ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

2026-01-01から1年間の記事一覧

感想『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 「あの頃」に鼓舞してくれた、新しい世代の礎を築いた、風雲児の誕生譚

ウルトラ身の上話からしなくてはならない。 昭和末期に生を受けたため、「現行のウルトラマンシリーズ」には恵まれなかった。鼻たれ小僧の私にとって、VHSシリーズ『ウルトラビッグファイト』や、同じくVHSをレンタルして観た『ウルトラマンパワード』『ウル…

インターネットにおける感想・批評のすゝめ 2026

20年。インターネットで感想や批評を書いてきた。 時代は移り変わるもので、求められる立ち居振る舞いやニュアンスも常に変化していく。映画、ドラマ、漫画、小説、動画、エトセトラ。鑑賞した作品の感想をSNSに投稿すると、さまざまな意見が飛び交う。最近…

ノクスポエム全集

花は咲き、やがて蝶となり、悪夢は巡る。『仮面ライダーゼッツ』が第二章に突入するようだな。うぬぼれるなよ。 コードナンバー:セブンの物語は一度目は悲劇として幕を閉じた。夢が現実に残すはかすかな痕跡。二度目がどんな劇になるか、知りすぎれば己の身…

『名探偵プリキュア!』の推理パート、実に「ちゃんとしている」!

ミステリ好きが好きな言葉、「本格」「フェア」「解決編」「消去法」。今年のプリキュア、全て実装してます。 娘と観始めたプリキュアも、新作『名探偵プリキュア!』でもう6作目。いつしか幼稚園児から小学生になり、ほどなくして卒業するかと思いきや、今…

物語への信頼が増す「後回しのサイン」について

Twitterなどで度々話題にする場面があるので、備忘録として書いておきます。 物語における、「もし構成として後で説明するつもりなら『後で説明する』という説明をしてほしい」という話。私はこれを「後回しのサイン」と呼んでいまして。最初に断っておきた…

『超かぐや姫!』をきっちりバズらせた広報戦略を追う。ボカロ文化とインターネットが現実に「起きる」まで

Netflix映画『超かぐや姫!』がヒットしている。2026年1月22日の配信開始から一週間で、国内週間TOP10で4位、グローバルでも7位をマーク(出典)。SNSでも常に話題が絶えない。 私も公開翌日に自宅で鑑賞したが、なんというか…… ものすごく「今!」を感じた…

公開24時間で8,000PV。AIで「あの頃の個人サイト」をもう一度。『平成仮面ライダー制作陣データベース』構築の記録

Wikipediaのない時代があった。(当たり前である) 改めて調べてみると、Wikipediaのサービス開始は2001年。その後、2006年前後に日本で普及・一般化したとされる。ぎりぎり昭和生まれの自分がインターネットに触れた頃、あの百科事典はまだ存在していなかっ…

AIを活用して「平成仮面ライダー制作陣データベース」を構築・公開しました

仕事でもプライベートでもAIを使わない日はありません。私の秘書チームとして、ガンガン頼りにさせてもらっています。 その中でも最も愛用しているAI「Manus」を活用して、「平成仮面ライダー制作陣データベース」を構築してみました。何より私自身が欲しか…

惚れた、『BEAT RUNNERS』。こんな「ご褒美一体型」の特撮番組があっていいんですか

このブログでも度々書いてきたが、特撮作品のトロ、つまり「最上の部位」は、メイキングにこそある。 映画でもドラマでもアニメでも。私はあらゆる作品のメイキングが大好きな人間だが、特撮はその最たるジャンルだ。なぜかって、特撮は「嘘をつく技術」だか…

藤林聖子さんの預言、最高傑作は『someday somewhere』だと思うの

「ねとらぼ」にて連載中のコラム、今月分が公開されています。言わずと知れた名作詞家・藤林聖子さんについて、仮面ライダーの主題歌を軸にその「預言」の謎(謎?)に迫る、という内容です。 nlab.itmedia.co.jp 人様に納める記事という手前、自分の庭であ…

2026年、もっと生々しく、もっと人間臭く。

2026年が明けた。今からちょうど1ヶ月前、12月あたりから「こっち」の身の振り方を考えていた。「こっち」とはつまり、実生活とは異なる、インターネットでの人格。私はこの有象無象の電子の海で、これからなにができるのだろう、と。 端々で書いてきたが、…