ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

「読まれるブログ」を作るためにやっていることを50個書く

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はてなブログの今週のお題が「ブログ初心者に贈る言葉」とのことで、前々から書き進めていた記事をやっとこさ仕上げることに。

 

タイトル通り、「読まれるブログ」を作るために私が自分なりにやっているテクニックや意識の持ち方(?)のようなものを、50個、書き並べてみました。しかし、実際に編集を終えてみると、もはや「贈る言葉」の域を大いに超えたアホほどボリューミーな文字数に・・・。我ながら目次がエグすぎる。/(^o^)\ナンテコッタイ

 

とはいえ、文字通り「初心者」に贈る言葉としては、「好きなものを好き勝手に書いてください」に尽きます。以下に書いた50項目も、その大前提の先にある話です。タイトル通り、「もし読まれるブログにしたいならば」の段階の話なのです。なので、ブログを本当に始めたばかりの初心者の方は、とにかく好きに、自由に、思いの丈を、頭の中のモヤモヤを、どんどん文章化してください。そして、アウトプットの面白さを噛みしめてください。

 

「より読まれるためのアレコレ」は、何より基となる「自分の書きたいこと」がないと始まりません。以下に並べた50項目は、その「書きたいこと」をいかに「読まれるもの」に加工するか、という話です。最も重要なのは、原材料なのです。

 

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などと前置きしたところで。

 

移転してはてなでブログを開設してから約一年半。安定して月に30〜40万PVを記録できるようになってきていて、読者登録数も1,000を超えたし、先日ちょうど累計500万PVにも到達できたので、ここらで切りよくノウハウ的なモノを一気に放出しても良いかな、と。

 

前提として、①コンテンツサイトではなくあくまで個人ブログを運営、②はてなブログPROを運用中、③アドセンスを中心とした収益化を継続中、という状態です。一部、はてなブログ専用のことも書いていますが、そこは適宜、置換してください。

 

 

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「読まれるブログ」を作るためのスタンス

 

 

①更新頻度は高く保つ

 

更新頻度は、低いより高いほうが良いです。これは必然。単純に、一日10PVを得る記事が10あったら、その日のブログ全体のPVは100になります。これが300記事あったら3,000。当然ですね。記事数は多いに越したことはないし、そのためには更新頻度は高い方が望ましい。

 

また、定期的に読んでくれる読者を継続的に確保したいのならば、これもまたある程度の更新頻度が必要と思われます。朝ドラはあの頻度で放送されるから人気なのであって、仮に放送が半年に一回ペースならこうも話題にはならないでしょう。

 

 

②ただし一日一回までの更新に留める

 

これは意見が分かれると思いますが、あくまで「ブログ」なのであれば、日に一回の更新がベストだと思います。理由は、日に何回も記事が上がると、読み手が読み切れないから。もっと具体的に言うと、ブログのチェックを通勤通学時間や帰宅後の時間帯といった日に一回のルーティーンにしている人も多いと思うんです。そういう場合、何度も更新してしまうと、せっかくの最新記事を自分で埋もれさせてしまう可能性があるんですよね。

 

 

③とにかく沢山のブログを読む

 

アウトプットは、その何倍ものインプットがあって初めて成立します。映画や本も良いですけど、やはりブログにアウトプットしたいのなら、ブログを読むのが一番です。他人のブログには拾いきれないくらいの情報があります。話題そのものもそうですが、文章の質感、言い回し、行間の作り方、記事の構成、画像のチョイス、ブログのレイアウト、その他諸々。同じ畑であるブログをとにかく読むのが大事です。私も、毎日沢山読んでいます。

 

 

④良いモノは臆することなくパクる

 

これは③と地続きなんですけど、重要なのは、パクることです。小奇麗に「参考にさせていただく」なんて言ってる場合じゃないです。どんどんパクるんです。もちろん、記事をコピペして作るなんて無法なことを奨励しているのではなく、そのブログのブランディングを始め、自分が感心した言い回し、自分も使ってみたい表現、分かりやすいと感じたレイアウトなど、間髪入れずパクっていきます。良いと思ったものはどんどん取り入れて、自ブログのカスタマイズや記事作成に活かすことをおすすめします。

 

またブログに限らず、例えば読んだ本の章立てがブログの構造に置換できたり、雑誌のレイアウトが記事構成に応用できたり、種は日々あちこちに存在するんですよね。そういうのをどんどん自分のモノにしていきたいですね、という話。

 

 

⑤ネタに困ったら作品の感想を書く

 

