ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時思ったこととか。

感想『バンブルビー』 奇をてらわない素直さと様式美こそが、マイケル・ベイとの距離を創る

日本公開から約3週間、やっとこさ鑑賞することができた。Twitterで映画好きな方を多くフォローしていると、公開日を含めたその週末が話題のピークで、よっぽどの大ヒットでない限りは次々と新作に話題が移っていく。3週間も新作に乗り遅れると、もはや観てい…

感想『劇場版 名探偵コナン 紺青の拳』 精神面で勝利できない京極さんへの遺憾の意

今年もやってきました、劇場版コナンの季節。ここ数年は毎年映画館で新作を鑑賞しているが、今年も満員御礼。老若男女、まあ見事に入っている。流石である。そしてどうやら、シリーズ最高の滑り出しを見せているようで、新元号・令和に向けて快挙が期待され…

感想『仮面ライダージオウ』第31話「2001: めざめろ、そのアギト!」ZI-O signal EP31

『仮面ライダージオウ』第31話は、杉原監督&毛利脚本によるアギト編前編。杉原輝昭監督は、ライダー・戦隊の双方の現場で助監督をされてきた方で、戦隊の方での監督デビューを経て、今回の31話が満を持してのライダー初監督回。直近では、『快盗戦隊ルパンレ…

仲人Tさんの著書『夢を見続けておわる人(以下略)』を読んだ感想。テキストサイト芸風は書籍版でも健在

彗星のように現れ、そのハイテンションのまま話題性までもを勝ち取っていった仲人Tさん(『結婚物語。ブログ』のメイン執筆者)。はてなブックマーク界隈でも、昨今は記事が更新される度に高頻度でホットエントリーに浮上。TwitterでもリンクがよくTLに回っ…

感想『仮面ライダージオウ』第30話「2019:トリニティはじめました!」ZI-O signal EP30

『仮面ライダージオウ』第30話は、山口監督&下山脚本によるブレイド編の後編。今回からタイトルの表記が変わってますね。これまでは年号が末尾にきていたけれど、今回はそれが頭に。しかも、来週のアギト編もこのパターンのタイトルのようなので、要は「オー…

『リュウソウジャー』における実質的な「等身大戦」の撤廃について

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』、これを書いている時点で4話までの放送が終了。以前、放送開始直前に「戦隊はじめ」を勧める記事を書いたけれど、その中で、私は『リュウソウジャー』について以下のようにまとめた。 今回の『リュウソウジャー』のポイント…

感想『仮面ライダージオウ』第29話「ブレイド・ジョーカー!?2019」ZI-O signal EP29

『仮面ライダージオウ』第29話は、山口監督&下山脚本によるブレイド編の前編。いや、正確にはブレイド&ディエンド編かな? 山口監督はキカイ編ぶりの登板ですね。 しかしまあ改めて、本当にブレイド編をやるとは・・・。先にディエンドこと海東の登場を報じ…

4/1に新曲『令和』を発表したアーティストたちは何を歌ったのか

話題に一日乗り遅れましたが、発表されましたね、新元号。「令和」。今打鍵した「令和」もすでにスムーズに変換できる辺り、小さな感動を覚える。新元号発表のタイミングは職場のテレビを皆で囲んでいましたが、中々発表が始まらずヤキモキしながら、映画の…

感想『仮面ライダージオウ』第28話「オレたちのゴール2019」ZI-O signal EP28

『仮面ライダージオウ』第28話は、田崎監督&下山脚本によるアナザージオウ編の完結編。いやぁ、実にこう、胸にグッとくる回でした。一種の最終回といったところで、これまでずっと積み上げてきた「ソウゴとゲイツ」の関係性をひとつ上のステージに到達させる…

「なあなあ」を発動させる、嫌いだったオトナへの階段

来年度から、役職が変わることになった。客観的には昇進に数えられるのかもしれないが、自分としては最前線で数をこなす方が好きなので、人の管理にも踏み込む今回の拝命を素直に喜べない・・・。これまでもサブリーダー的な感じで形式上の部下はいたものの…

