ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時思ったこととか。

特撮

怪獣、ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊 etc.

【関連商品まとめ】『パシフィック・リム アップライジング』フィギュア・プラモ・ソフビ・本・音楽など 情報一覧

前作『パシフィック・リム』公開前に「これは絶対面白いやつだ!」と半ば先走ってアメトイショップでNECAのフィギュアを予約したことを今でも鮮明に覚えている。 公開したら案の定(?)、カルト人気ゆえか関連商品は軒並み品切れ。フィギュアが高騰し、ビジ…

特撮ドラマ『荒神』感想。「シン・ゴジラっぽい怪獣」はいかにして撮られたのか、樋口真嗣監督の解説と共に振り返る

TVドラマで新作怪獣モノが観られる、というだけで無条件にワクワクしてしまう。2月17日にBSで放送された、NHKスペシャルドラマ『荒神』。原作・宮部みゆきによって描かれる、怪獣+時代劇ドラマ。 怪物と人間たちの死闘を、最新のVFXを駆使して描くエンター…

好きな人にはたまらない平成仮面ライダー関連本5冊(ムック・インタビュー集・作品分析 etc.)

近年、平成ライダーをシリーズとして語る書籍の発売が増え、リアルタイムで味わってきたファンとして嬉しい限り。このブログでも、自分のTwitterでも、あーでもない・こーでもない と平成ライダーを語ることが多いですが、そんな私が「読み潰し」に近い頻度…

この2018年に「子供向け」の番組で「戦争」を描くということ

『仮面ライダービルド』に関してツイートした内容が意外とRTされていったので、半ばメモとしてブログにも感想を残しておこうかな、と。 前提として。 昨今Twitterでよく見られる、「仮面ライダーは!戦隊は!もはや描いているテーマや表現が子供向けじゃない…

感想『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』迷える一作ながら、天空寺タケルというキャラクターの総決算として的確

平成ライダー恒例の夏の劇場版は、平成二期から番組終盤時期に公開されるスケジュールとなった。そのため、毎年「テレビシリーズで約1年やってきたことの総決算」という性格が付加され、テレビ本編での要素の詰め合わせ、メッセージやテーマがコンパクトに…

【保存版】平成仮面ライダー全作品「見る順番リスト」まとめ(映画・小説・Vシネ・スピンオフ etc.)

『仮面ライダークウガ』からずっとリアルタイムで観ている平成仮面ライダーシリーズですが、特に近年はテレビ以外の媒体での展開が増えてきて、「この映画(劇場版)って本編のどのタイミングで観た方が良いの?」「このVシネと小説はどっちが先?」という問…

なぜ檀黎斗が「宝生永夢ゥ!」を最後まで言い切れたのか。なぜ飛彩と大我は間に合わなかったのか。なぜパラドは全てが終わった後に胸倉を掴んだのか。

「宝生永夢ゥ!」は言うまでもなく『仮面ライダーエグゼイド』第18話「暴かれしtruth!」の名シーンである。 今ではネタ構文として一部界隈ではすっかり定着してしまい、もはや「そのネタいい加減しつこい」といった不毛な争いにまで発展している訳だが、そ…

【総括】『ウルトラマンジード』が描く運命論。抗い築いた「GEEDの証」を振り返る

最終回の放送から数日遅れで鑑賞できた『ウルトラマンジード』。 『ギンガ』から復活したテレビシリーズが、『ギンガS』『X』と目に見えて画が豪華になり(おそらく予算が増え)、『オーブ』では遂に『ウルトラマン列伝』の看板が外れスピンオフまで製作さ…

結騎了の映画ランキング2014~2016(各年ベスト10)

今年はブログを「はてなブログ」に引っ越したので、過去3年の「映画ランキング」をこちらに再度まとめておこうかと。 「その年に自分が映画館で観た新作映画」の中から、独断と偏見で選ぶ上位10本です。 ◆2014年 ⑩猿の惑星 新世紀 ⑨ウルフ・オブ・ウ…

感想『仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL』暴走気味の愛とリスペクトを設定に込めて殴る、平成最後の衝撃作!

