ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

2021年のご挨拶

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「去年の正月には、ここまで世界が一変するだなんて誰が想像していただろうか」。そんな陳腐なセンテンスが何度も頭をよぎる賀正2021。皆さんいかがお過ごしでしょうか。明けましておめでとうございます。まあしかし「2021年」って・・・ 未来だなあ・・・。

 

昨年を振り返ると、すこぶる個人的な「生活様式」の変化があった年でした。まずは何よりコロナの影響。同じタイミングで勤め先における立場が変わったこともあり、「やったことがないこと」と「やらなければならないこと」が悪魔合体しながら常に背後に迫ってくるような印象で・・・。何度も計画や対策を引き直して挑もうとするも、環境や状況の変化に追随するのが必死で、ゆっくりと構えることが出来なかったのが悔やまれる。とはいえ、そろそろ腹が座ってきたというか、緩やかな覚悟がキマってきたのも事実で、2021年はもう少し「未曾有の状況」と上手く付き合っていきたいと考えている。振り回されっぱなしはお終いにしたい。

 

続いて、趣味の取り組みの変化。Twitterではぼちぼち呟いていたんですが、この歳になって「創る」ということに本腰を入れて取り組んでいまして。インターネットは広く、そこで様々な出会いもあり、色んな人の協力を得ながら某界隈で創作活動に勤しんでいる。イチからジュウまでを自分で創るという訳ではなく、舵取りというか、超カッコつけて言えば「ディレクション」の真似事をさせて貰っているのだが、これがまあ、すこぶる楽しい。ああでもない・こうでもないと悩みながら、自分が携わったコンテンツを顔も知らない第三者に送り出す、その達成感みたいなもの。今更になってこういう楽しさを覚えることになるとは思わなかった。

 

再三ブログには書いてきたが、「非コンテンツサイト」というか、「従来の個人ブログ」が広告収入である程度の収益を出す時代は、かなり終焉に向かってるんですよね。Googleの検索アルゴリズムの変化だったりで、ここ1〜2年で状況は大きく変わった。Googleの個人サイトへの信頼性がぐんぐん下がっている。今、個人がインターネットでその手の収益を出そうと思ったら、YouTubeに向けて動画をリリースするか、note等の「買い切り」のシステムで記事をダイレクトに売るか、といったところだろうか。ある意味、「検索流入に特化」「SNSでバズるタイトル」等の時代よりかは、それそのものの「コンテンツ力(ぢから)」のようなものが求められる訳で、捉え方によっては健全化が進んでいるのかもしれない。

 

そんなこんなで、このブログの収益も、当然目減りしている。まあ、これも再三書いてきたことだが、私の基本姿勢は「『書きたい』で書いたものを『読まれたい』に加工する」なので、その上で収益が出れば万々歳→また次の『書きたい』の種に投資(要は本なり円盤なりがある程度自由に買える)というもの。なので、種の獲得量を下げないためには、趣味生活における趣味収益を維持する必要がある訳なのだが、それがこのブログではいよいよ難しくなってきたぞ、と。

 

・・・といったことを2019年秋くらいからぼんやり考えてきたのだが、そこに、前述の創作活動が歯車としてハマってきたのだ。「あれ、これってもしかして、収益化も臨めるのではないか?」と。そんなこんなを考えながら、自分なりの統計とかセールスとかも考察しながらその視点も付加させていって、色んな人とのセッションも重ねつつ、おかげさまでそれなりのサイクルで利益を生み出す構造にまで繋げられたかな、と。「趣味活動で趣味活動を維持する」の循環に、ブログとは別の軸を設ける。これが、このブログをサボってしまっていた昨年冬の出来事です。

 

多分、向こう数年戦えるくらいの基盤は作れたと思うので、そろそろブログも本調子に戻したいですね。早速、そっちからの収益を注ぎ込んでそれまで買い控えていたBlu-ray BOX等をいくつか揃えてしまって、我ながら節操がないな、とも思うが・・・。

 

ブログを一時期サボってしまった訳だが、やはり「書きたい欲」みたいなものはずっとくすぶっていて、自分の癖(へき)みたいなものを痛感した時期でもあった。ブログに書きたいネタはめちゃくちゃ溜まっているのだが、これから少しずつ、消化していきたい。2021年は、映画館が「それ以前」同様の盛り上がりを見せられるかはともかく、仮面ライダー・スーパー戦隊・ウルトラマンがそれぞれアニバーサリーイヤーで、非常に楽しみなのである。場末のブログながら、今年も、好きなことについてダラダラと綴っていきたい。

 

そうこうしているうちに、「はてなブログ大賞2020」に、約一年前に書いた記事が選出されていた。ありがとうございます。ブログの更新頻度が落ちたタイミングでの受賞だったので、ちょっとドキリとしたのも本音。こういうルサンチマンに溢れた独白を遺せるのは個人ブログの数少ない強みだと思っているので、今後も思い出したように書いていきたいと思う。

 

blog.hatenablog.com

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改めまして、2021年、よろしくお願いします。色々と大変な時期ですが、趣味の摂取が精神を潤すタイプの人は一定層いて、自分もそのひとりなので、荒んでしまう前に意識して摂っていきたいですね。

 

2021年 日本はこうなる

2021年 日本はこうなる

  • 発売日: 2020/11/06
  • メディア: 単行本