邦画
昨日に引き続き、リハビリがてらとにかく書いていきます。今日は、最近観たエンタメ(映画&漫画)の感想をざっくりと。また本腰入れて別記事でレビューをアップしたい作品も混じっていますが、それらは取り急ぎの初報ということで。 全てにおいて根幹のネタ…
『シン・ゴジラ』から7年である。 加齢に従い「もう7年?」と驚きつつ、ゴジラというコンテンツにおいては「まだ7年?」というリアクションが発生する。このたった7年間で、ゴジラに対するスタンスや気構えのようなものは、随分と変化した印象を受けるからだ…
平成ライダー世代である。 幼心に『BLACK RX』に思い出がありつつも、しっかり腰を入れて鑑賞したのは『クウガ』が初めて。それ以降、日曜に仮面ライダーを観る生活を送って二十年以上が経った。昭和ライダーにしっかり触れたのは、無限の時間を持て余してい…
映画『シン・ウルトラマン』の広報まわり、とても興味深い。 俗な表現でいくと「公式がネタバレをどんどん投下してくる」パターン。これは色んな意味でイマドキだなと、公開から約2ヶ月、楽しんで見ていた。(公式が正式に情報を出してるのでネタバレもへっ…
『ウルトラマン』はどんな作品か。日本の特撮文化、ならびにエンターテイメント史に如何なる影響を与えたのか。 それは、今更私なぞが語る必要もないだろう。偉大なる銀色の巨人の物語を、それらを幼少期に脊髄にまで叩き込んだであろうスタッフの面々が、こ…
続編、それも本編終了から時が経った続編ほど、「それを制作する意義」に真摯に向き合って欲しいと、そう願うばかりである。 どうして世の続編は制作されるのか。商業作品である以上、「売れる見込みがあるから」という予実管理があるのは当然として、私の願…
俺A「うわぁぁァァァァーーーー!!!!」 俺B「うわぁぁァァァァーーーー!!!!」 俺C「うわぁぁァァァァーーーー!!!!」 仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル [Blu-ray] 渡部秀 Amazon www.youtube.com 俺A「ちょっと待って一旦落ち着こう。落…
「やるのか!?」という驚きが、初報へのリアクションだった。「やったー!」や「うわあああ!」もあったが、何よりもまず、「やるのか!?」と。適度な緊張感と、ほんのりこわばる体。それ程までに、『海賊戦隊ゴーカイジャー』はやはり特別な作品なのだ。 …
娘の成長と共に『アンパンマン』映画館デビューを果たしたのが、2019年7月のこと。そこから更に2年、この2021年に『プリキュア』映画館デビューを無事に完遂。鑑賞前夜から遠足以上の盛り上がりを見せた娘は、当日早朝、誰よりも早起きして着替えを済ませて…
何かと、良い意味でも悪い意味でも盛り上がる「実写化」。主に漫画やアニメからの実写映像化を指すが、2021年1月にこれを語るのならば、まずは2020年末に放送されSNS等で話題沸騰となったNHK制作『岸辺露伴は動かない』に触れねばならないだろう。 ・引用 ht…
つい、気づけば2ヶ月半ぶりのブログ更新となってしまった・・・。引き続き猛威を奮う新型コロナに仕事の現場で振り回されつつ、別名義で始めた創作活動が思いの外の結果を出し、これまた「つい」そちらに時間をかけてしまったりと、色々な背景があるのだけど…
TVシリーズから大好きだった『コンフィデンスマンJP』シリーズ。いつの間にか「シリーズ」と呼ぶことに全く違和感が無くなったが、毎回安定の面白さである。昨年の劇場版『ロマンス編』も秀作だったが、個人的には同時期にTVで放映されたスペシャルドラマ版…
こんな未曾有のコロナ禍において、場末のブロガーにできることなんて、そうそう無い訳である。 とはいえ、一応ここは「映画ブログ」の仮面を被っていて、はてなブログからもお題「#おうち時間」が奨励されているタイミングなので、シンプルに「この映画がオ…
お仕事の報告です。 いつもお世話になっているリアルサウンド映画部に、今週末に公開されるシリーズ劇場最新作『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の作品評を寄稿しました。 realsound.jp 当ブログでも何度か触れてきたと思うのですが、私は完っっ…
まず前提を述べておくと、私は実写映画版『カイジ』シリーズが大好きである。 原作の持ち味をそのまま活かすなら、立木文彦による濃厚なナレーションが印象的なアニメ版が絶対的な正解だろう。しかし、流石に実写でそれをやるとくどいという判断か、「濃厚さ…