公開日朝イチで観に行った『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』。(改めて字面で見るとやっぱ相当長いなコレ・・・) www.toei.co.jp 冬の『MOVIE大戦』が恒例化して久しいが、この「冬映画」枠もかなりの…

さようなら平成仮面ライダー【キバ~オーズ編】過渡期の作品群は何を壊し、果てに何を提案したのか?

「“平成”が終わる前に平成ライダーについて語ってみよう」企画の第三弾は、ついに突入、シリーズいちの異端児『ディケイド』前後の作品群でお送りします。 忙しさにかまけてしまい気付いたら前回よりかなり間が空いてしまいましたが、第一弾『【クウガ~ファ…

子供たちは『仮面ライダーエグゼイド』をどのように楽しんでいたのか

『仮面ライダーエグゼイド』、本当に楽しい1年間でした。爆弾が毎週爆発するような、そんなイベント続きの群像劇は、飽きさせないどころか前のめりにさせてくれたなあ、と。 jigowatt.hatenablog.com じゃあ、そんな自分と違って、世の中の子供たちはどのよ…

今でも『フォーゼ』の挿入歌を聴くと天ノ川学園に戻れるような気がして

平成ライダーの音楽展開は多岐に渡っていて、その円熟期あたりにあったのが『フォーゼ』という印象がある。 『龍騎』からエイベックスになり、『電王』のキャラソン手法が大炸裂。『キバ』が真面目過ぎるアルバムを作ったり、架空のアーティストやラジオ展開…

『オーズ』最終回におけるアンクの「タカ!クジャク!コンドル!」がどうしても納得できない

今から書くのは結論を見ないただのモヤモヤであって、しかも『仮面ライダーオーズ』の名シーンとも呼ばれるくだりにともすればケチを付けてしまう内容かもしれないので、「オーズは完全無欠の最高の作品だ!!!!ハッピーバースデイッッ!!!!」という人…

#Twitterでもらった質問にブログで答える 2017.11.29

なんとなく暇になってしまったのでブログを書こうと思ったが特にネタが浮かばないので何かネタをください。ということで、 #Twitterでもらった質問にブログで答える 。同じくお暇な方、何かお題をいただけたら幸いです。— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2017年1…

感想『小説 仮面ライダーゴースト ~未来への記憶~』 それは執念すら感じさせる暴露本であり設定資料集

『小説 仮面ライダーゴースト ~未来への記憶~』を読み終えた。率直な感想は、「稀に見る読書体験だった・・・」。 小説仮面ライダーゴースト、もはや小説版というより、描かれるべきタイミングを逸してしまった設定暴露本みたいな趣がある。— 結騎 了 (@sl…

「光る!サウンドバスター剣」という歴代ヒーローに受け継がれる伝説の武器

仮面ライダーやスーパー戦隊って、今や多種多彩な武器を扱うのが定番な訳ですが、その巨大な「玩具市場」において燦然と輝かない玩具も毎年発売されている、という話です。 「チープトイ」「フックトイ」などと呼ばれるそれらは、大きなドラッグストアの玩具…

『GODZILLA 怪獣惑星』に対する正直な感想

兎にも角にも、ゴジラの新作が2年連続で観られることが、本当に嬉しい。 『ファイナルウォーズ』以降、ゴジラが映画館から消え、円谷もレギュラー放送のウルトラマンがいなくなり、「巨大特撮冬の時代」と呼ばれた数年間。 そこから、ギャレス監督の『GO…

『怪獣保険』を大真面目に検証。怪獣に壊された家屋に火災保険からの保険金はおりるのか?

その昔、損害保険の営業マンをやっていたので、それでいて特撮が好きということで、ゴジラやウルトラマンを観ていると毎度思うのが「これって保険おりるのかな・・・」というやつ。 数日前から久々に初代『ウルトラマン』を1話から観ているのだけど、3話に…

『シン・ゴジラ』と「こんなの〇〇じゃない!」の話

『シン・ゴジラ』の面白い点として、「こんなのゴジラじゃない!」という感覚があるのかなあ、と思うんですよね。 ゴジラといえば日本が生んだある種のスターとして世界的な知名度がある訳ですけど、それは戦争を連想させる恐怖だったり、怪獣プロレスの覇者…