『トイ・ストーリー4』でウッディがレリゴーしてしまう可能性が怖い

『トイ・ストーリー4』の制作決定が報じられてから、実はずっと不安でして。 というのも、やはり前作である『3』があまりにも傑作だったこともあり、その「有終の美」が「有終」じゃなくなる不安があったんですね。しかし、とは言いつつも、ウッディやバズに…

感想『仮面ライダージオウ』第27話「すべてのはじまり2009」ZI-O signal EP27

『仮面ライダージオウ』第27話は、田崎監督&下山脚本によるアナザージオウ編通算3話目。いやぁ、またもや土曜更新、しかもこれを書いている時点で夜の10時過ぎという体たらくでして。この時期はどうにも、年度末に向けて仕事が忙しく、ジオウシグナルに限ら…

「わたしの節約」にChromebookを中心としたデジモノの買い替えについて寄稿しました

今日の更新は、お仕事の報告です。「わたしの節約」様に、デジモノに関する記事を寄稿しました。 同サイトには以前もスマートスピーカーの記事を寄稿しましたが、今回は主にノートパソコンやタブレットについて。以前よりブログやTwitterでも書いてますが、…

感想『キャプテン・マーベル』 彼女の存在こそが『エンドゲーム』の本当のテーマなのでは

運良く、公開初日に鑑賞することができた。『アベンジャーズ / エンドゲーム』の公開が控えるこのタイミングとのことで、意地悪を言うならば、『キャプテン・マーベル』は相当ズルい作品である。『インフィニティ・ウォー』の最後に例のポケベルのシーンがあ…

感想『仮面ライダージオウ』第26話「ゲイツリバイブ!2019」ZI-O signal EP26

『仮面ライダージオウ』第26話は、諸田監督&下山脚本によるアナザージオウ編の後編。などという2話前後編構成で進んできた『ジオウ』ですが、ここにきて全然「終わっていない」後編がきました。2話構成を本格的に崩してきた感じですね。来週までのを含めて3…

感想『劇場版ウルトラマンR/B(ルーブ) セレクト!絆のクリスタル』 私が長年観たかった「特撮」がそこにあった

公開から一週遅れで、『劇場版ルーブ』、鑑賞してきました。本編の前半までの感想については、以前『特撮秘宝』に作品紹介として寄稿させていただいたので、そちらをご参照いただくとして。後半とクライマックスに関してはブログに書くタイミングを逃してし…

年に一度のチャンス、「戦隊はじめ」しませんか? 『騎士竜戦隊リュウソウジャー』への期待

当ブログを読んでくださっている方の多くは、特撮作品に馴染みがある方だと思いますが、言うまでもなくそうでない方もいらっしゃいますので、こういう記事を書いています。タイトル通り、今このタイミングが、年に一度の「戦隊はじめ」チャンスです。 シリー…

それでも私は旅先でTSUTAYAに寄りたい

TSUTAYAの閉店ペースがエグい、という話を読んだ。 wasteofpops.hatenablog.com 加えて、上の記事に言及されつつ動画配信事情のイマについて書かれているこちらも拝読しました。 fujipon.hatenablog.com ここ数年、一気に「動画配信サービス」が一般的になっ…

原作『遊戯王』のベストバウトは「遊戯vs人形」であるという主張について語らせて欲しい

最近また『遊戯王』の原作を読み返していて。「俺の血と肉を作ってくれたコンテンツ」として、平成仮面ライダーとか『ウルトラビッグファイト』とか『鋼の錬金術師』とか『ビーストウォーズ』とか色々あるんですけど、間違いなく『遊戯王』もそのひとつなん…

感想『仮面ライダー・クウガ マニア白書』 グロンギ語全翻訳に感服!マニアの声を収録した貴重な非公式本

先日Twitterにおいて初めてある本の存在を知り、即日でAmazonでポチり、それが昨日やっと自宅に届いた。娘を寝かしつけた後、ビール片手に読みふけったのは、『仮面ライダー・クウガ マニア白書』という一冊である。 「I‐NETファンクラブ連合軍」により2001…

