ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

洋画

まさかのひとり応援上映だった『キングスマン:ゴールデン・サークル』の感想

何に驚いたかというと、この『キングスマン:ゴールデン・サークル』を観に行った映画館で、観客が私ひとりだったということだ。 正月明け早々に公開された本作だが、仕事が忙しくて中々観に行くことができなかった。やっとこさ暇が出来たのが2月に入ってか…

【関連商品まとめ】『パシフィック・リム アップライジング』フィギュア・プラモ・ソフビ・本・音楽など 発売情報一覧

前作『パシフィック・リム』公開前に「これは絶対面白いやつだ!」と半ば先走ってアメトイショップでNECAのフィギュアを予約したことを今でも鮮明に覚えている。 公開したら案の定(?)、カルト人気ゆえか関連商品は軒並み品切れ。フィギュアが高騰し、ビジ…

公開から4年、ついに『アメイジングスパイダーマン2』のBlu-rayを買ってしまった

つ、ついに買ってしまった・・・。 2014年の『アメイジングスパイダーマン2』公開から早くも4年。 一作目のBlu-rayは発売されてすぐに購入した。しかし、続けて公開された2作目があまりにも衝撃的で、色んな意味で感情を揺さぶられすぎて、Blu-rayを買って自…

漫画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Galaxy Rush』のざっくりとした感想

マーベル完全監修&マガジン・マーベル・マンガ賞特選受賞作品の連載化ということで、前々から気になっていた作品。ふらっと寄った本屋で見かけて、巻数表示も無かったので(全1巻)、物は試しとすぐに購入。作者は内田康平氏。 「ロナンを倒した後~」とい…

日本未公開映画『メガマインド』がびっくりするほど傑作だった

やはりTwitterはありがたい。趣味嗜好が近い方をフォローしているので、TLでオススメされていた作品は自分にもヒットする確率が高い。 この『メガマインド』という映画は、日本未公開&ディスク発売未定というダブルパンチな作品だが、この度こうしてSNS経由…

楽しめなかった映画『パディントン』に関する覚え書き

続編が公開されるタイミングで、未見だった『パディントン』を鑑賞。言わずと知れた人気キャラクターの実写映画化ということで、それなりに期待して観たのだけど、こんなにも自分に合わないとは思わなかった・・・。 「パディントン可愛い〜 ほっこりする〜…

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』冒頭数分のあまりの手際の良さについて

改めて振り返ると、やっぱり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の冒頭数分ってとてつもなく手際が良いですよね。「導入部分のなんたるか」がこれでもかと詰まってる。 Back to the Future アーティスト:Original Soundtrack 発売日: 2015/10/13 メディア: C…

【朗報】ベイダー卿の小腸はご無事!『スター・ウォーズ空想科学読本』感想

講談社から講談社KK文庫として出版されている『スター・ウォーズ空想科学読本』を読了。 「空想科学読本」は言うまでもなく柳田理科雄氏による長寿シリーズで、アニメや特撮のあれこれに科学でもって真正面からツッコミを入れていくスタイルが売りな訳だが、…

結騎了の映画ランキング2017(全50作品鑑賞リスト&新作映画ベスト10)

今年もこの時期がやってまいりました! 「今年映画館で鑑賞した新作映画」の中から、独断と偏見で選ぶマイベスト10。毎年のことですが、このランキングは作品のクオリティを何ら保証するものではなく、ただ単に「私自身がどれだけ好きか・感動したか・心を揺…

結騎了の映画ランキング2014~2016(各年ベスト10)

今年はブログを「はてなブログ」に引っ越したので、過去3年の「映画ランキング」をこちらに再度まとめておこうかと。 「その年に自分が映画館で観た新作映画」の中から、独断と偏見で選ぶ上位10本です。 ◆2014年 ⑩猿の惑星 新世紀 ⑨ウルフ・オブ・ウ…

『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』は、言うなれば「ディスニーの逆襲」である

公開日は平日だったのに朝イチの回がかなり埋まっていたあたり、やはり『スター・ウォーズ』の文化的認知度の高さを思い知る。 まあ、かくいう私もこの日仕事を休むために約半年前から密かに調整していた。公開日に合わせて有給届を出した際に上司の含み笑い…

