お仕事の報告です。
いつもお世話になっているリアルサウンド映画部にて、映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』の作品評を書きました。年末年始もあり、公開から少し間が経ってしまいましたが・・・。
同作についてはすでにブログに感想を書いているのですが、図らずも、それと相互に補完し合うような内容になっています。
『令ジェネ』はかなり堅実な作りで、特にジオウ関連の映画シリーズに比べると、派手な雰囲気やド級の圧力には欠けるかもしれない。しかし、だからこそ、そこに込められたテーマや構図にはむしろ「読み応え」があるのかな、と。そういうアプローチでまとめてみました。
この辺りのブログ記事と内容がリンクしてくる感じです。まあ、同じ人が書いているので、当たり前なのですが・・・。
平成もとっくに終わった今日。「仮面ライダーとはこういうものだ」から更に踏み込んだ「仮面ライダーとはこうあるべき」という意見は、未だにネットに多く散見される。「らしさ」こそ正しさなのか、「らしさ」の疑わしさはどこにあるのか。平成ライダーは、そういった「らしさの押しつけ」に反発するように、力業で個性を振りかざしていった。
最終的にそういった枠組みを得たシリーズを、後続はどのように扱うのか。その地盤を固める役割を担った『令ジェネ』は、この冬というタイミングで観られてよかったと感じるのです。文中にも書きましたが、「平成の残り香」、まだギリギリ残っていると思うので。
届きました。 pic.twitter.com/H4pSvvQjbM
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2020年1月10日
さて、届いたからには、観なければ・・・。ゴクリ。