ブログの更新頻度は高い方が良いと上で書いたけれど、そのためにはネタが枯渇しないように気を配らなくてはならない。これについて手っ取り早いのは、作品の感想です。漫画でも、映画でも、ドラマでもアニメでも。作品の感想を綴るのが一番お手軽。迷ったら「最近観たやつ」。

 

 

⑥シリーズ記事を作る

 

これは継続して読んでくれる読者に向けたもので、連載記事を作る、というやつです。例えば雑誌の連載コラムだったり、漫画雑誌の投稿コーナーだったり。人は連続性のあるものをついつい読んでしまいます。ただこれは諸刃の剣でもあって、連載などと銘打ってしまうと、「やらねばならない」という足枷をはめることも意味してしまう・・・。慎重に検証してから始めてください。

 

ちなみに今私がやっているのは、『仮面ライダージオウ』の感想を毎週必ず書くというシリーズです。ある程度「型」を決めると記事作成時間を短縮できます。

 

ZI-O signal カテゴリーの記事一覧 - ジゴワットレポート

 

 

⑦PVを獲得したければ検索流入を意識する

 

もし盲目にPVを獲得したいのであれば、継続的な読者の存在は不要です。何が何でも検索流入。ブログをやって累計10年くらいになりますが、リピーターが記録してくれる閲覧数は検索流入にはるかに劣ります。なので、とにかくPVが欲しいのであれば、「今読まれそうな記事」を、「検索されそうな単語」を散りばめて書く。これだけです。例えば、公開されたばかりの映画、放送中のドラマ、流行りのコンテンツなど、「今読まれそう」なものはある程度予想できます。

 

『goodkeyword』『関連キーワード取得ツール』等を使って、有効な単語をピックアップすれば確度が上がります。あとはとにかくトライアル・アンド・エラー。検索順位をサクッと確認したい時は『SEOチェキ!』の「検索順位チェック」で。

 

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⑧ファンを獲得したければ内容を優先する

 

ただし⑦への反証として、検索流入は「読者」を作り辛い、という側面があります。ここでの「読者」とは、継続的にブログを読んでくれる、リピーターのことですね。検索から読んでくれる人は、読んでその場で終わる場合が多いです。基本的に、何かを知りたい・調べたい・解決したい、という目的で検索するので、その答えを得られたらサヨナラなんですね。なので、彼らは継続的な「読者」にはなり難い。それでもそこから、砂漠から砂金を探すように「読者」に繋げたいのなら、内容勝負しかありません。内容でもって、「ああ、この人の文章って良いな、もっと読みたいな」と言わせる必要が出てきます。

 

 

⑨検索は答えを、読者は共感を求めている

 

つまり⑦⑧を総合すると、この⑨のタイトルになります。検索から読む人は答えを、継続的な読者は内容に対する(広義の)共感を求めます。前者は「なるほどそういうことか」、後者は「わかる〜〜」。これを両立させるためには、検索を意識したワードチョイスと時勢の読み、あわせて、読者を作るための内容のクオリティ、その双方が同時に求められます。

 

といっても、これを同時にひとつの記事に盛り込める人は、もうとっくにそれなりの結果を出しているはず。まずは、「これは割り切った検索向け」「これはいつも読んでくれる読者向け」という書き分けを意識することから始めると良いと思います。欲張りというより、言うなればハイブリッドです。どっちかに偏らせなければならない道理はないので。

 

 

⑩不勉強な分野、ネガティブな内容は極力扱わない

 

これは自省も込めてなのですが、不勉強な分野はトンチンカンな結論に行きがちです。「素人ならではの鋭い指摘」なんて、マック女子高生だか聡明な子供だかのコピペのような事態は、そうそう起こりません。大体が、鼻で笑われて終わるか、ブコメやSNSで叩かれます。・・・はい、主に移転前のブログでの実体験です。なので、継続的な読者を作る、言うなればファンを作るという観点からも、不勉強な分野へのカチコミはおすすめしません。

 

また、ネガティブな内容ばかりのブログも、毎日のようには読みたくないでしょう。ただ、度々書いているように、私が書いているのはあくまで「読まれるブログを作る」ための内容です。最初に書いたように、基本は書きたいことを書けば良いのです。

 

 

⑪トレンドネタは扱いに細心の注意を払う

 

ほとんど⑩と同じですけど、今が旬のトレンドネタで盛り上がっているところに突撃すると、火傷する場合があります。ブコメ欄で斧のような辛辣なコメントが飛び交い、精神を消耗します。トレンドネタを扱う際は、慎重に、何度も校正してからアップしましょう。⑦と矛盾している、とお思いかもしれませんが、これはネタの選び方に気を配ることで両立可能です。

