ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

アニメ

このほど観たり読んだりしたエンタメの感想9連発(忍びの家、555パラリゲ、ジョン・ウィック4、キメラアント編、PLUTO、MONDAYS、GANTZ、龍と苺、ようこそFACTへ)

昨日に引き続き、リハビリがてらとにかく書いていきます。今日は、最近観たエンタメ(映画&漫画)の感想をざっくりと。また本腰入れて別記事でレビューをアップしたい作品も混じっていますが、それらは取り急ぎの初報ということで。 全てにおいて根幹のネタ…

【神域の男ASMR9.5時間】今すぐ癒されたい君をぬるりと覚醒させる闇に舞い降りた天才。脳内物質が駆け巡るアニメ『アカギ』とことん偶機詰め合わせ(打牌音・古谷徹ナレ・ひりつきBGM)CV:萩原聖人

[MADHOUSE専売] 【神域の男ASMR 9.5時間】今すぐ癒されたい君をぬるりと覚醒させる闇に舞い降りた天才。脳内物質が駆け巡るアニメ『アカギ』とことん偶機詰め合わせ(打牌音・古谷徹ナレ・ひりつきBGM)CV:萩原聖人 「死ねば、助かるのに……」。そして狂気…

ユニバースに備えて。『SSSS.GRIDMAN』再・訪

公開が迫る映画『グリッドマン ユニバース』に備えて、『SSSS.GRIDMAN』全12話を再訪した。 ところで、人はなぜBlu-ray BOXを持っているのにわざわざタブレットで視聴してしまうのだろう。どこでも気軽に観られる利便性の高さと、BOXとはつまり所有欲を満た…

アニメ『風都探偵』よォ~~~ おいおいおいおいおい…… いったいなんちゅうもんを作ってくれたんや…… 最高のコラボレーション続いていく…… 「キャー!月々2,189円!」U-NEXTをきめた。「マキシマム!ドライブッ!」俺は死んだ。ダブル(W-G-X)

おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい・・・・・・・ なんちゅうもんをつくってくれたんや・・・・・・・・・・・・・・ アニメ『風都探偵』、よりにもよって月曜0時に最新話がU-NEXTで公開ということは、これから数ヶ月、日曜深夜に必ず夜更かしをしろ…

娘と一緒に過ごした『トロピカル~ジュ!プリキュア』が終わってしまった

終わってしまった・・・ 『トロピカル~ジュ!プリキュア』が、終わってしまった。最終回から早くも一週間、言い知れぬ喪失感と共に過ごしている。これが、世間で言うところの「ロス」! 結婚し、娘が生まれ、初めてちゃんと鑑賞した人生初のプリキュア。長…

感想『ホワット・イフ…?』 「もしも」の解釈戦争と、MCUが挑まざるを得ない課題への自己言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のアニメーション作品として、2021年8月よりDisney+にて配信された『ホワット・イフ…?』。全9話で構成された本作は、タイトル通り「もしもあのシーンで○○が××だったら」というIF(もしも)の展開を軸に、MCU…

感想『映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』 救いきれない「トロプリ概念キラー」との出逢い

娘の成長と共に『アンパンマン』映画館デビューを果たしたのが、2019年7月のこと。そこから更に2年、この2021年に『プリキュア』映画館デビューを無事に完遂。鑑賞前夜から遠足以上の盛り上がりを見せた娘は、当日早朝、誰よりも早起きして着替えを済ませて…

人生初のプリキュア、『トロピカル~ジュ!プリキュア』の「日常」に泣かされる

娘が幼稚園に通い始めプリキュアに興味を持ち始めたのが、約半年前のこと。そして、ドンピシャのタイミングで放送が開始されるシリーズ最新作、『トロピカル~ジュ!プリキュア』。「娘・・・ やるんだな!? 今・・・!ここで!」「ああ!勝負は今!ここで…

漫画・アニメ実写化の「成功」とはなにか

何かと、良い意味でも悪い意味でも盛り上がる「実写化」。主に漫画やアニメからの実写映像化を指すが、2021年1月にこれを語るのならば、まずは2020年末に放送されSNS等で話題沸騰となったNHK制作『岸辺露伴は動かない』に触れねばならないだろう。 ・引用 ht…