もし子供が「YouTuberになりたい」と言い始めたら、親としてどんな対応ができるだろうか

もし我が子が近い将来に「ユーチューバーになりたい」と言い始めたら、親としてどんな反応ができるのだろうか。それが小学生の時なら、中学生なら、高校生なら、どうするだろうか。 昨今、巡回しているいくつかのブログでこのテーマについて書かれていて、何…

待望のディズニー動画配信サービス「Disney DELUXE」が遂に発表されてしまった(各種情報のまとめ、感想など)

いやぁ、ついに発表されましたね、「Disney DELUXE」。 「ディズニーが自社保有のコンテンツ(ディズニー・ピクサー・スターウォーズ・マーベル)を網羅した定額動画配信サービスを展開する」という話は2017年頃からあって、2018年11月にその名称が「Disney+…

感想『仮面ライダージオウ』第25話「アナザージオウ 2019」ZI-O signal EP25

『仮面ライダージオウ』第25話は、諸田監督&下山脚本。諸田監督担当回は、ウィザード編・ゴースト編・クイズ編に続いて四度目ですね。 前回の第24話では、キカイ編後編でソウゴの未来創造能力が明かされ、当ブログでも鼻息荒く感想を書いたところでした。一…

副業ブロガー1年目、人生初の確定申告を終えました

ブログ自体はずっと書いてきたが、収益化に踏み切ったのは昨年の今頃。よって、この2019年の冬、人生初の確定申告をする必要が出てきた。 文字通り「人生初」なので、勝手がよく分からない。本業の年末調整との関係や、副業としての住民税の納め方など、知識…

感想『スパイダーマン:スパイダーバース』 アメコミ文化の「意義」を体現するしたたかな到達点

2016年の映画で、『GANTZ:O』という作品がある。アニメ化・実写映画化もされた漫画『GANTZ』の大阪編を長編アニメーションとして映画化したもので、綺羅びやかな大阪の街並みやおどろおどろしい妖怪たちがフルCGで描かれた。 『GANTZ』という作品は元より非…

「リアルサウンド映画部」にドラマ『トクサツガガガ』の作品評を寄稿しました

お仕事のご報告です。 先日の『アクアマン』映画評に続き、「リアルサウンド映画部」にて、ドラマ『トクサツガガガ』の作品評を書かせていただきました。 realsound.jp 【コラム】『トクサツガガガ』特撮オタクがしびれた実写化 “好き”を楽しむ尊さや処世術…

『仮面ライダージオウ』の感想を毎週ブログで書き続けて半年、その結果や所感など

昨日更新した記事が『仮面ライダージオウ』第24話の感想だったので、劇中でもちょうど折り返し地点ということもあり、一連の連載企画の振り返りを行っておこうかと。 「ZI-O signal」(ジオウシグナル)というタイトルで毎週感想を書きます、と宣言して、早…

感想『仮面ライダージオウ』第24話「ベスト・フレンド2121」ZI-O signal EP24

『仮面ライダージオウ』第24話は、前回に引き続き山口監督&下山脚本。「シノビ編」「クイズ編」「リュウガ編」と続いてきた『ジオウ』第2章も、現状最後の未来ライダーである「キカイ編」までが終了。二話構成ということも考えれば、24話である今回が正真正…

King Gnuのサウンドのエロさ、アンモラルな魅力に今夜も抱かれてしまう

私、アラサーの男なんですけど、King Gnu(キングヌー)の音楽には抱かれたいな、って、そう思うんですよ。でもこの人、多分自分以外にも相手がいるし、この関係は絶対に幸せには辿り着かないと思うんですよね。でも、どうしようもなく惹かれてしまって。湿…

感想『仮面ライダージオウ』第23話「キカイだー!2121」ZI-O signal EP23

『仮面ライダージオウ』第23話は、山口恭平監督が登板。山口監督といえば『平成ジェネレーションズFOREVER』が記憶に新しいですが、同作でも印象的だった「CGによるアクロバティックなアクションシーン」が今回のファイズアーマーでも行われていて、非常に良…