 

 

⑫ブランディングを意識する

 

「ブランディング」と言えばカッコつけな用語ですが、要は、「◯◯といえばあの人」を目指す、ということです。例えばはてな界隈だと、ブログで仕事をやめた人と言えば誰が思い浮かびますか。学校給食の解説といえば誰ですか。はてな村を題材に風刺盛り沢山で送る人は誰ですか。夫婦や子育てのネタといえば誰ですか。皆さん、ちゃんと「◯◯といえばあの人」になっていると思います。色んなTwitter界隈でも、ジャンルごとに大なり小なり「あの人」がいることでしょう。もちろん、今挙げたような天空闘技場のフロアマスターのような人々にはそう簡単になれやしませんが、その手法には「学び」があります。

 

 

⑬ネガコメは来るものと割り切る

 

ネガコメは、来ます。もうこれは「来るもの」として割り切るしか無いです。どんなに上手く書けたと思っても、コメント、ブコメ、果てはシェアされた先のSNSで、批難されることはよくあります。言うなれば批難の声は読んだ人の権利でもあるので、それ自体はもうどうにもできません。

 

重要なのは、ネガコメは「わざわざ声を上げる」という点。記事を読んでプラスの方向に感じてくれた人は、「わざわざ」声を上げない場合が多いです(体感調べ)。ブコメやシェアで黙々と記事を広めてくれます。炎上は問題外として、ネガコメが来る場合は、その背景に何倍ものポジコメ(?)があります。というか、そういう心持ちでいないと、ブログは続かないです・・・。

 

 

⑭自分のブログの一番のファンは自分であると意識する

 

これはもう、書いたとおりです。自分のブログは他でもない自分が書いたので、「感じたことがそのまま書かれている」し、「他のどこよりも自分に寄り添った内容」になってます。この記事の最初でも「好きなものを好き勝手に書いてください」と書きましたが、それと意味としては同じです。最高最善の読者は、常にそれを書いている自分自身です。自分が「良いぞ!」と思う内容、レイアウト、記事構成、その他諸々。まずは全ての前提がそこから始まると思っています。

 

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記事作成のポイント

 

 

⑮記事はスキマ時間にどんどん書く

 

私自身、サラリーマンとして働きながら副業でこのブログを運営してますが、ブログに書ける時間の捻出がカギです。まあ慣れればある程度のサイクルは作れるのですが、それまでが難しい。ポイントは、「一気に書こう」としないこと。はてなブログだと公式のアプリもあるので、それを使ってスマホでどんどん下書き。朝のちょっとした時間、通勤退勤時間、昼休み、等々。どんどん書いて、それを後からPCで仕上げる、と。

 

もちろん最後までスマホでやっても良いのですが、満足いくレイアウトで作ろうと思ったら、やっぱりPCの方が作業しやすいです。

 

はてなブログ

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⑯ネタはGoogle Keepにストックする

 

以前にも書いたことがありましたが、ブログのネタはGoogle Keepに保存しています。はてなブログのアプリはあくまで「記事を書く際の下書き」なので、それより前段階の「ネタ集め」は、全部これに突っ込んでます。あと、ブログで使う写真や画像、引用元や情報ソースとして活用できそうなウェブページも、全部これにストックしています。iPhoneのアクティビティに入れておくと、ウェブページから直接飛ばせるので、ストックが捗りますね。

 

Google Keep - メモとリスト

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⑰サムネイルを彩り豊かに配置する

 

今の御時世、サムネイルは必須です。記事がシェアされた際に、任意の画像が必ず表示されます。それがデフォルトのものか、内容に沿ったものかで、集客も変わってきます。可能な限りサムネイルを個別に設定することをおすすめします。画像は、自分で撮った写真でも良いですし、フリーの素材サイトでも良いです。ただ、あまりフリー画像集に頼ると、よくある味気ない塩梅になってしまうので、そこは上手くバランスを意識しつつ・・・

 

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⑱Amazon商品画像をアイキャッチに活用する

 

⑰からの続きとして、はてなブログだと、Amazonの商品画像を簡単に利用できます。PCの編集画面、右のサイドバーからAmazonを選び、検索した商品から「画像」を選んで貼り付け。それを、同じくサイドバーにある編集オプションからアイキャッチ画像に指定。あくまで「商品画像」として使用するので、権利的な部分を気にしなくて良いのが大きいですね。下に試しに貼りましたが、「詳細」形式より「画像」形式の方が、もちろん解像度が高いです。