「リアルサウンド映画部」に『波よ聞いてくれ』作品評を寄稿しました

お仕事の報告です。 いつもお世話になっているリアルサウンド映画部さんに、アニメ版が放送中『波よ聞いてくれ』の作品評を寄稿しました。毎度お馴染みのパターンと言いますか、「原作の面白さ」「アニメ版の良さ」という両軸から、同作を語っています。 rea…

「家で観る」ために。Amazonプライムビデオの面白い映画を50集めました

こんな未曾有のコロナ禍において、場末のブロガーにできることなんて、そうそう無い訳である。 とはいえ、一応ここは「映画ブログ」の仮面を被っていて、はてなブログからもお題「#おうち時間」が奨励されているタイミングなので、シンプルに「この映画がオ…

ついに娘がプリキュアに興味を持ち始めた

気づけば早くも3歳になる娘が、「ついに」と言うべきか、「いよいよ」なのか、プリキュアに興味を持ち始めた。この時が来たのか。なんだこの妙な感慨深さは。 というのも、私も長らくニチアサ枠を観る人生を送っている訳だけど、プリキュアだけは未履修なの…

「リアルサウンド映画部」に『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』作品評を寄稿しました

お仕事の報告です。 いつもお世話になっているリアルサウンド映画部に、今週末に公開されるシリーズ劇場最新作『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の作品評を寄稿しました。 realsound.jp 当ブログでも何度か触れてきたと思うのですが、私は完っっ…

感想『フラグタイム』 寄せては返す、波と恋心。出逢えたことから全ては始まった

この歳になって思うのは、感覚が「狭く」なることが本当に怖い、ということだ。 若い頃、正確には大学生時代が全盛期だったが、あらゆる「気になるもの」に雑多に手を出していた。本屋に出向いては知らない漫画をジャケ買いし、レンタルCD屋で特集されている…

「2010年代の自分」を映画で追憶する(映画テン年代ベストテン)

2010年から2019年までの10年間。私にとっては、人生で最も激動の10年間であった。 就職、結婚、転職。子供も生まれ、住む土地も何度か変わった。来年にはマイホームが建つ。それ以前からこうしてブログなどでネットにテキストを残していたが、今では大変あり…

「リアルサウンド映画部」に『Dr.STONE』の記事を寄稿しました

お仕事の報告です。 いつもお世話になっているリアルサウンド映画部にて、今回は、『Dr.STONE』に関する記事を書きました。 realsound.jp いつものように、記事提供でヤフーニュースにも載っています。(内容は同一) headlines.yahoo.co.jp 以前書いた『彼…

『NARUTO』全73冊+映画2本+傑作『BORUTO』を完走したので1万字かけて感想を語り尽くすってばよ

「螺旋丸!」「千鳥!」ドカーン「俺は兄貴とは違うやり方で色々目指す(ドヤァ」。これが私の中の『NARUTO』の記憶だった。 学生時代に友人から借りて読んだ第一部の記憶はかなり薄れていたが、ジャンプは毎週読み続けていたので、15年の連載を経て完結した…

僕の青春は2003年版アニメ『鋼の錬金術師』に持って行かれた

その手の病をまだまだ患っていた当時の私は、『鋼の錬金術師』に熱中しすぎた結果、ホムンクルスを真似てウロボロスの紋章をサインペンで手の甲に書き、あろうことかそのまま学校に行ったりしていた。もし過去に戻れるのなら、ひと思いに殺してしまいたい。 …

「リアルサウンド映画部」に『彼方のアストラ』の記事を寄稿しました

お仕事の報告です。 いつもお世話になっているリアルサウンド映画部ですが、今回は『彼方のアストラ』について記事を書きました。 realsound.jp このブログでちゃんと書いたことは無かったかもしれませんが、同作は原作連載中からとにかく大好きでして。 怒…

生まれて初めて買ったCDはglobeの『genesis of next』だった

私が生まれて初めて自分で買ったCDは、globeでした。いやぁ、懐かしい。 タイトルは『genesis of next』。平成リメイク版のアニメ『サイボーグ009』のEDテーマで、同CDにはOPテーマの『What's the justice?』も収録されていました。幼心に、「なんで表題がED…