【続】数年ぶりに観返したけどやっぱり『鎧武』ってめちゃくちゃ面白いな…

前回の記事(▼)の続きとして、「やっぱ鎧武って面白いな・・・」というやつの2クール編です。良かったらこちらから読んでください。 jigowatt.hatenablog.com 2クール目は、初瀬が死亡し、ユグドラシル側からヘルヘイムの説明があり、しかしそのユグドラ…

数年ぶりに観返したけどやっぱり『鎧武』ってめちゃくちゃ面白いな…

『仮面ライダー鎧武』は本当に大好きな作品で、そのおかげで放送当時にアホほど録画を観返して毎週の放送に臨んでいたので記憶が鮮明すぎて、ここ数年間あえて復習鑑賞をしない・・・ といった謎のモードに入っていたんですね。 で、下の記事にも書いたよう…

平成ライダーシリーズでも最高峰だと思っているあの5秒足らずの名シーンについて語る

平成仮面ライダーシリーズももう19作続いていて、30分の50話で単純計算してもエグゼイド時点で1,620,000秒もの時間が流れている訳ですが。 その中でも、たったの5秒ほどだけ、自分の中で不動の第1位とも言うべきお気に入りのシーンがあるん…

週刊スピリッツ44号の菅田将暉によるフィリップ復活が仮面ライダーファンにとっていかに衝撃的で感動的か、という話

2009年の秋、ニチアサでは「平成ライダー10周年、秋の陣!」というコピーが使われていた。 集大成かつお祭り騒ぎである『ディケイド』、そしてその劇場版である『対大ショッカー』を経て、秋に放送が開始される「仕切り直し一発目」としての『仮面ライ…

【総括】『仮面ライダーエグゼイド』はなぜあんなにも相当EXCITEだったのか

今年もこの時期がやってきました、平成仮面ライダーの最終回。 『クウガ』からずっとリアルタイムで観ているが、いつからか番組終了時期も変わり、今年は例年より1ヶ月速い幕引きのタイミングだったが、やはり終わってみるとしみじみしてしまう。 平成仮面…

『仮面ライダーエグゼイド』はいかに計画的に九条貴利矢を散らせたか

今、『仮面ライダーエグゼイド』が面白い!…という三流文句を叫びたくなるほどに、今、『仮面ライダーエグゼイド』が面白い。自分の中では「絶賛大ヒット!」という声が毎週鳴り響いている状態だ。『クウガ』から観てきた平成仮面ライダーシリーズも遠いとこ…

【総括】閉眼!『仮面ライダーゴースト』のメッセージ!

最終回放送から約2ヶ月半遅れで、『仮面ライダーゴースト』TVシリーズ全話の視聴を終えた。当ブログを以前から読んでいただいている方はご承知と思うが、『ゴースト』は1クールあたりまで「ゴーストウォッチメン」と題して毎週必ずレビュー記事を投稿して…

【総括】小説で真に完結する「仮面ライダー鎧武」。リプライズされるシリーズへの色目と継承の物語

発売から約2ヶ月が経ってしまったが、やっとこさ「小説 仮面ライダー鎧武」を読了した。 TVシリーズ最終回後、もっと正確に言うと「MOVIE大戦フルスロットル」におけるメガヘクス襲来やOV鎧武外伝におけるナックル奮闘劇の、その更に後の時系列に当たる物語…

こんなのが観たかった? 『仮面ライダーエグゼイド』 幻のギャグ回を想像してみる

まもなく最終回を迎える『仮面ライダーエグゼイド』。 平成ライダー恒例(?)のギャグ回が実質無かった作品でしたが(クリスマス回とバガモン回が半ギャグ回?)、そもそも近年は、昔ほどあからさまに「今回はギャグです!」みたいなのは無いんですよね。 …

戦隊夏映画の難しさとキュウレンジャー本編への不満。『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』

ライダーと比べるとどうしても上映時間が短いので、しばしばネットでもオマケ扱いを受けてしまう戦隊夏映画。 しかし、ちょうど番組が中盤に差し掛かった頃に公開されるだけあって、「前半集大成」「番組コンセプトのおさらい」「根幹テーマの再描写」といっ…