 

目の前の仕事に集中するためのApple Watch起きてから寝るまでの使い方が分かる本

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⑲作品名は『』、その他は「」を使う

 

これは私も昨年くらいから徹底していることですが、同じカッコでも使い分けています。作品名は『』、文中の強調の意味では「」、という使い方。これは、何度か寄稿させていただいている『特撮秘宝』の中で徹底されていたやり方。映画や特撮など、特定の作品を取り上げて記事を作ることが多いので、どうしてもカッコが多くなってしまうんですよね。なので、二種類を使い分けて、これはタイトル、こっちは私のオリジナルのカッコ付け、というのが分かるようにしています。全ては、読み手への「分かりやすさ」のためです。

 

別冊映画秘宝 特撮秘宝vol.8 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

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⑳Twitterの埋め込みを使う

 

文字通り、Twitterの埋め込みを意識して使っています。利点はふたつ。各種公式アカウントの画像付きツイートを埋め込むことで、引用という形式でその画像を文中に使えること。もうひとつは、さりげに自分のTwitterの宣伝ができること。あと、文字がひたすらダラダラ続くよりは、仕上がりにメリハリも付きますしね。サイドバーのTwitter貼り付けから埋め込むか、ツイートのURLを形式選択して埋め込みます。

 

 

 

㉑定期的に過去記事を再掲する

 

ブログの読者というのは、基本的に「さかのぼってくれない」ものだと考えています。もちろん、何らかの記事から知ってもらって、過去記事も全部読んでもらえる。そんな極上の幸せを提供してくれる方もいらっしゃるかもしれませんが、おそらく多くの方が、知るきっかけになった「何らかの記事」以降から読み始めるのかな、と。

 

そういう方に向けて、過去のヒット記事、関連記事、自信のある記事などを、過去記事再掲という形で新記事に登場させよう、という話。「へぇ、こんなのも書いてるんだ」と思ってもらえればOKな訳です。

 

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㉒ある程度の「読み応え」と段落を意識する

 

これもまた好みの話ですが、私は自分のブログにある程度の「読み応え」を持たせたいと思っています。なので、改行をあえて控えめにして、段落のブロックにボリュームを持たせる方向性。とはいえこれは諸刃の剣で、おそらく文字が多くてブラウザをバックしてしまう人もいると思うんですけど、それでも、読み手に「読み応え」を提供したい、と。

 

これもある種⑫と同じ、ブランディングのひとつですね。で、その「読み応え」は、PCなら5~7行程度、スマホなら画面内に段落が収まる程度、くらいにしています。(といっても環境で大いに異なるのであくまで目安のひとつですね)

 

 

㉓括弧書きは文字サイズを縮小する

 

これもまた私の勝手なマイルールなのですが、()を使う時はその文字サイズを下げています。私の文体では、()の中に書くのはあくまで付帯の情報であることが多く(もしくは辛辣な物言いをしてしまった際の醜い予防線とか)、本文の読むペースを崩さずに挿入することを考えると、文字サイズを下げた方が読みやすいかなあ、と。話している最中に言葉のボリュームをスッと少し下げるイメージですね。この後の㉗にも通ずる話。あと、ダラダラと文字が伸びていく中にサイズが異なる部分があると、単純に視覚的なメリハリが付くので。

 

 

㉔更新したら必ずPCとスマホ双方で確認する

 

これも今更な話ですが、今の時代、ブログ読者層の過半数以上を占めているのはスマホユーザーです。実際にこのブログの記録として、Googleアナリティクスで2018年1年間におけるデバイス別アクセス率を出してみると、モバイルが約79%、対するデスクトップが約14%という数字に。タブレットも、デスクトップの半分ありますね。

 

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なので、PCで更新した方がしっかりと記事を作り込める反面、モバイル向け・スマホ向けを意識する必要がある訳です。なので、更新したら必ず手元のスマホで確認して、「モバイルでも意図したレイアウトで表示されているか」をチェックするようにしています。同じく、レスポンシブデザイン等を活用し、モバイルユーザーにも使い易いようにデザインを調整してますね。

 

 

㉕Twitterとはてなのフォローボタンを記事の最後に配置する

 

継続的な「読者」を獲得する手段として有効なのは、手っ取り早く、フォロワーになってもらうことです。私は以下のように、全ての記事の最後に、Twitterのフォローボタンとはてなブログの読者登録ボタンを設置してます。

