ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時思ったこととか。

映画

漫画『スモール・ソルジャーズ』の単行本をついに入手!やった!悲願達成!

やったああああ!!!!!!!ついに!!!!ついに手に入れた!!!!! 中古市場と睨めっこすること、苦節数年! ついにゲット!! 漫画版『スモール・ソルジャーズ』の単行本! 嬉しい!めちゃくちゃに嬉しいッッ!もちろん中古だけど!それでも!!それ…

感想『アントマン&ワスプ』 ミニマムスケールで描く「ユニバースの箸休め役」は続編でも健在

数えてみたら、この『アントマン&ワスプ』でMCUは通算20作目に到達(映画作品のみカウント)。思えば遠くへきたもんだ・・・。 直前の『インフィニティ・ウォー』がクロスオーバーを主軸に据えたドッカンドッカンのお祭り映画だったのに対し、『アントマン&…

感想『インクレディブル・ファミリー』 ギミックの数でカバーしきれない構造的な惜しさ

前作『Mr.インクレディブル』が2004年ということで、時が経つのは本当に早い。マイケル・ジアッキーノによるメインテーマはあまりにも有名で、あのジャジーな変拍子は学生吹奏楽界の新たな定番になったほど。14年ぶりの続編でも同氏による音楽が堪能できたの…

感想『銀魂2 掟は破るためにこそある』 伊東鴨太郎の描き方はこれで良かったのだろうか

『銀魂』は割と珍しい土壌を持った作品で、それは漫画やアニメが何年もかけて築いてきたものである。 いわゆる「実写映画化」した時のネックである、予算規模や美術面からくるSF絵面のしょっぱさや不自然さについて、『銀魂』という作品には自らネタにできる…

感想『ミッション:インポッシブル / フォールアウト』 イーサンのキャラクター造形で過去作を総括するシリーズ最高傑作

率直にシリーズ最高傑作と言って良いのかもしれない。 それは、もはや笑うしかない怒涛の生身アクションもそうなんだけど、シリーズ初の監督続投作として、どこか過去5作をまとめ上げる気概を感じるからだ。 作品のテーマだけでなく、主にイーサンのキャラク…

感想『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』 圭一郎と魁利の屈折コンビがもたらす高い満足度

通称「ルパパト」は早くも半年の放送を重ねたわけだけど、正直、そのクオリティの高さに毎週驚いている。「こんなに面白いものが観れて良いのか!?」という感動を味わいながらTVの前で待機できほど、幸せなことはないですね。 私のルパパト本編に関する感想…

感想『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』 戦兎の今と巧の過去が交差する「桐生戦兎の物語」

今年もライダー&戦隊夏映画の時期がやってまいりました。アギトとガオレンジャーの頃から映画館で観ているので、この恒例行事も約20年。うーん、歳を取った・・・。 劇場版 仮面ライダービルド Be The One オリジナルサウンドトラック アーティスト: Variou…

私が「オススメの映画教えて」と問われたら薦めている映画10本

「趣味とかは? 休みの日は何してるんですか?」 「映画館に映画観に行ったりですね」 「へぇ、映画よく観るんですね。オススメの映画教えてくださいよ」 映画鑑賞を趣味にしていると、上記のような会話イベントが定期的に発生する。 こういう時に、変にマニ…

感想『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』 崩壊したのは誰の王国か。シリーズ5作目として正道アプローチで組まれた娯楽作

『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』を語るにおいて、まずその邦題に言及せねばならない。 原題は『Jurassic World: Fallen Kingdom』なので、単純に訳すれば「王国の崩壊」「壊滅する王国」といったところか。 しかし、邦題は『炎の王国』。本作を実際に…

感想『BLEACH』 僕は、ついてゆけるだろうか 実写映画版BLEACHのスピードに

「青春ささげた系」の作品はいくつかあるんですけど、私にとってのそのひとつが、『BLEACH』。 BLEACH 1 (ジャンプ・コミックス) 作者: 久保帯人 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2002/01/01 メディア: コミック クリック: 91回 この商品を含むブログ (146…