『トイ・ストーリー4』というシリーズ最大の闇を受け入れるにあたって

『トイ・ストーリー4』が公開され、一週間と少しが経過した。 鑑賞した際には、頭の中に渦巻く様々な感情とどう向き合うべきか悩みつつ、以下のような感想記事を書いた。怒りながらむせび泣く、新手の感情。作品のメッセージを理解したい自分と、テーマに納…

感想『トイ・ストーリー4』 アンディ世代のアラサー、怒りながらむせび泣く

まさかこの歳になって、新しい感情を知ることになるとは思わなかった。 小学校低学年の頃に公開された『トイ・ストーリー』。続く『トイ・ストーリー2』。そして、ウッディたちの持ち主であるアンディが大学進学を機に実家を去る、そんな『トイ・ストーリー3…

感想『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』 アンパンマンはなぜ他者に顔を与えるのか。そのヒーロー観こそが次世代を創る

定期的に映画館に通う生活を送るようになって、どれほどが経つだろうか。その間に結婚し、子供が生まれ、ついに娘が映画館デビューを飾ることができた。「親子で映画館」という、以前より抱いていた小さな夢が叶った瞬間である。 というのも、アンパンマンの…

感想『きみと、波にのれたら』 J-POPこそが、景色や匂いを伴って半生を彩る。美しい空気と呪詛を同時に放つ快作

湯浅政明監督の長編作品をちゃんと鑑賞したのは、恥ずかしながらこれが初めてであった。 きっかけは、平日毎日聴いているラジオ番組『アフター6ジャンクション』で放送された、同監督をゲストに迎えての特集コーナー。映画館に行く度に予告映像は観ていたの…

「リアルサウンド映画部」にアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』の記事を寄稿しました

お仕事の報告です。 「リアルサウンド映画部」さんに、今回はジョジョについて寄稿しました。絶賛放送中のアニメ『黄金の風』をテーマに、原作における第5部の立ち位置や魅力、アニメスタッフの技巧が注がれたクオリティの高さなどを、私なりに並べてみまし…

「ポケモンは動物虐待では?」という指摘に思うこと

いつも楽しく聴いているラジオ番組『アフター6ジャンクション』。5月31日(金)の放送回、お馴染みの映画評論コーナー「ムービーウォッチメン」で宇多丸さんが扱ったのが、実写ポケモンこと『名探偵ピカチュウ』。 これまであまりポケモンに触れてこなかった…

なぜジョジョのアニメを観るとこんなにも心が洗われるのだろう

アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』が、とにかく毎週楽しみである。もちろん、数多のファンと同様に私も、原作はセリフを覚えるほどに読み込んでいる。このスタンドにはどうやって勝つのか、誰がどこで命を落とすのか、次はどんなスタンド使いが攻めて…

感想『劇場版 名探偵コナン 紺青の拳』 精神面で勝利できない京極さんへの遺憾の意

今年もやってきました、劇場版コナンの季節。ここ数年は毎年映画館で新作を鑑賞しているが、今年も満員御礼。老若男女、まあ見事に入っている。流石である。そしてどうやら、シリーズ最高の滑り出しを見せているようで、新元号・令和に向けて快挙が期待され…

『トイ・ストーリー4』でウッディがレリゴーしてしまう可能性が怖い

『トイ・ストーリー4』の制作決定が報じられてから、実はずっと不安でして。 というのも、やはり前作である『3』があまりにも傑作だったこともあり、その「有終の美」が「有終」じゃなくなる不安があったんですね。しかし、とは言いつつも、ウッディやバズに…

待望のディズニー動画配信サービス「Disney DELUXE」が遂に発表されてしまった(各種情報のまとめ、感想など)

いやぁ、ついに発表されましたね、「Disney DELUXE」。 「ディズニーが自社保有のコンテンツ(ディズニー・ピクサー・スターウォーズ・マーベル)を網羅した定額動画配信サービスを展開する」という話は2017年頃からあって、2018年11月にその名称が「Disney+…