトニー・スタークへの納得感と、観客を退屈させない「3時間」の作り方

『アベンジャーズ / エンドゲーム』、ものすごい勢いで興行成績を伸ばしているとのこと。もはや半年ほどロングラン上映をしているような風格だが、まだ公開から10日そこらしか経っていない。それほど、今年の10連休はずっと『エンドゲーム』のことを考えてい…

感想『名探偵ピカチュウ』 実写版ポケモンによるまさかの『ミュウツーの逆襲』再演に驚嘆!

ポケモン世代としては、観ない訳にはいかない、実写版ポケモンこと『名探偵ピカチュウ』。あのポケモンがハリウッドで実写化、しかも、同名タイトルのゲーム版を原作とするとのことで、若干の眉唾な感じもありながら、あれよあれよと公開日が訪れた。しかも…

感想『アベンジャーズ / エンドゲーム』10年間を追いかけたファンは生きたまま走馬灯を目撃する

ついに『エンドゲーム』を鑑賞してしまった。昨年の2018年で、MCUは10周年。11年目に到達したこの2019年、晴れてひとつの「終わり」を迎える。 この「終わり」は、単にラスボスを倒してお話が終わる、という意味ではない。前人未到の、もはや「最も成功した…

感想『バンブルビー』 奇をてらわない素直さと様式美こそが、マイケル・ベイとの距離を創る

日本公開から約3週間、やっとこさ鑑賞することができた。Twitterで映画好きな方を多くフォローしていると、公開日を含めたその週末が話題のピークで、よっぽどの大ヒットでない限りは次々と新作に話題が移っていく。3週間も新作に乗り遅れると、もはや観てい…

『トイ・ストーリー4』でウッディがレリゴーしてしまう可能性が怖い

『トイ・ストーリー4』の制作決定が報じられてから、実はずっと不安でして。 というのも、やはり前作である『3』があまりにも傑作だったこともあり、その「有終の美」が「有終」じゃなくなる不安があったんですね。しかし、とは言いつつも、ウッディやバズに…

感想『キャプテン・マーベル』 彼女の存在こそが『エンドゲーム』の本当のテーマなのでは

運良く、公開初日に鑑賞することができた。『アベンジャーズ / エンドゲーム』の公開が控えるこのタイミングとのことで、意地悪を言うならば、『キャプテン・マーベル』は相当ズルい作品である。『インフィニティ・ウォー』の最後に例のポケベルのシーンがあ…

待望のディズニー動画配信サービス「Disney DELUXE」が遂に発表されてしまった(各種情報のまとめ、感想など)

いやぁ、ついに発表されましたね、「Disney DELUXE」。 「ディズニーが自社保有のコンテンツ(ディズニー・ピクサー・スターウォーズ・マーベル)を網羅した定額動画配信サービスを展開する」という話は2017年頃からあって、2018年11月にその名称が「Disney+…

感想『スパイダーマン:スパイダーバース』 アメコミ文化の「意義」を体現するしたたかな到達点

2016年の映画で、『GANTZ:O』という作品がある。アニメ化・実写映画化もされた漫画『GANTZ』の大阪編を長編アニメーションとして映画化したもので、綺羅びやかな大阪の街並みやおどろおどろしい妖怪たちがフルCGで描かれた。 『GANTZ』という作品は元より非…

「リアルサウンド映画部」に『アクアマン』の作品評を寄稿しました

お仕事の報告です。 「リアルサウンド映画部」様から依頼を頂戴しまして、『アクアマン』の作品評を寄稿しました。これまでもいくつか執筆依頼をいただいてきましたが、直球に「映画」を扱っているサイトに書くのは初めてでした。ありがたいことです。 reals…

感想『ミスター・ガラス』 奇怪なヒーロー映画が着地した純な結論について

元より、M・ナイト・シャマラン監督の作品は数えるほどしか観たことがなかったが、TwitterのTLでは程なくして公開される『ミスター・ガラス』への注目度が高まっていた。少し調べてみると、同監督の『アンブレイカブル』『スプリット』と世界観を共有する特…

これがディズニーの描きたいことなら私にとっては辛い。『シュガー・ラッシュ:オンライン』感想

『シュガー・ラッシュ:オンライン』、私の感想を率直に言ってしまうと、かなり「しこり」が残りました。話の大筋というか、「歩みたい人生の選択」「与えられた役割からの脱却」「共依存からの自立」という、掲げられた個々のテーマについては、良いと思う…

ジゴワットレポートの映画ランキング2018

さてさて、今年もこの季節がやってきました。今年映画館で鑑賞できた作品は36本。やはり、娘が大きくなってきて、段々と自由な時間が取れなくなってきた・・・。一年間は52週ということで50本前後を密かな目標にしているのだけど、中々難しいですね。 加えて…

BD / DVDが1枚500円の「どれ6」(Amazonサイバーマンデーセール)からどの映画を選ぶか

当ブログでもバナーを貼っているAmazonの一大セール「サイバーマンデー(2018)」ですが、昨日TwitterのTLで「どれ6」というのが流れてきまして。BD / DVDを6枚選んで総額3,000円とのことで、なんと単価500円。これはもうまんまと乗せられちゃいましょう、と…

感想『ヴェノム』 魅力的なバディは、その成熟過程が濃密に描かれてこそ映えるはず

まずは、本作が無事に制作から公開にまで辿り着いた、そこに敬意を表したい。 サム・ライミ監督版『スパイダーマン』から、『アメイジング・スパイダーマン』を経て、遂にMCU入りを果たしたスパイダーマンの実写映画シリーズ。ヴェノムと言えば『スパイダー…

感想『search サーチ』 多くの伏線を圧倒的情報量で隠蔽する、「現代的」サスペンスリラーの傑作

『ウルトラマンX』に、テレビやスマホの映像だけで隊員たちやウルトラマンの活躍を編集した「激撮!Xio密着24時」という回がある。暗躍する宇宙人を捕える隊員たちはタイトル通り密着24時パロディ映像に出演し、ウルトラマンが光線を放つシーンでは一般市民…

感想『イコライザー2』 デンゼル・ワシントン扮するマッコールが前作同様にサイコで最強

三連休最終日になんとか時間を作って『イコライザー2』を鑑賞。前作が2014年公開だったので、実に4年ぶりのイコり。 元CIAエージェントのロバート・マッコールが悪を挫く、痛快アクションスリラー映画の続編。さすがのデンゼル・ワシントンと言うべき、「人…

漫画『スモール・ソルジャーズ』の単行本をついに入手!やった!悲願達成!

やったああああ!!!!!!!ついに!!!!ついに手に入れた!!!!! 中古市場と睨めっこすること、苦節数年! ついにゲット!! 漫画版『スモール・ソルジャーズ』の単行本! 嬉しい!めちゃくちゃに嬉しいッッ!もちろん中古だけど!それでも!!それ…