ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時思ったこととか。

漫画

感想『風都探偵』3巻 閉ざされた洋館で起こる連続殺人事件は、王道ミステリと仮面ライダーの見事な融合に至る

待望の『風都探偵』3巻の感想を簡単に。 1,2巻にも増して「漫画ならでは」を推し進めた内容で大満足。 前回の感想記事でも書いたのだけど、『風都探偵』という作品は存在そのものが極上の奇跡みたいな代物。 また『仮面ライダーダブル』が、あの頃と同じクオ…

漫画『AUTOMATON(オートマトン)』1巻感想。洗練された線と映画的演出で描かれるロボット×ヒーロー物語

書店で表紙を見て「おっ!?」となって購入。久々のジャケ買いである。 倉薗紀彦氏の漫画を読むのは初めてだけど、非常に洗練された絵を描く人だな、という印象。 引きの絵と寄りの絵の使い分けが上手く、明暗がはっきりした線の使い方も好み。映画的な演出…

私が実際にやった『名探偵コナン』復習ルート。『File.黒ずくめの組織とFBI』シリーズがおすすめ

安室透人気を様々なメディアが取り上げる昨今。『名探偵コナン』は相変わらずの大人気である。 www.jigowatt121.com 実は私は『コナン』をそれほどしっかり読んで(観て)いなかったので、昨年秋頃から、この『ゼロの執行人』に向けて復習を行っていた。 と…

「ネットにあるタダの漫画や音楽は違法!無料は悪!作者に対価を払わなきゃ作品が消えるよ!」という主張で、本当に良いのだろうか?

はてブで以下のTogetterまとめが話題になっていた。 togetter.com 子供「漫画や音楽ってネットならタダなのに、お店で売ってるのはお金払うのって、なんか変」私「いやいや、材料費とかあるし」子供「高すぎない?」私「いやいや、作ってる人の給料とかある…

17年経っても捨てられない、小学六年生付録『日本漫画名作館』の思い出

「いつまで経っても捨てられない付録」ってありませんか? 私の場合は、2001年の『小学六年生』(小学館)の付録、『日本漫画名作館』シリーズ。毎月一冊、編集部が選んだ名作漫画が別冊で付いてくるという豪華な付録で、そのジャンルも様々。これで初めて触…

複数のジャンルを強欲に取り込む『進撃の巨人』の魅力。いつも「最新巻が一番面白い」からすごい

『進撃の巨人』は単行本で読んでいるが、毎度のように驚くのが、常に「最新巻がこれまでで一番面白いのでは?」と感じられるところだ。20巻を超えて今なお続く作品にこの感覚を抱けるほど、幸せなことはない。 この論法でいくと、おそらく別マガ読者はこれを…

感想『風都探偵』単行本1&2巻。ページをめくる度に実感できる、再び『W』を楽しめる喜び

2018年3月、ついに漫画『風都探偵』の単行本(1,2巻)が発売された。 オリジナルスタッフによる正統続編という夢のような一報から、あれよあれよという間に連載が始まり、オリジナルWキャストが表紙を飾ったスピリッツに狂喜乱舞し、気付いたら単行本まで辿…

久々に読んだジョジョ6部序盤がびっくりするほど面白かった

ジョジョの歴史を一旦収束させてしまったことで知られる6部「ストーンオーシャン」。 改めて振り返ると6部は全17巻で、連載中の8部「ジョジョリオン」も本稿執筆時点で最新刊は17巻。8部、こう考えると長く続いてるなあ。 何の気なしに「久々に6部を読もう」…

『剥き出しの白鳥』1巻感想。鳩胸つるんが描く「木曜日のやべーやつ」

「ジャンプ+」で連載中の漫画、『剥き出しの白鳥』。ついに待望の単行本が発売されてしまった。 本作は、「キラキラのイケメンがゴリゴリの露出狂」という出落ち覚悟の一発ネタをあの手この手で魅せていくギャグ漫画。「ジャンプ+」のコメント欄では、毎週…

漫画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Galaxy Rush』のざっくりとした感想

マーベル完全監修&マガジン・マーベル・マンガ賞特選受賞作品の連載化ということで、前々から気になっていた作品。ふらっと寄った本屋で見かけて、巻数表示も無かったので(全1巻)、物は試しとすぐに購入。作者は内田康平氏。 「ロナンを倒した後~」とい…

