ジゴワットレポート

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『仮面ライダーエグゼイド』とはポッピーピポパポのことであるッ!

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『仮面ライダーエグゼイド』とはポッピーピポパポのことであるッ!

 

……というのはいささか暴論ですが、『エグゼイド』の同人音楽を作ろうと考えた際に辿り着いたのはこの切り口でした。同作のヒロインであるポッピーピポパポは、看護師・仮野明日那として人間社会で生活しつつ、実はドレミファビートの完全体バグスター。全くテンションが異なる相反するふたつの顔がひとつになっていて、シチュエーションに応じてそれを使い分けて活躍する。『エグゼイド』という作品は、一見すると水と油に思える「医療」と「ゲーム」のふたつ、それらを使い分けつつ、時に融合させ、根底にある食い合わせの悪さを逆手に取っていくような作劇が見ものだった訳です。つまり、ポッピーピポパポを語ることは実質『エグゼイド』を語ることと言わざるを得ないのが現状……!!!(!???)

 

ということで、制作しました。『仮面ライダーエグゼイド』の同人音楽ことオリジナルイメージソング、『ばいたるげえむ』です。

 

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サブスク配信はこちら

 

ばいたるげえむ

ばいたるげえむ

  • Fic Sound
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

実は、制作順としてはドンブラザーズや鎧武より前でした。『ばいたるげえむ』が同人音楽プロジェクトの実質2作目です。

 

前述のようにポッピーピポパポをイメージソースとした場合、やはりと言うべきか、リスペクトするのは『PEOPLE GAME』しかありませんでした。『エグゼイド』といえば踏み込んだシナリオによる「えぐい展開」も記憶に残ってますが、それよりも何よりも、番組のルックとしてとにかく明るい。テンションが高い。物語に推進力がある。なので、ダークなノリにするのはやっぱりちょっと違うし、センチなバラードにしても物足りない。「明るく、ぐいぐい前向き」な曲調でありながら、どこか「やや切ない」というか、1ミリの「物悲しさ」が見え隠れするようなバランスが良いのではないか、と。作曲家様にはあくまで参考として『PEOPLE GAME』を聴いていただきつつ、このようなコンセプトをお伝えしています。

 

PEOPLE GAME

PEOPLE GAME

  • ポッピーピポパポ
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

仕上がりました『ばいたるげえむ』、電子音ばりばりのエレクトロなサウンドでありながら、サビがちょっと「聴かせる」表情もあって、すごく気に入っています。

 

歌詞は、元ネタありきの『エグゼイド』散りばめは勿論ですが、かなり普遍的なテーマにまとめてみました。要は「神様や他人が色々決めたり指図したりするかもしれないけど、自分の人生を生きれるのは自分だけだよ」というやつです。これを「起承転結の転が連続するようにノンストップで展開し続けるエグゼイドの作劇シークエンス」にも若干なぞらえています。アドリブでも、後付けでも、ライブに突き進んで心が躍るんならOKじゃね? 人生ってそういうもんじゃね? と。

 

ちなみに、1番サビ、2番サビ、ラスサビと、それぞれ私の印象に深く残っている劇中のシーンをイメージして作詞しました。「ふぞろいでもマルチで勝てる!」あたりは特に気に入ってます。あと、こういう曲調のやつに女性ボーカルのラップパートが入ると最高教に入信しているので、こういう曲調のやつに女性ボーカルのラップパートを入れました。満足です。

 

 

そんなこんなで、よかったら聴いてください。チャンネル登録、高評価などいただけますと、とっても喜びます。どうぞよろしくお願いします。

 

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