感想『ハン・ソロ / スター・ウォーズ・ストーリー』 スピンオフのノルマをこなし、『新たなる希望』を踏襲する。エンタメ映画として隙のない出来(+ 4DXの感想)

公開から1日遅れで鑑賞。 本国では何やら興行成績が振るわないと聞き、「あのハンのスピンオフがまさか微妙だな出来だなんてそんな・・・」と内心ヒヤヒヤしたものの、杞憂であった。 やはり何事も自分の目で確かめなければならない。 アート・オブ・ハン・…

『パシフィック・リム』冒頭の出撃シーンで泣く人と、泣かない人

TwitterのTLに以下のツイートが流れてきて、「そうそう、『好き』と『面白い』ってイコールじゃないんだよね!」となったのが今朝の話。 マンガやアニメで「面白いのに好きという感覚が湧かない」作品に出合う。逆に「面白さは足らないけど好き」な作品もあ…

感想『映画を進化させる職人たち(映画秘宝セレクション)』 日本映画におけるアクションの「今」が分かる一冊

映画秘宝セレクション『映画を進化させる職人たち ~日本アクション新時代~』を読了。 洋泉社様よりいただいた献本です。いつもありがとうございます。 そのものズバリ、タイトルどおりの内容で、「日本映画におけるアクションの今」を特集した一冊。 その…

「ネットにあるタダの漫画や音楽は違法!無料は悪!作者に対価を払わなきゃ作品が消えるよ!」という主張で、本当に良いのだろうか?

はてブで以下のTogetterまとめが話題になっていた。 togetter.com 子供「漫画や音楽ってネットならタダなのに、お店で売ってるのはお金払うのって、なんか変」私「いやいや、材料費とかあるし」子供「高すぎない?」私「いやいや、作ってる人の給料とかある…

感想『スパイダーマン ホームカミング』 なぜスパイディは愛されるのか、ホムカミはその答えで構成された逸品である

もちろん公開当時に映画館で鑑賞した作品だが、感想を書き忘れていたのと、『インフィニティ・ウォー』にあわせて買ったBlu-rayで再鑑賞できたので、改めて感想を書き残しておこうかと。 『スパイダーマン ホームカミング』は、ついにMCU入りを果たした新シ…

感想『GODZILLA 決戦機動増殖都市』 ゴジラ対メカゴジラの斬新なアプローチは、「怪獣」の再解釈に至るか

公開日より1日遅れで鑑賞。『怪獣惑星』の続編、「アニゴジ2」こと『GODZILLA 決戦機動増殖都市』。 この日は諸々の都合で『劇場版アマゾンズ』→『アニゴジ2』→『ランペイジ』という3本立てを敢行したので、特撮成分をこれでもかと摂取できた休日でした。 TH…

感想『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』 遂に決着する悠と仁、ふたりが背負った罪と犯した禁忌とは。誰だって殺してる、何かを殺してる。

シーズン1から足かけ3年。 ついに映画化を成し遂げたアマゾンズ完結編『最後ノ審判』を、初日初回で鑑賞。客層はアラサーの私と年齢が近そうな人が多かったが、中には小学生の姿もあり、過度の緊張感を味わいつつの鑑賞となった。 www.amazons.jp 何よりも驚…

約100分で観られるおすすめの「短い映画」15本

私は短い映画が好きだ。 別に長い映画が嫌いという訳ではないが、短い方が集中力を高く保ったまま鑑賞できるし、短い所用時間で多い本数を鑑賞することもできる。「短い」ことにより説明不足に陥っている映画もあれば、「短い」からこそスマートに成立してい…

なぜ同じ映画を何度も映画館で観るのか。私の答えは「それが映画を最大値で楽しめる方法だから」

TwitterのTLで以下のようなやり取りが流れてきた。なぜ同じ映画を何度も映画館で観るのか、という話題。 いつの間にか同じ映画を何度も映画館に見に行くという視聴体系が定着しつつあるが、3回見に行けばBD買えるし、15万もあればかなり充実したホームシアタ…