年の瀬恒例、一年間の映画の振り返り。今年はマイホーム計画に奔走したこともあり、近年でも最低クラスの鑑賞本数になってしまった。うーん、まあ、こればっかりはしょうがない。休日はそのほとんどをメーカーや工務店と打ち合わせをしていた気がする。 とは…
お仕事の報告です。 まず、いつもお世話になっておるリアルサウンド映画部さん。今回は、映画『屍人荘の殺人』について書きました。当ブログでも追って感想記事をアップする予定ですが、今回の寄稿分は、同作のメインキャストに焦点を当てる構成にしています…
公開日に劇場に駆けつけることができた、『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』。 副題を除けば、タイトルがシンプルに『仮面ライダー』となっており、妙に感慨深い。「令和の仮面ライダー映画」といえば、既に夏に前例があるにも関わらず…
この歳になって思うのは、感覚が「狭く」なることが本当に怖い、ということだ。 若い頃、正確には大学生時代が全盛期だったが、あらゆる「気になるもの」に雑多に手を出していた。本屋に出向いては知らない漫画をジャケ買いし、レンタルCD屋で特集されている…
やっと、読むことができた。 ミステリ界隈ではすでに大きく話題となっていた『屍人荘の殺人』。「売れてるなァ、読みたいなァ、読まないとなァ」と思いつつ後回しにしていた本作を、実写映画版の公開直前となるこのタイミングで読了。なるほど、いやぁ~~、…
2010年から2019年までの10年間。私にとっては、人生で最も激動の10年間であった。 就職、結婚、転職。子供も生まれ、住む土地も何度か変わった。来年にはマイホームが建つ。それ以前からこうしてブログなどでネットにテキストを残していたが、今では大変あり…
音楽映画を観る度に、「音楽に携わる経験があって良かったなあ」と強く実感する。 といっても、何もプロを目指したとかそういうレベルではない。吹奏楽やオーケストラでそこそこ演奏していた程度である。最近ではその繋がりでコンサートのステージマネージャ…
Twitterのタイムラインですこぶる評判が良かった『アルキメデスの大戦』。公開からはしばらく経っていたが、ちょうど出先で時間が合ったので、鑑賞することができた。 事前に予告映像をチェックしてから臨んだが、何より、ストーリーが抜群に面白い。「数学…
嬉しいことに、公開日朝一番で鑑賞することができた。『仮面ライダージオウ』の劇場版、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』。ジオウの真の最終回として大々的に煽る宣伝が打たれているが、果たしてそれはどんな意味を持っているのか。たまらず、公…
定期的に映画館に通う生活を送るようになって、どれほどが経つだろうか。その間に結婚し、子供が生まれ、ついに娘が映画館デビューを飾ることができた。「親子で映画館」という、以前より抱いていた小さな夢が叶った瞬間である。 というのも、アンパンマンの…
お仕事の報告です。 7月8日に洋泉社より発売される『別冊映画秘宝 平成大特撮 1989-2019』にて、執筆陣の末席を汚しております。タイトル通り、「平成という時代に放送・公開された特撮作品」をシリーズや制作会社を問わず網羅する、ある種の決定版&資料性…
湯浅政明監督の長編作品をちゃんと鑑賞したのは、恥ずかしながらこれが初めてであった。 きっかけは、平日毎日聴いているラジオ番組『アフター6ジャンクション』で放送された、同監督をゲストに迎えての特集コーナー。映画館に行く度に予告映像は観ていたの…
今年もやってきました、劇場版コナンの季節。ここ数年は毎年映画館で新作を鑑賞しているが、今年も満員御礼。老若男女、まあ見事に入っている。流石である。そしてどうやら、シリーズ最高の滑り出しを見せているようで、新元号・令和に向けて快挙が期待され…
池井戸潤原作の映像化、本当に止まりませんね。すごい勢い。 ドラマで挙げると、私は『陸王』にめちゃくちゃハマりまして、毎週夫婦でテレビの前に正座する勢いで観ていました。映画だと、昨年公開の『空飛ぶタイヤ』は映画館で観ましたね。これも主演の長瀬…
ネットに生息していると数年前から幾度となくその名を目にしていた『刀剣乱舞』。「刀が男になって戦うらしい」「元はゲームで舞台とか色々めっちゃ人気らしい」という非常にざっくりとした知識しかなかったのですが、昨年末の紅白でもかなり力の入ったパフ…