かねてより仲良くさせていただいておりますRyoさんのブログ『僕が僕であること(仮)』にて、インタビュー企画に参加いたしました。という、ご報告です。
Q.どういうインタビュー企画?
A.「特撮と人生」に関する自分語り企画。
「特撮」って、ジャンルとしてはちょっと特殊な部類だと僕は思っていて。
コアなファンの方にも、小さな頃からずっと好きでい続けている方もいれば、卒業と復帰を何度か繰り返している方もいる。人によってその卒業した時期はバラバラで、復帰したきっかけも本当に千差万別なんですよね。そして、そこに必ず何かしらのドラマがあるのも面白いです。
特撮というジャンルの特性上、まずは幼少期の頃にハマって…というケースが圧倒的に多いので、大人になってからも特撮が好きだという人のお話を聴かせてもらうと、何かその人の人生そのものを覗き見しているような気になってしまいます。お互いに興味がつきなくて、「僕はこうでしたが、あなたはどうでしたか?」というラリーが延々続くという(笑)。
そこでハッと思いつきました。
「このブログを通じて、読者の方々にそれぞれの『特撮と人生』についてお聞きすればいいのでは…?」
(中略)
題して「あなたとトクサツ。~あなたの「特撮と人生」をお聞かせください!~」。
元々このブログでは、僕と息子がそれぞれどういう風に特撮にハマり楽しんでいるかを記事にして書いてきたという経緯があります。なので、せっかくだから読者の方々にも同じように堂々と「自分語り」をしていただきたい、そして僕もそれを是非聞いてみたいと思ったのです。
・・・といった内容でして、主に『ウルトラマンパワード』との幼少体験、そしてブログ執筆の背景にある「作品の観方」について、語らせていただきました。
「インタビューを受ける」という行為が非常に気恥ずかしく、また、実際の記事でもありがたすぎて頭が上がらない言葉を沢山並べてくださっていて、ぶっちゃけ赤面モードです。とはいえ、「自分語りそれ自体が企画趣旨」というスタンスでRyoさんが接してくださったので、すごく自由に、いつもブログを書くように、長文でがんがんやり取りさせていただきました。
いわゆる「原体験」には沢山の思い当たりがありますが、やはり自分には『ウルトラマンパワード』が欠かせないのです。あのアメリカの渇いた大地で戦うウルトラマン。衝撃でした。怪獣の着ぐるみ造形もすごくって。VHSを何度繰り返したことか。後年、自他ともにオタクになってから、同作がDVD化されていないことを知って大いに嘆きましたね。Blu-ray化、本当に嬉しかった。感謝しかない。ありがとうございます。
そんな『パワード』について、パワードバルタンのデザイン解釈、リブートという概念とのファーストコンタクト、ウルトラマンのコンテンツとしての強みなど、インタビューに答える形で語りました。続いて、『ジゴワットレポート』の裏話というと大層ですが、自分が普段どんなふうに作品を観ているのか、などなど・・・。
▲ 提供させていただいた私物の写真。
それにしても、Ryoさんの名インタビュアーっぷりに惚れ惚れでした。なんて紳士的で軽快なやり取りなんだと。質問だけじゃなく、ご自身の思い出も持ち出されてキャッチボールしてくださったので、すごくやりやすかったです。ありがとうございます。
「あなたとトクサツ。」、まだまだ参加者を募集されているとのことなので、ご興味ある方は是非に!