動画や音楽の定額サービス、全く使わないものなら解約一択なんですけど、微妙に使い続けていると費用対効果の判断に迷いますよね。ついついポチポチ登録してしまうんですけど、自省のために書き出してみると、現状はこんな感じ。
<加入サービスの月額料金>
Amazonプライム 325円(3,900円/12ヶ月)
Netflix(スタンダード) 1,200円
東映特撮ファンクラブ 960円
ジャンプ+(週刊少年ジャンプ) 900円
Apple Music 980円
合計すると、ひと月あたり4,365円の出費。うーん、これは安いのか高いのか。うーん。悩む。せっかくなのでそれぞれ検証してみる。
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Amazonプライム 325円(3,900円/12ヶ月)
必須。この辺鄙な田舎にとってAmazonはもはやインフラ。お急ぎ便が必要な場面も多いし、プライムビデオも含めてこの金額は破格すぎる。あと、スマートスピーカー(アレクサ)を自宅で愛用しているので、プライムミュージックは欠かせません。これは選択の余地なし。
Netflix(スタンダード) 1,200円
これが問題。色々と観たい作品は多いのだけど、どうにも上手く時間を使えずに利用できていない。一作観れたかどうか、という月もある始末。とはいえ、Netflixは独自ラインナップも多く、昨今はこれを中心に「映画」というコンテンツそのものが変革している様子なので、一応映画好きとしてはいつでも観られるようにしておきたい・・・。
あと、先日、TwitterのTLで話題になっていた『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』を観たんですけど、これがまた抜群に面白くて。こういうのを観せてくれるサービスには是非ともお金を払いたい!・・・というのもありますね。
東映特撮ファンクラブ 960円
これは『仮面ライダージオウ』の補完計画に乗せられてまんまと加入してしまったやつ。しかしその後も、東映が送る怪獣特撮『ギャラス』や、『仮面ライダーシノビ』のスピンオフなど、色々と予定されているのがズルい。あと、世代的に『カブタック』『ロボタック』あたりがいつでも観られるのもズルい。うーん、これもやっぱり解約できない。
ジャンプ+(週刊少年ジャンプ) 900円
必須。解約不可。もはや「習慣」の域を超えている。週刊だけに
Apple Music 980円
お試し無料期間が終わっても解約しなかった自分がいる時点で答えが出ている・・・。というのも、昨年ライムスターにハマりまして。このApple Musicにはそれが全曲あるんですよね。彼ら名義のものだけでなく、豊富なコラボ系も取り揃えられていて。仮面ライダー系のサントラと、あと洋画のサントラ、クラシック系も拾えるから助かる。洋画サントラなんて、およそ日本公開よりリリースが速いので、劇場を出たすぐにDLできるんですよね。うむむ。これも駄目だ。外せない。南無。
ということで、検証すればするほど何かと理由を持ち出して解約をしない、という自分の甘さが際立ちました。うん、ちゃんと払おう。そうしよう。
しかしまあ、以前から言われていたことですが、ここ最近は本当に「所有」の価値が相対的に下がってきたというか、「いつでも観られる・聴ける・読める」という状態の維持そのものにお金をかけて、本棚やCDラックは空のまま、という時代になってきましたよね。いよいよ本当に、拍車がかかってきた感じ。
上で出した4,365円という数字も、年間にしたら5万を超える訳ですよ。いや5万て。マジか。何らかのBlu-ray BOXが買えちゃうじゃん。・・・などと、ここにきてまだそういう物欲で換算してしまう感覚こそが、もしかしたらもう「古い」のかなあ、と。いや、よくやってしまうんですよね。「〇〇は単行本何冊分」とか、そういうやつ。
年間5万円超の「状態維持」にお金をかけて、それらは本当に自分にとって見合う価値があるのか。というより、価値があるように自分で調整していかなきゃならない、ということなんですよね。しっかり時間を作って、観るものは観る。聴くものは聴く。読むものは読む。趣味人はいつになっても「時間のやりくり」が最大の課題ですね。(本当はHuluやビデオパスにも入りたいだなんて思わない思わない思わない・・・)