 


 

作り方は簡単。Twitterはボタン作成サイト(Twitter Publish)でHTMLコードを取得できますし、読者登録ボタンは編集画面の設定→詳細設定→読者になるボタンにあらかじめHTMLコードが置かれています。これを、デザイン→カスタマイズ→記事→記事下に配置するだけ。ちなみに、Twitterのフォローボタンで横にフォロワー数を表示するには、コード内の「"false"」を「"true"」に書き換えます。(複数個所)

 

Twitter Publish

 

 

㉖ファーストビューで画像を使わない

 

これは表示速度の意味合いです。読み込みが重いサイトって、単純に足が向かないですよね。と言いつつ私のこのブログもびっくりするくらい重いので、近々腰を据えて軽量化作業をしようと思っています。

 

それはそれとして、これは『Google AdSense マネタイズの教科書』という本でも触れられていたやり方なのですが、実際に読み手の意識に残るのは、「(全てのページ読み込みが完了する)ロード時間」ではなく、「(スクロールなしの画面表示が完了するまでの時間を意味する)スピードインデックス」な訳です。つまりは、サイト自体の軽量化はともかく、まず文字だけで記事を構成することで「見え」「印象」の表示速度を疑似的に高めることができる、と、そういうやり方ですね。

 

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㉗文章は脳内で音にする

 

皆さんが思う、「読みやすい文章」とは何でしょうか。私の中での勝手な定義は、「声に出して読んだ時に程よくスラスラ読める」ことです。なので、文章を作った後の校正の段階で、必ず脳内で音読するようにしています。そうすると、語尾が気になったり、表現が気になったり、漢字をひらいてみたりと、色々と改善点が見つかります。加えて、「あえて」その音の流れに引っ掛かりを持たせることで一部分を印象付ける時もありますね。

 

 

㉘必ずプレビュー画面で確認する

 

上で何度か書いてきたことと同じですが、記事をアップする際は、とにかく「確認」が重要です。アップする後もやりますが、前も大事。はてなブログのプレビュー機能を使います。この時、私はサイト構成全体での仕上がりで確認したいので、極力「プレビューを新しいウインドウで表示」を選んでいます。しかし、これはあくまでプレビューなので、一部の見え方が異なって出てくる場合があります。慣れれば脳内で変換してスルーできますが・・・。

 

 

㉙書いた記事は何度も何度も読み返す

 

記事の「確認」が大事、という意味で、自分で何度もブログを読み返すようにしています。読み返して、読み返して、読み返して。誤字脱字を探して、もしくは、伝わりにくい表現を探して、スマホのはてなブログアプリから修正もしくは加筆。むしろ、記事作成手順はアップした後が本番な感じすらありますね。半日置いてから読んでみると、めちゃくちゃ伝わりにくい表現が用いられていたりするので。自分で書いたくせに・・・。

 

 

㉚誤字脱字は迅速に修正する

 

前述のように、はてなブログのアプリが結構優秀なので、記事の修正は簡単です。読者との良好な関係を保つためにも、誤字脱字にはスピーディーに対応するのが吉。誤字脱字って、もう絶対にあるんですよ。「いつまでも、無くなると思うな、誤字脱字」。なので、自分でも何度も読み返しますが、読んでくださった方がコメントやSNSで教えてくれることも多いです。大変ありがたい話です・・・!

 

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ブログのレイアウトや構成

 

 

㉛最新記事(最終更新日)を分かりやすくレイアウトする

 

情報そのものにおいて大事なのは、鮮度です。しかも、コンテンツサイトではなく個人のブログであれば、それが「いつ」書かれたものか、というのは付帯情報として小さくありません。同じコンテンツに対する意見でも、昨日書かれたものと5年前に書かれたものとでは全く意味が変わってきます。私もビジネス書を買う時は、必ず出版年を確認してしまうタチでして。

 

なので、そのブログの最新記事が「いつ」書かれたのか、つまりこのブログがどの程度の鮮度とペースで更新されているのか、それが読者にハッキリと伝わるサイト構成が望ましいと思っています。単純なことですけど、記事の「更新日」の明記ですね。

 

 

㉜読者が知りたい情報にたどり着ける構成を意識する

 

