ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時思ったこととか。

映画

感想『GODZILLA 決戦機動増殖都市』 ゴジラ対メカゴジラの斬新なアプローチは、「怪獣」の再解釈に至るか

公開日より1日遅れで鑑賞。『怪獣惑星』の続編、「アニゴジ2」こと『GODZILLA 決戦機動増殖都市』。 この日は諸々の都合で『劇場版アマゾンズ』→『アニゴジ2』→『ランペイジ』という3本立てを敢行したので、特撮成分をこれでもかと摂取できた休日でした。 TH…

感想『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』 遂に決着する悠と仁、ふたりが背負った罪と犯した禁忌とは。誰だって殺してる、何かを殺してる。

シーズン1から足かけ3年。 ついに映画化を成し遂げたアマゾンズ完結編『最後ノ審判』を、初日初回で鑑賞。客層はアラサーの私と年齢が近そうな人が多かったが、中には小学生の姿もあり、過度の緊張感を味わいつつの鑑賞となった。 www.amazons.jp 何よりも驚…

約100分で観られるおすすめの「短い映画」15本

私は短い映画が好きだ。 別に長い映画が嫌いという訳ではないが、短い方が集中力を高く保ったまま鑑賞できるし、短い所用時間で多い本数を鑑賞することもできる。「短い」ことにより説明不足に陥っている映画もあれば、「短い」からこそスマートに成立してい…

なぜ同じ映画を何度も映画館で観るのか。私の答えは「それが映画を最大値で楽しめる方法だから」

TwitterのTLで以下のようなやり取りが流れてきた。なぜ同じ映画を何度も映画館で観るのか、という話題。 いつの間にか同じ映画を何度も映画館に見に行くという視聴体系が定着しつつあるが、3回見に行けばBD買えるし、15万もあればかなり充実したホームシアタ…

『レディ・プレイヤー1』サントラ13曲目を聴けばいつでもガンダムとメカゴジラが脳内で暴れてくれる

『レディ・プレイヤー1』、良い映画でした。 物語やそのテーマ自体は王道、映像表現はさすがのスピルバーグとしか言いようのないものばかりで、時代性のあるVRゲーム設定に、世界中のオタクの半生を救済するかのようなポップカルチャーの大行進。2018年春は…

忙しい人のための『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』本数別「予習・復習作品リスト」の提案

『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』、とにかく凄まじい映画で、単純に物量が多かった。 MCUシリーズ過去18作品の集大成な訳で、出てくるキャラクターも設定も要素もまるで大洪水。でも、その洪水がしっかり整備されたルートを流れていくのが快感。…

感想『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』MCUが繰り出すエンターテインメントの新たな形と、その反証としてのサノス

アイアンマン [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 発売日: 2015/08/28 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (2件) を見る MCUシリーズ1作目の『アイアンマン』を劇場で観てから、早くも10年。 …

感想『名探偵コナン ゼロの執行人』。安室透人気を質に入れた暴挙ともいえる構成に拍手!

今でもよく覚えている。昨年のコナン映画のエンドロール後に、翌年の特報が流れた瞬間のことを。 古谷徹の声で「ゼロ・・・」と発せられた瞬間に、シアター内の女性ファンから「キャッ!」と歓声が上がったのだ。 安室透(降谷零)のキャラ人気はかねてから…

『パシフィック・リム:アップライジング』の正直な感想。薄まった作家性と持ち込まれた次世代の色。このジレンマを愛せるか?

ゴジラやウルトラマン等の巨大特撮コンテンツの、コンスタントな新作リリースが難しい状況にあった2013年。 その界隈に驚くほどの熱を叩き込んだのは、ギレルモ・デルトロ監督が建造した黒船こと『パシフィック・リム』だった。 パシフィック・リム [Blu-ray…

なぜ海底人はテキオー灯を持っていたのか? 『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』

ドラえもん映画4作目にあたる、『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』。 ムーとアトランティスの冷戦を模した設定や、のび太たちのひと夏の大冒険など、色々と楽しい作品である。何度観ても、バギーが特攻するシーンにはグッとくる。 映画ドラえもん のび太…

やっと観た『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、面白ぇぇぇぇ!!!