【最終回感想】『アカギ』が27年かけて辿り着いた物語のオチについて

連載開始から27年、やっと『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』が終わった。 私が同作を知ったのは大学生の頃だったので、27年のうちの約10年間を連載で追っていた計算になる。言うまでもなく、その間はずっと鷲巣麻雀をやっていた。長い、長い、本当に長い一…

ミステリー愛好家が実行した死体の完全なる処分方法とは? 『マイホームヒーロー』感想

独身時代は割と頻繁に漫画の「ジャケ買い」をしていたのだけど、結婚してからはお小遣い生活になったので、中々ギャンブル行為に踏み出すことが出来なくなってしまった。継続して行う新たな作品の発掘は、金に余裕のあるブルジョワの遊び・・・。 おかげで、…

ミュウツーが表紙だなんてズルすぎる!『コロコロアニキ 2018冬号』感想

こんな表紙買ってしまうだろ!!! コロコロアニキ 2018冬号 2018年 01 月号 [雑誌]: コロコロコミック 増刊 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/12/15 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る 表紙に堂々と「小学生お断り!」と書かれている…

雪村時音という究極理想形のお姉さんキャラ

最近改めて全巻持っている『結界師』を読み返しているんですが、やっぱり、雪村時音というキャラクター、私の好みにおける究極理想形の「お姉さんキャラ」だと思うんですよね。 いや何というか最高ですよね、時音。 まず入口として属性的なところから挙げて…

オリジナル漫画『毒帝』(読切25P)

何故か急にアイデアが浮かんだので書きました。製作時間3時間。 画がクソヘタすぎるので脳内補完をフルに発動してください。 タイトルは、『毒帝』(どくてい)です。 読んでいただきありがとうございました。 ジャンプにスカウトされた時は続きを書きます…

週刊スピリッツ44号の菅田将暉によるフィリップ復活が仮面ライダーファンにとっていかに衝撃的で感動的か、という話

2009年の秋、ニチアサでは「平成ライダー10周年、秋の陣!」というコピーが使われていた。 集大成かつお祭り騒ぎである『ディケイド』、そしてその劇場版である『対大ショッカー』を経て、秋に放送が開始される「仕切り直し一発目」としての『仮面ライ…

もうみんな絶対読んでると思うけど『Dr.STONE』って漫画がめちゃくちゃ面白いよね、という話

またもやすでにタイトルで完結している記事を書いてしまった・・・。 本当にそのままなんですけど、週刊少年ジャンプで連載中の『Dr.STONE』、とっても面白いですよね。 なんというか、久々に「ぐああ!こんな漫画もあるのか!!」というショックを伴うタイ…

本屋が好きなのに本屋に足が遠のいてしまう田舎民の辛さについて

Twitterでもはてなでも話題になっていたこの記事を読んだ。 www.asahi.com 要は、もう何年も前から言われている「本屋が減った」の話題。 ネットでも多くの人が「嘆かわしいことだ」といった反応を示すが、ここ数年はそれと同じくらい「Amazonが便利すぎて・…

誰が『誰が賢者を殺したか?』を殺したか?

『誰が賢者を殺したか?』という漫画が、本日最終回を迎えた。 約2年前にこの漫画を初めて読んだ時に受けた衝撃は、今もしっかりと覚えている。 好奇心を掻き立てるタイトル、話の全容が見えないまま進む第1話、最後にカチっと音がするくらいに歯車がはま…

「ジョジョっぽさ」の壁に挑む一冊。『岸辺露伴は動かない 短編小説集(1)』感想

もちろんのように『ジョジョの奇妙な冒険』は大好きなので、付録目当てで買ってきました、ウルトラジャンプ。 『岸辺露伴は動かない 短編小説集(1)』。 わざわざ(1)ってことは、やはり(2)の企画が進行中? 普通にウルトラジャンプの次刊予告に(2…

ぜひ菅田将暉主演で実写化して欲しい漫画『キッド アイ ラック!』の素晴らしさといったら

「ヤンキーが心機一転なにかに打ち込む」という作品は『SLAM DUNK』をはじめ沢山存在するが、そのひとつでありながら私が愛してやまない作品に、『キッド アイ ラック!』がある。 あらすじは特に複雑でもないので、Amazonの紹介文を引用。 笑われることが大…

思い切って『HUNTER×HUNTER』全巻セットを買ったらAmazonの対応に感動した話

以前から「いつか読もう、いつか買おう」と呪文のように脳内で唱え続けてきた『HUNTER×HUNTER』を、つい先日、思い切って全巻セットで購入しました。 といっても天空闘技場あたりまでは何度か読んだ記憶があって、オークション編の中盤から記憶が怪しくて、…