私自身も初めて訪れたブログでよくあるのですが、「このブログで一番読まれている記事はどれだろう?」「書き手はどんな人なんだろう?」「最新記事はどんなのを書いているんだろう?」といったことが気になること、ありますよね。その際に、その欲しい情報が得られやすい環境があった方が良いよね、という話です。グローバルメニューの設置もそうですし、サイドバー、プロフィール欄の構成、そこからの動線。まとめページや簡潔なカテゴリー分け。とにかく「知りたい」に少ないクリック数で辿り着ける環境が大事でしょう、という話。

 

 

㉝サイトデザインはシンプルが一番である

 

㉜とあわせて、つまりはシンプルなサイト構成は強いです。シンプルというのは、「分かりやすい」ということ。分かりやすいというのは、「情報を得やすい」ということ。情報が得やすいとはつまり、その読み手が「読者」になってくれる可能性を高める、ということです。サイト構成はついつい凝って作り込んでしまいがちですが、まずはシンプルに分かりやすいことを意識した方が良いと思います。

 

 

㉞仕事実績はしっかり載せる

 

前述のブランディングと同じですが、やった仕事の実績はちゃんと分かりやすいところに置くようにしています。寄稿等の仕事は、その依頼元の媒体が該当のブログの性格や属性をよく表していることが多いので、自己紹介として効率が良いです。私も、いくつかはプロフィール欄に書いた上で、実績一覧のページも作っています。

 

寄稿・執筆記録 - ジゴワットレポート

 

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Googleアドセンスとの付き合い方

 

 

㉟アドセンスの自動広告は使わない

 

これは実体験の上での個人的な判断だと前置いておきますが、Googleアドセンスの自動広告は、まだ私の中で使えるレベルにまで到達していない印象が強くて。というのも、サイトのデザインをめちゃくちゃに破壊してくれちゃうんですよ。実際に試した時に、「え?そんなところに広告出しちゃうの?」というのが多くて。なので、これは読者のためにも良くないな、と。「分かりやすい」サイトデザインとの兼ね合いを考えた時に、ちょっと二の足踏んじゃうんですよね。

 

仮に数倍の手間がかかっても、自分でコツコツと配置した方が、デザイン的には満足がいくと思います。まあ、利益優先なら話は変わってくると思いますが。

 

 

㊱記事中のアドセンスは話の転換点に配置する

 

これも㉟と似ているのですが、記事中の広告って、すごく悩ましいんですよね。クリック率は高いのですが、それって、その記事を最後まで読んでもらえなかった、という結果でもあって。なので、せめてもの(せめてもの?)落としどころとして、記事中の広告は話の転換点に置いてます。つまり、章の変わり目、話題の転換ポイント、一息入れて欲しい部分、などなど。「え?ここでいきなり広告?」ということが無いように、ということですね。

 

 

㊲ブログで得た収益をブログに使う

 

これは文字通りで、ブログで得た収益の一部は、ブログのために使っています。基本は書籍ですね。ブログ運営の本は色んなものが出ているので、気になったのは買って読むようにしています。あと、直接ブログと関係なくても、考え方として置換できる本は沢山あって。『新しいメディアの教科書』なんて、その最たる本でした。あと、『ことば選び辞典』も使い勝手が良いですね。

 

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読者へ向けた意識の持ち方

 

 

㊳読者の動線・離脱ポイントを想定する

 

例えばTwitterから、例えば検索から、例えば「購読中のブログ」から。読者が記事を読みに来てくれたとします。その後、最後まで読んでくれたとして、次にどう動くか。ここを意識した記事・サイト構成を心掛けるようにしています。関連記事から別の記事に飛んでくれるのか、惜しくもブラウザバックしてしまうのか、もしくは広告をクリックしてくれるのか。その動線を、成果はともかく、作り手としてなるべく意識する訳です。

 

だから、私も昔はやっていましたが、「にほんブログ村」のクリックボタンは今の感覚だと配置しませんね。あれは、関連記事でも広告でもなく、完全に別サイトへ読者を離脱させてしまうので・・・。そこからの流入より、サイト内での回遊率を上げた方が良いと、今ではそう考えています。

 

 

㊴Twitterやインスタで更新報告を行う

 

これはもう鉄板ですが、今のご時世、SNSは欠かせません。Twitterやインスタで、必ず記事の更新を報告するようにしています。特にTwitterは、そのままRTで拡散される可能性を常に持っているので、重要な動線ですね。

 

 

移転前のブログではLINE@もやっていたので、そろそろそっちも復活させるべきか、と考えています。

 

結騎 了(@slinky_dog_s11)さん | Twitter

結騎 了 (@jigowatt121) • Instagram photos and videos

LINE@で販促・ファンを獲得!無料アプリで簡単に始めるビジネス向けLINE

 