「いつか観よう」「いつか観よう」と念仏のように唱え続ける未見作品リストの中でもそこそこ古株だった『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』を観た。 率直に、とても面白かった。ストーリーの適度な込み入り具合とキャラクターで魅せるバランス、何よりアニメ…

2018年春(4,5月)公開映画のラインナップが大渋滞でやばいことになっている

趣味が映画館通いだと、年2回くらい(体感調べ)で「うっ!なんというラインナップだ!追いつかない!」というラッシュ時期と直面する。 ということで、2018年春、大作大渋滞な怒涛のラッシュが来ます。本当に全部観られるのだろうか・・・。 未見のクセにお…

感想『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』。前作の魅力を堅実にアップデートした最強の続編

『パシフィック・リム:アップライジング』『アベンジャーズ インフィニティー・ウォー』を控えながら『レディ・プレイヤー 1』『劇場版名探偵コナン』等々も待ち受ける2018年の春映画。 怒涛のラインナップで時間のやりくりが大変なのは自明の理。よって、…

1分あたり2億2千万の製作費が費やされた映画は面白いのか

先に結論を書いてしまうと、お金をかけたからといって、必ずしも面白い映画が出来上がる訳ではない。これはもう、くどくど説明しなくても誰でも分かっていることだろう。 『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の製作費は、日本円で約375億1,00…

ワカンダに愛着を覚えた時、もうこの映画に惚れている。映画『ブラックパンサー』感想

率直に、とっても面白かったです。 映画界の生ける神話ことMCUの最新作として、そして、この貧困問題とテロが交錯する現代に発表されたエンタメ作品として、とても精度の高い作品だったなあ、と。 marvel.disney.co.jp なによりワカンダという国の描写ですよ…

なんでこれが定価2,484円なの? 価格破壊なの? ROBOT魂『ジプシー・アベンジャー』がすごすぎる

Amazonから届いて、実際に開封して、「じわり」とびっくらこいた。 こんなの価格破壊だろ・・・ どうしたんだよバンダイ・・・。 さかのぼること2013年、1作目『パシフィック・リム』公開時。 国内メーカーはこの作品の立体化にはほとんど参入しておらず、ア…

なぜ『セッション』のラスト9分19秒は素晴らしいのか?

※本稿は引っ越し前のブログに掲載した内容に加筆修正を加えたものです。(初稿:2015/4/15) 映画『セッション』(原題:Whiplash)、本当に素晴らしい映画だった。 興奮したし、泣いた。アカデミー賞の助演男優賞・編集賞・録音賞を受賞しているにも関わら…

まさかのひとり応援上映だった『キングスマン:ゴールデン・サークル』の感想

何に驚いたかというと、この『キングスマン:ゴールデン・サークル』を観に行った映画館で、観客が私ひとりだったということだ。 正月明け早々に公開された本作だが、仕事が忙しくて中々観に行くことができなかった。やっとこさ暇が出来たのが2月に入ってか…

【関連商品まとめ】『パシフィック・リム アップライジング』フィギュア・プラモ・ソフビ・本・音楽など 発売情報一覧

前作『パシフィック・リム』公開前に「これは絶対面白いやつだ!」と半ば先走ってアメトイショップでNECAのフィギュアを予約したことを今でも鮮明に覚えている。 公開したら案の定(?)、カルト人気ゆえか関連商品は軒並み品切れ。フィギュアが高騰し、ビジ…

【動画配信サイト横断検索サービス】徹底比較。映画やドラマを漏れなく検索できるサービスは存在するのか、実際に試してみた。

動画配信サービスが急速にライフスタイルに根付いていく一方で、それをスムーズかつ確実に横断検索できるサービスは無いのだろうか、という思いが募る。 つまりは、「①作品名を入力すると」「②複数の動画配信サービスの中で」「③現在定額配信中のものが一覧…

