ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

2023-01-01から1年間の記事一覧

『仮面ライダー鎧武』10周年を記念し、二次創作楽曲『フィンブルの風』を制作しました

Fic Soundと題した同人音楽企画の第二弾。今回は2023年に放送10周年を迎えた『仮面ライダー鎧武』をテーマに、『フィンブルの風』という楽曲(オリジナルイメージソング)を制作しました。 『鎧武』を一度でも観たことがある人は、これを聴けば、あの全47話…

とにかく『仮面ライダー鎧武』5話の話がしたい!『鎧武』は5話!!結局のところ5話なんですよ!!!

もう何十回、もしかしたら三桁に届いているかもしれないが、今日もまた『仮面ライダー鎧武』の5話を観てしまった。『鎧武』という作品は結局のところ5話なんだと、言い続けてもう10年になる。 そう、10年なのだ。2013年に放送を開始した『鎧武』は、2023年に…

感想『シン・仮面ライダー』 可笑しさに酔え。歪曲に震えろ。これが再認識エンタテインメントだ。

平成ライダー世代である。 幼心に『BLACK RX』に思い出がありつつも、しっかり腰を入れて鑑賞したのは『クウガ』が初めて。それ以降、日曜に仮面ライダーを観る生活を送って二十年以上が経った。昭和ライダーにしっかり触れたのは、無限の時間を持て余してい…

総括感想『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 近すぎない、遠すぎない、当たり前が通用しない。そんな誰かと出逢えるから人生は面白い!

「旅行は行く前が一番楽しい」、という言説がある。 ガイドブックを開いて観光地を選ぶ。ホテルを検索して宿泊先を決める。交通手段を検討し、持ち物を取捨選択し、出発当日に思いを馳せる。いくつになっても、まるで子供の頃の遠足前夜のように。どうしよう…

ユニバースに備えて。『SSSS.GRIDMAN』再・訪

公開が迫る映画『グリッドマン ユニバース』に備えて、『SSSS.GRIDMAN』全12話を再訪した。 ところで、人はなぜBlu-ray BOXを持っているのにわざわざタブレットで視聴してしまうのだろう。どこでも気軽に観られる利便性の高さと、BOXとはつまり所有欲を満た…

読んで、『方舟』。もうこれ以上はなにも語らないから。

読んで、『方舟』。もうこれ以上はなにも語らないから。 そしてデザートに、「ユーザー名は真犯人の名前を、パスワードは真犯人の最後のセリフの『最後の4文字』を、それぞれ半角英字でご記入ください」によってページが開く有栖川有栖氏の解説( ↓ )を読…

「それっぽさ」と「あるある」が魅せるハイライト、これまでの『仮面ライダーギーツ』は!

結論 → 「『仮面ライダーギーツ』の物語の組み立てはすごく好きなタイプで、成功している面も沢山あるけれど、だからこそのモヤモヤも沢山あるよ。でも足し引きの結果、自分としてはちょいプラスです」。以下、本編。 前回までのストーリー 佐橋俊彦 インス…

「面白さ」は数に依存するのだろうか

特にオチも結論もない、雑文に毛が生えたような話です。 時折、「この『面白さ』って数に依存したものなのだろうか」、と考えることがある。この場合の数とは、関連するものを摂取した分母…… のようなニュアンス。 例として。昨年公開された映画『シン・ウル…

『鎧武』と『エグゼイド』の同人音楽(二次創作)を制作しています

作品に対する自分の理解、つまり「解釈」を、楽曲にパッケージする作業に絶賛ハマっています。完全オリジナルのイメージソング制作です。 「同人音楽」と表記するとアマチュア制作音楽のことを指す場合もありますが、私がやっているのは二次創作のニュアンス…

温かい雨はキュートでなく

男は気づき始めていた。 学生時代、数学の時間にベン図というものを学んだ。集合の関係や範囲を視覚的に表現したもので、ふたつの円を並べて描き、重なった部分が「且つ」となる。結婚した当初、男にはふたつの円があった。円の名は、ひとつは家族。もうひと…

サウナという嘘に、私はいつまで騙されるだろうか

今から約半年前、2022年の夏ごろ。見事にサウナにハマってしまった。それはもう、ずっぽりとハマってしまった。 BRUTUS(ブルータス) 2022年 12月15日号 No.975 [サウナ、その先の楽園へ。] [雑誌] マガジンハウス Amazon 巷ではサウナブームだと聞いていたが…