映画『ジャスティス・リーグ』、それは聖典がエンタメ誌になるということ

マーベルとDCは例えるなら日本で言うジャンプとサンデーみたいなもので、『アベンジャーズ』がルフィとナルトとジョジョが共演する映画なら、『ジャスティス・リーグ』はコナンとマギと犬夜叉が共に戦う作品だよ、という、あまりにもざっくりでフワフワす…

猿がヒトに堕ち、ヒトも猿に堕ちていく。『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』

『猿の惑星』といえば、もはや私の世代感覚では古典SF映画であり、それはもう教科書で「羅生門」を読むような感覚でその昔に鑑賞したので、中々どうにも、愛着 ・・・みたいなものが湧かない作品である。 そういう意味で、『創世記』から始まったプリクエ…

『ワンダーウーマン』の面白さは、割と最後まで引っ張る「勘違い」にある

自分も「アメコミ映画は好きだけどアメコミそのものにはあまり詳しくない」タイプの人間なので、『ジャスティスの誕生』で突如主役級のオーラをまといながら登場したワンダーウーマンにはとても驚いた記憶がある。 まさに「え?なに?この女の人もヒーローだ…

ハリウッド(Netflix)版『デスノート』の感想は「ああ、ワタリ・・・ あなたはどうしてワタリなの・・・?」に尽きる

常々自分のTwitterでも書いているが、私は漫画やアニメが実写になった際に「このキャラのここが違う」とか「あのキャラはこんなこと言わない」等と書き並べて批難するのはナンセンスだと思っていて、実写には実写に合った再解釈や変更点があって然るべきだと…

ドカーン!無限地獄から今回も無事に生還!ドカーン!『トランスフォーマー 最後の騎士王』!ドカーン!

今回も・・・今回も長い戦いだった・・・。『トランスフォーマー 最後の騎士王』。 思えば大学生の頃に観た第1作目『トランスフォーマー』から、早10年。 確か1作目は、『仮面ライダー電王』の劇場版と同日に観たんだよなあ。 tf-movie.jp もはやとてつ…

『ベイビー・ドライバー』。その物語が、音楽もカーチェイスも全てを乗せていく。

私は普段映画を観る時は、頭の中でブツブツと感想を呟いてしまう人間なんですけど、久々にそれを忘れて思いっきり作品に引き込まれていました。 運よく公開日に観に行けた『ベイビー・ドライバー』。 www.babydriver.jp 本国での評判の良さから、ネットの映…

マクドナルドの真の魅力はハンバーガーにあらず。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』

私は本当にマクドナルドが大好きだ。 おそらくほぼ確実に週に1回以上は食べているし、定期的に出てくる新種のハンバーガーも、ここ数年味見を欠かしたことはない。 未だに2012年のグランドキャニオンバーガーがどうにかして復活しないものかと祈る日々…

ありがとう、『ジョン・ウィック:チャプター2』。本当に「ありがとう」。それしか言う言葉がみつからない・・・。

大好きでたまらない映画の続編が公開されて、しかもそれが滅茶苦茶に面白い・・・。 こんなに幸せなことがあって良いのだろうか。 johnwick.jp キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック』の続編、『ジョン・ウィック:チャプター2』。 亡く…

映画版『パワーレンジャー』感想 戦隊モノだけど戦隊モノじゃなくて、やっぱり戦隊モノだった

未だに毎週「スーパー戦隊シリーズ」を追っかけているオタク野郎として観ない訳にはいかない『パワーレンジャー』。製作決定の報からずっと楽しみにしていて、結果、「待ってて良かった」な作品でした。そもそも「パワーレンジャーってなに?」という話は死…

感想『カーズ / クロスロード』 何十年か後にまた観て泣きたい、そんな世代交代の物語

『トイ・ストーリー』世代で、ちょうどアンディと同じ大学生の時分に『3』を観で大号泣した自分にとって、やはり「ピクサー」という4文字はいつまでも特別だ。そんな「ピクサー」が2017年におくるのが、『カーズ クロスロード』。「おもちゃの世界」「モンス…

感想『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』 結局パイレーツシリーズは何が魅力だったのか?

ブログも引っ越して「更新頻度上げていきます」と宣言したからには、この際短くても構わないので、兎にも角にも書いてみよう ・・・ということで、最近観た映画の感想を残しておきます。『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』。 トランスフォーマーし…