漫画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Galaxy Rush』のざっくりとした感想

マーベル完全監修&マガジン・マーベル・マンガ賞特選受賞作品の連載化ということで、前々から気になっていた作品。ふらっと寄った本屋で見かけて、巻数表示も無かったので(全1巻)、物は試しとすぐに購入。作者は内田康平氏。 「ロナンを倒した後~」とい…

認識の死角を突く。人はなぜ嘘をつく。映画『祈りの幕が下りる時』感想

ドラマ『新参者』の放送は2010年ということで、足掛け8年のシリーズだったことになる。割とコンスタントに新作が作られていたので、ある程度の人気や固定ファンを獲得していたのかな。 私もドラマシリーズから入ったクチで、スペシャルドラマ『赤い指』『眠…

シネマサンシャイン公式アプリを実際に使ってみた感想。発券不要のスムーズさと不満点。

たまに行く映画館「シネマサンシャイン」がチケット購入の公式アプリをリリースしたとのことで、実際に使ってみた感想など。 www.cinemasunshine.co.jp シネマサンシャイン公式アプリ Sasaki Kogyo エンターテインメント 無料 play.google.com 初起動時には…

感想『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』迷える一作ながら、天空寺タケルというキャラクターの総決算として的確

平成ライダー恒例の夏の劇場版は、平成二期から番組終盤時期に公開されるスケジュールとなった。そのため、毎年「テレビシリーズで約1年やってきたことの総決算」という性格が付加され、テレビ本編での要素の詰め合わせ、メッセージやテーマがコンパクトに…

日本未公開映画『メガマインド』がびっくりするほど傑作だった

やはりTwitterはありがたい。趣味嗜好が近い方をフォローしているので、TLでオススメされていた作品は自分にもヒットする確率が高い。 この『メガマインド』という映画は、日本未公開&ディスク発売未定というダブルパンチな作品だが、この度こうしてSNS経由…

楽しめなかった映画『パディントン』に関する覚え書き

続編が公開されるタイミングで、未見だった『パディントン』を鑑賞。言わずと知れた人気キャラクターの実写映画化ということで、それなりに期待して観たのだけど、こんなにも自分に合わないとは思わなかった・・・。 「パディントン可愛い〜 ほっこりする〜…

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』冒頭数分のあまりの手際の良さについて

改めて振り返ると、やっぱり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の冒頭数分ってとてつもなく手際が良いですよね。「導入部分のなんたるか」がこれでもかと詰まってる。 まず時計がいくつもいくつもチクタクチクタクするシーンから始まり(タイトルに針の音を…

【朗報】ベイダー卿の小腸はご無事!『スター・ウォーズ空想科学読本』感想

講談社から講談社KK文庫として出版されている『スター・ウォーズ空想科学読本』を読了。 「空想科学読本」は言うまでもなく柳田理科雄氏による長寿シリーズで、アニメや特撮のあれこれに科学でもって真正面からツッコミを入れていくスタイルが売りな訳だが、…

実写映画『帝一の國』のあまりにも痛快すぎるラストシーンについて

下の「2017年映画まとめ記事」を書いた際に『帝一の國』のラストシーンに触れたのですが、そのおかげで無性に『帝一の國』が今一度観たくなり、レンタルしたBlu-rayを二度鑑賞したのが昨日のことでした。 jigowatt.hatenablog.com いやあ、本当に・・・ 『帝…

結騎了の映画ランキング2017(全50作品鑑賞リスト&新作映画ベスト10)

今年もこの時期がやってまいりました! 「今年映画館で鑑賞した新作映画」の中から、独断と偏見で選ぶマイベスト10。毎年のことですが、このランキングは作品のクオリティを何ら保証するものではなく、ただ単に「私自身がどれだけ好きか・感動したか・心を揺…