『レディ・プレイヤー1』サントラ13曲目を聴けばいつでもガンダムとメカゴジラが脳内で暴れてくれる

『レディ・プレイヤー1』、良い映画でした。 物語やそのテーマ自体は王道、映像表現はさすがのスピルバーグとしか言いようのないものばかりで、時代性のあるVRゲーム設定に、世界中のオタクの半生を救済するかのようなポップカルチャーの大行進。2018年春は…

忙しい人のための『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』本数別「予習・復習作品リスト」の提案

『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』、とにかく凄まじい映画で、単純に物量が多かった。 MCUシリーズ過去18作品の集大成な訳で、出てくるキャラクターも設定も要素もまるで大洪水。でも、その洪水がしっかり整備されたルートを流れていくのが快感。…

感想『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』MCUが繰り出すエンターテインメントの新たな形と、その反証としてのサノス

アイアンマン [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 発売日: 2015/08/28 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (2件) を見る MCUシリーズ1作目の『アイアンマン』を劇場で観てから、早くも10年。 …

感想『名探偵コナン ゼロの執行人』。安室透人気を質に入れた暴挙ともいえる構成に拍手!

今でもよく覚えている。昨年のコナン映画のエンドロール後に、翌年の特報が流れた瞬間のことを。 古谷徹の声で「ゼロ・・・」と発せられた瞬間に、シアター内の女性ファンから「キャッ!」と歓声が上がったのだ。 安室透(降谷零)のキャラ人気はかねてから…

『パシフィック・リム:アップライジング』の正直な感想。薄まった作家性と持ち込まれた次世代の色。このジレンマを愛せるか?

ゴジラやウルトラマン等の巨大特撮コンテンツの、コンスタントな新作リリースが難しい状況にあった2013年。 その界隈に驚くほどの熱を叩き込んだのは、ギレルモ・デルトロ監督が建造した黒船こと『パシフィック・リム』だった。 パシフィック・リム [Blu-ray…

なぜ海底人はテキオー灯を持っていたのか? 『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』

ドラえもん映画4作目にあたる、『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』。 ムーとアトランティスの冷戦を模した設定や、のび太たちのひと夏の大冒険など、色々と楽しい作品である。何度観ても、バギーが特攻するシーンにはグッとくる。 映画ドラえもん のび太…

やっと観た『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、面白ぇぇぇぇ!!!

「いつか観よう」「いつか観よう」と念仏のように唱え続ける未見作品リストの中でもそこそこ古株だった『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』を観た。 率直に、とても面白かった。ストーリーの適度な込み入り具合とキャラクターで魅せるバランス、何よりアニメ…

2018年春(4,5月)公開映画のラインナップが大渋滞でやばいことになっている

趣味が映画館通いだと、年2回くらい(体感調べ)で「うっ!なんというラインナップだ!追いつかない!」というラッシュ時期と直面する。 ということで、2018年春、大作大渋滞な怒涛のラッシュが来ます。本当に全部観られるのだろうか・・・。 未見のクセにお…

感想『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』。前作の魅力を堅実にアップデートした最強の続編

『パシフィック・リム:アップライジング』『アベンジャーズ インフィニティー・ウォー』を控えながら『レディ・プレイヤー 1』『劇場版名探偵コナン』等々も待ち受ける2018年の春映画。 怒涛のラインナップで時間のやりくりが大変なのは自明の理。よって、…

1分あたり2億2千万の製作費が費やされた映画は面白いのか

先に結論を書いてしまうと、お金をかけたからといって、必ずしも面白い映画が出来上がる訳ではない。これはもう、くどくど説明しなくても誰でも分かっていることだろう。 『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』の製作費は、日本円で約375億1,00…

ワカンダに愛着を覚えた時、もうこの映画に惚れている。映画『ブラックパンサー』感想

率直に、とっても面白かったです。 映画界の生ける神話ことMCUの最新作として、そして、この貧困問題とテロが交錯する現代に発表されたエンタメ作品として、とても精度の高い作品だったなあ、と。 marvel.disney.co.jp なによりワカンダという国の描写ですよ…