ジゴワットレポート

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待望のディズニー動画配信サービス「Disney DELUXE」が遂に発表されてしまった(各種情報のまとめ、感想など)

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いやぁ、ついに発表されましたね、「Disney DELUXE」。

 

「ディズニーが自社保有のコンテンツ(ディズニー・ピクサー・スターウォーズ・マーベル)を網羅した定額動画配信サービスを展開する」という話は2017年頃からあって、2018年11月にその名称が「Disney+」だと発表。しかしこの時点では、日本での展開については詳しい情報は無し。

 

www.disney.co.jp

 

そして遂に発表された「Disney DELUXE」ですが、D繋がりなのかドコモと組んで提供される模様。米国での「Disney+」とは別物で、あくまで日本用の「Disney DELUXE」ということらしいですね。「Disney+」も追って日本上陸するのだろうか。

 

 ウォルト・ディズニー・ジャパン(ディズニー)とNTTドコモは3月26日、ディズニー公式エンターテインメントサービス「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」の提供を開始する。月額料金は700円(税別)で、「ディズニー(Disney)」「ピクサー(Pixar)」「マーベル(Marvel)」「スターウォーズ(STAR WARS)」ブランドの動画やコンテンツが見放題、使い放題となる。サービス自体はキャリアフリーだが、利用にはドコモの「dアカウント」とディズニーの「ディズニーアカウント」が必要となる。

 

ディズニー傘下の動画やコンテンツが見放題、使い放題――「Disney DELUXE」始動 月額700円で3月26日スタート(ITmedia Mobile) - Yahoo!ニュース

 

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以下、いくつかの報道記事を横断しての、自分用に各種情報のまとめ。

 

基本情報

 

・2019年3月26日(火)提供開始

・月額700円(税別)

・初回31日間無料

・「dアカウント」「ディズニーアカウント」の双方が必要

・ドコモ以外のユーザーも利用可

・「Disney THEATER」というアプリを使用

 

※「Disney DELUXE」というサービス名は、「Disney THEATER」と同時に展開される「Disney DX」「STAR WARS DX」「MARVEL DX」という計4つのアプリの総称だが、各「~DX」はきせかえやコラム、スタンプや壁紙の配信が主になるため、サービスの主役はあくまで「Disney THEATER」と思われる。

 

視聴環境

 

・スマートフォン、タブレット(Android5以上、iOS11以上)

・PC(Windows7以上、macOS X以上)

・スマートテレビ(Android TV搭載機)

・Amazon FireTV、Amazon FireTV Stick

・Apple TV

・Chromecast(キャスト用のスマートフォンやタブレットが必要)

 

動画配信

 

ディズニー・ピクサー・スターウォーズ・マーベル、4ブランドの新作・旧作映画、TV番組まで。

 

※配信画質はフルHD。

※現時点でダウンロード視聴が可能といった情報は無し。ストリーミングのみと思われる。

 

配信作品

 

報道発表資料 : ディズニー公式エンターテイメントサービス「Disney DELUXE」を提供 | お知らせ | NTTドコモ」より定額制配信サービス初登場作を中心に一部抜粋。

 

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モアナと伝説の海 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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ズートピア MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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シュガー・ラッシュ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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リメンバー・ミー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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トイ・ストーリー3 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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インクレディブル・ファミリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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カーズ/クロスロード MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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ファインディング・ドリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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モンスターズ・ユニバーシティ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
 
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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※スター・ウォーズ(実写映画シリーズ)は『1』『6』『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』『ローグ・ワン』『ハン・ソロ』のみ

※『ハン・ソロ』は2019年4月配信開始予定

※『マーベル フューチャー・アベンジャーズ』『マーベル ライジング:始動』『スター・ウォーズ レジスタンス』といったTVアニメーションも配信予定

※MCUは『エイジ・オブ・ウルトロン』『ウィンター・ソルジャー』『ダーク・ワールド』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アントマン』『エージェント・オブ・シールド』のみ

 

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ざっと情報収集してみた雑感として、まず、月額700円は異常に安い。今や世界のエンタメを支配する勢いのディズニーだが、同社が保有するディズニー・ピクサー・スターウォーズ・マーベルの動画配信サービスが700円というのはやはり破格。Amazonプライムの年間3,900円は特例として、NetflixがSD画質のベーシックプランで800円、Huluが933円という現状を考慮すると、かなり勝負してきた印象がある。

 

反面、正直な感想として、ラインナップは期待値を下回る。特に、スター・ウォーズは基本となる6作が揃わないのが致命的であり、最新作『エンドゲーム』を控える時期にあるMCUもかなり歯抜けの状況。『アイアンマン』どころか『アベンジャーズ』まで無いのはどうにかならなかったのか、とも感じてしまう。まあ、ラインナップは今後の追加に期待がかかるところ。前述のプレスリリースには「配信作品の一例」と書かれているので、その「一例」の二文字に願いをかける。

 

しかし、例えばHuluはMCU特集とかよくやってた訳ですけど、「Disney DELUXE」の登場で今後はそういうのが出来なくなってくるのだろうか・・・。

 

視聴環境としては、個人的にはAmazon FireTV Stickに対応してくれたのが嬉しい。ディズニー・ピクサー作品は娘が大好きなものも多いので、それがリビングで観られて、しかも月額700円となれば、検討するファミリー層は多いだろう。ダウンロード機能は現状では確認されず、ストリーミングのみということで、ここもやや残念感はあるが致し方なしといったところ。ダウンロードが可能であれば、外出先で子供相手に大活躍の未来があったのだが・・・。

 

一部では、ウォルト・ディズニー・ジャパンのトニー・エリソン氏(バイスプレジデント&ジェネラルマネジャー ノースアジア メディア担当)による「ディズニーチャンネルの番組、日本で作る新番組もある」というコメントも報道されており、また、ディズニーによる21世紀フォックスのエンタメ部門買収も進んでいることから、ラインナップの強化はジワジワと図られていくのではないかな、とも思われる。

 

とはいえ、もはや世界のエンタメを牛耳る勢いで拡大していくディズニーは、性別年齢を問わないあらゆる層にアピールできる作品を有しているため、今回の「Disney DELUXE」はおそらくものすごい勢いで登録者数を獲得していくのではなかろうか。単純に、保有コンテンツのラインナップが強すぎる。だからこそ、「やっと発表された!やったー!」というより、「遂に発表されてしまった・・・きたか・・・」みたいな、思わず生唾を飲む感覚を味わっている。黒船が過ぎる。

 

しかしまあ、動画配信サービス、もはや間にか当たり前のように根付いてきましたね。「字幕」「吹替」で同じ映画のVHSを2本集めていたあの頃が遠い夢の話のようだ・・・。

 

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