 

㊵どうやって更新の報告を得たら良いかを明示する

 

これは㊴と同じですが、「どうやってこのブログの更新を知れるか」をちゃんと載せることが重要です。今の時代、そこを読者に任せるのではなく、書き手がしっかり動線を整えて宣伝する必要があります。私のブログだと、「はてなブログ(読者登録)」「Twitter」「インスタグラム」「feedly」のフォローボタンを、全ての記事のタイトル下に配置してます。デザイン編集画面から、カスタマイズ→記事→記事上、ですね。㉕もこの一環です。

 

 

㊶「今何が読まれているか」をチェックする習慣をつける

 

ブログの過去記事は、思わぬタイミングで読まれます。テレビで何かかが取り上げられた時、ネットのニュースになった時、「まさかこれが」という過去記事が検索で発掘され、予想外に読まれたりします。もしくは、Twitterで誰かが引用してツイートしてくれたり。

 

これをしっかり把握することで、自分のブログがどういったタイミングで何の話題に強いのかを知ることができます。Googleアナリティクスのリアルタイム画面でも良いのですが、アプリがどうにも使い辛いので、私の場合はAnalyticsPMを愛用しています。下のスクショのように、リアルタイムの閲覧状態が把握できます。

 

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AnalyticsPM for Google Analytics

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㊷リライトは常に意識する

 

過去記事のリライトって、すごく面倒な作業ですよね。一度完成させたものをゴールの無いマラソンに放り込むのと同じなので、精神的にはすごく大変。とはいえ、やはり、情報が古かったり直近のトレンド的に内容が薄かったりすると、読者のためにはリライトが必須な場面は多々あります。

 

私が心がけているのは、リライトは「すぐ」やる、ということ。気付いた時に、「あ、これは!」となった時に、すぐに編集画面を開いて情報を更新する。リライトというより、ブログそのものを細かく手入れしていく感じですね。まるで雑草抜きのよう。幸い、はてなブログはログイン状態だと記事タイトルの左部分から編集画面にアクセスできるので、重宝しています。(これは導入しているデザインによって違うかな?)

 

 

㊸トレンドで読まれている過去記事は速攻でリライトする

 

これは㊶と㊷の複合技。思いもよらぬタイミングで過去記事が発掘されることがよくあるので、その際に、該当の記事をすぐさまリライトします。「今読まれている」のに、「今」やらなくてどうする、というやつ。作成当時の感覚とは異なっている部分、例えば文体に始まり、広告の位置、商品画像、引用元の明示など、細かく手入れするようにしています。

 

 

㊹Twitterでのエゴサを行う

 

なんだかんだ言ってエゴサーチは大事です。そこには、屈託のない記事の感想が溢れています。トライアル・アンド・エラーで記事作成の精度を上げていくためにも、「どういう感想を持たれたか」を少しでも多く目にすることは欠かせません。「あー、結構気を付けて書いたつもりだけど、そういう受け取り方もあるのか。じゃあ次はこういう表現で書いてみようかな」、という自省を繰り返す訳です。

 

TwitterではURLで検索ができますので、自分のブログのURLで検索すると、引用してツイートしてくれたものが見つかります。または、それらのツイートや自分の更新通知ツイートがRT先でどう言及されているか、これらは大変有能なサイト『リツイート直後のツイートを表示するやつ』でピックアップ可能です。

 

jigowatt121.com - Twitter検索 

リツイート直後のツイートを表示するやつ

 

 

㊺セルクマは欠かさない

 

これもシンプルながら重要ですね。ブクマが3つ集まると新着エントリー、ある程度集まればホットエントリーに上がり、多くの人の目に触れる。はてなブックマークでのブクマページは、重要な動線です。もちろん、検索流入に比べたら少し小さいパイプなのですが、読者確保という意味合いで欠かせません。はてブで多くブクマを集めると、往々にして読者登録数が増えます。

 

なお、ご自身が運営するウェブサイトを自身のアカウントでブックマークする行為については、特に問題としておらず、表示制限措置や利用停止などの対象とはしておりません。

 

はてなブックマークにおけるスパム行為の考え方および対応について - はてなブックマークヘルプ

 

私の場合は、セルクマには必ず「セルクマ」のタグを付けて整理しています。

 

はてなブックマーク - セルクマに関するslinky_dog_s11のブックマーク

 

 

㊻「映画レビューは三度読まれる」

 

これは半ば法則的なものですが、「映画レビューは三度読まれる」という考え方です。ひとつは、公開タイミング。ふたつは、ソフトリリース時。最後に、テレビ放映のタイミング。映画レビューだと、主にこの3つのタイミングで読まれます。・・・という話で何が言いたいかというと、全ての記事には、こういう「タイミング」の法則のようなものがある、ということです。

 

日記に近い雑記は基本的に更新したその時が最高潮、本のレビューだと爆発せずとも継続的に、などなど、記事の内容ごとに発動するタイミングがあります。それを常に意識して、せっかくなので「その時」だけの発動で終わらないような、リバースカードのような記事をたまに仕掛けるのも良いかもしれません。

 

 

㊼コンテンツサイトとブログは趣旨が違う

 

例えば「犬の育て方サイト」、例えば「サイクリング入門サイト」、そういった情報羅列・蓄積型のコンテンツサイトとブログでは、諸々の趣旨が全く異なってきます。あくまで「ブログ」なのであれば、文章に滲み出る人間性やキャラクター、一昔前の表現で言うところの「管理人」の魅力、そして、何気ない日常や匿名だからこその意見など、コンテンツサイトとは勝負の土壌が異なります。

 

ウェブの大海には「サイト作りのノウハウ」が死ぬほど溢れてていますが、コンテンツサイト向けのアドバイスとブログ向けのアドバイスは、似て非なります。自分が「どちら」を運営しているのか、意識しながら記事を作っていきましょう、という話。

 

 

㊽読者を巻き込んだ記事を作る

 

ある程度読者が増えたら、読者を巻き込んだ記事を作ることで、そのブログへの関心を高めることができます。しかし、やり方を間違えれば逆に転ぶこともあるので、注意が必要。私の場合は、昨年末に読者からの投票を集計する企画をやりました。今後も、一方的な情報提供に終わらない「何か」をやれたらなあ、と考えてます。

 

www.jigowatt121.com

 

 

㊾網を張るという意識を持つ

 

ここまでの48項目で書いてきたことのまとめのようなものですが、今の時代、ブログの集客は「網」がポイントだと思っています。つまり、検索流入だけに頼る訳でも、SNSに依存する訳でもない、それら全てを薄く広く連携させていく、そういうアプローチですね。

 

昨今、「トレンド記事をピックアップする」というキュレーションサイトやニュースサイトが爆発的に増えました。つまりは、検索だけに頼るのではなく、どこか一ヵ所のフィールドでの「バズ」が、どんどん誘爆して被リンクを増幅させてくれる訳です。なので、「どこかに特化」するというよりは、その全ての畑は地面の下で繋がっていて、いつどこでどう連鎖するか分からない、と。バズは「ぷよぷよ」なんだと。そういう「網」の張り方、巡らせ方がポイントだと考えています。注意力を、薄く広く保ちたいですね。

 

 

㊿SNS、検索、はてブ、どこにウケるかを意識する

 

最後に。㊾と真逆のような話ですが、「網」を張りながらも、誘爆の元となる最初の爆発をどこで起こすか、というターゲティングは欠かせません。

 

例えば、特定の映画やアニメの感想はTwitterの該当界隈に強く、IT系や仕事論のような話ははてブでウケやすいです。芸能人の話題やテレビに言及した内容は検索に強く、写真がメインコンテンツならインスタというフィールドは欠かせないでしょう。記事のジャンル、扱うトピック、主張したい内容に応じて、どこでウケるかは変わってきます。数を重ねていけばおよそ「これはあのあたりでウケそうだ」という予測がつくので、そういう狙い方をしてみるのもオススメです。

 

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以上、50項目、書いてみました。総文字数、約16,000字。もしかしたらこのブログで一番長い記事かもしれない・・・。言うまでもなく、あくまで「私が」やっているアレコレなので、これが正解だとかそういうことではありません。そこだけは、悪しからず。

 

50項目の中で何度も書きましたが、ポイントは大きくふたつです。ひとつは、常に読者の「読みやすい」「分かりやすい」を意識する。そしてもうひとつは、自分の書きたい記事がどうすれば多くの人に読まれるか、試行錯誤を繰り返す。たったふたつのシンプルな答えですが、これを細分化すると上の50になりますよ、という話。

 

ブログは一日にして成らず。地道にコツコツと、しかし自分に向けて楽しく、ブログライフを送りましょう。(なお、当ブログのブログ運営について書いた記事は、「ブログ運営カテゴリー」をご参照ください)

 

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今週のお題「ブログ初心者に贈る言葉」