ジゴワットレポート

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レビュー『ASUS Chromebook Flip C434TA-AI0095』 Chromebookならではのお手軽さに高級感を上乗せした優等生モデル

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ブログのお供にChromebookを購入して、約1年半。すっかりその魅力に惚れ込んでしまったので、この度、上位機種に手を出してみました。

 

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ASUSの「C434TA-AI0095」。価格 .com で調べると、本日(2020.1.2)時点で最安値は69,800円。Chromebookの平均価格帯からすると安くはないです。これでもメモリの少ないモデルを選んでいるのですが。12月下旬に買ったので、いじり始めて現在2週間ほど。すっかり、どっぷりと、気に入っております。

 

ASUS Chromebook Flip C434TAは、液晶ディスプレイが360°回転するChromebookです。コンパクトでスタイリッシュな本体にパワフルな性能を備え、あなたをスマートにサポートします。


14型サイズの液晶ディスプレイには超狭額ベゼルを採用しており、フレーム部分に占める画面の比率は87%にも達します。画面を見るときにベゼルが目に入りにくいので、実際よりも画面が大きく感じられるほか、一般的な液晶ディスプレイよりも表示内容に集中することができます。特に、画面を回転させてタブレットのようにして使用する際には、ベゼルの細さがより快適さを高めてくれます。


使用するアプリケーションはGoogle Playストアからダウンロードでき、膨大な数のアプリケーションから自分に最適なものを選ぶことができます。性能からデザインや使いやすさまで、すべてを高いレベルで実現したASUS Chromebook Flip C434TAは、あなたにとって最高の1台になるはずです。

 

ASUS Chromebook Flip C434TA | 2-in-1 製品 | ASUS 日本

 

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Chromebookの「良さ」は、とにかく「低価格」であること。ネットでのブラウジングに割り切った作りで、バッテリーの保ちもよく、取り回しが良い。機能特化型のパソコンなので、価格は抑えめ。それがChromebookの大きな利点のひとつ。これは間違いないです。

 

ただ、今回の「C434TA」までくると、「その価格帯ならもうちょっと他に選択肢があるのでは?」という思いも出てくる。実際、気になってから実際にポチるまで、かなり悩みました。とはいえ、今の私はすっかりChromebookに惚れ込んでいるのです。もちろん色々と理由はあるのですが、その最たるものが、「起動の速さ」。シンプルかつ強力な利点。これなんですよ。

 

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というのも、私のChromebookの使い方は、そのほとんどが「ブログ専用機」なのです。娘を寝かしつけた後の時間。映画館に行って、映画と映画を観る間。ちょっとしたスキマのタイミング。そういった瞬間にパッと開いてさくっと打鍵する。その「さくっと」に、どれだけのメリットがあるか。1年以上Chromebookを使ってみて、よ〜〜く身に沁みました。

 

ブログをただ書いてアップするだけなら、タブレットでもスマホでも出来る。ただ、やはりある程度まとまった文章を書こうと思ったら、最低でもノートパソコンの環境は欲しい。HTMLだっていじりたい。iPad ProとSmart Keyboard Folioの組み合わせも持っているけれど、やはりこれだとちょっと物足りない・・・。ガーッとした作業には向いていない。

 

その点Chromebookは、ある程度の勢いと熱量を受け止められるノートパソコンとしてのパフォーマンスがありながら、とにかく起動が速い。爆速。パカッと開いたら画面が点灯して、数秒後にはパスワード入力画面が表示されて、その後すぐに操作することができる。スリープからの復帰はもっと迅速。いや、ほんとに、些細なことなんですよ。ほんの小さなこと。Windowsの十数秒だって、ただ待てば過ぎるのは分かっています。でもやっぱり、これを一度覚えたらもう安易には戻れない。それくらい、シンプルに「速い」。

 

だからこそ、ノートパソコンを買い換えるにあたって、Chromebook以外の選択肢はあり得なかった。少なくとも今の私の「スキマ時間にブログを書く」という生活には、Chromebookがすっかり欠かせないのである。(もちろん、Googleアカウントのみで初期設定が爆速完了するのも大きな魅力)


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そんなこんなで「C434TA」。限界田舎の家電屋にはもちろんChromebookなんて置いていないので、家族で遠出したついでに、嫁さんにお願いして大きな量販店へ。

 

実機の「C434TA」を触ってみると、ややひんやりとしたアルミニウム合金の高級感がすごく良い・・・!一瞬で惚れてしまったのであった。あと、USBのType-Cが良いですね。最近はType-Cのデジモノもどんどん身の回りに増えてきたので、助かります(充電もType-Cなのだけど、左右どちらにも挿せるのがシンプルにありがたい)。HDMIを捨てているのはこれまた随分と割り切っているが、私の使用環境だと問題なし。

 

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映り込みが激しくて恐縮なのですが、特筆すべきはそのベゼルの細さ。めちゃんこ細いです。画面占領率は87%。全面ガラス仕様で段差も無いので、実機を前にすると、かなり画面が大きく感じられます。よって、画面は平均的なノートパソコンよりかなり横長な印象。

 

質量が約1.45kgとChromebookにしてはやや重いのが難点ですが、持ち運ぶ分にはさほど影響なし。十分許容範囲です。

 

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ディスプレイを回転させることで、テントモード、そしてタブレットモードへ。あまり回転させて使うことは無いのですが、仕事の都合でビジホに泊まることが多いので、そういう時にテントモードにして映画を観る使い方も想定して買いました。もちろんタッチパネル対応。

 

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Google Playストアにも対応済みなので、一通り、使えそうなアプリはいくつか落としました。

 

Amazonプライムビデオやネトフリ、Apple MusicやKindle。ネットで検索すると出てくる先人のレビューには「アマプラやKindleがダウンロードできない」という記述もありましたが、2020新春現在、何の問題もなくダウンロード→使用可能です。まあ、前述の通り専ら「ブログ専用機」なので、自分としてはおまけ感覚ですね。

 

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イルミネートキーボードが搭載されているので、暗い場所でも安心(反面、明色で光られるとむしろ見にくい場面もあるので、状況に応じたオンオフの切り替えが必要かも)。打鍵感も申し分なし。ある程度の「押しごたえ」やキーの大きさも程よいので、余計なストレスは無し。

 

全体的に、Chromebookの「お手軽さ」を担保しつつ、ぎりぎりのところまで「高級感」を追求した、そういうモデルとしてまとまっている印象。適度にラフに、適度に物々しく。良いバランスです。パワーも申し分なしで、大量のタブを開いてのブラウジングもサクサク。

 

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前身のChromebook「CB3-131-C3SZ」の「程よいチープさ」(その代わりめちゃくちゃ安い)も気に入っていたのですが、うーん、やはり「高級感」があるならあるで、それに越したことは無い。いやしかし、こうやって改めて写真で並べて見てみると、ベゼルの太さがえぐいな・・・。

 

といった感じで、「C434TA」を2週間ほど使ってみた雑感でした。Chromebook初心者向けというよりは、「その有用性を実感した人が更なる沼へ落ちていくための優等生モデル」と表現したほうが適切かも。大きなマイナスポイントが見当たらないし、かといってどこかが突出して優れている訳でもない。高いレベルで、全体的に、よくまとまっている。

 

なんと表現すれば良いんですかね、この妙な満足感は。

 

 

そして、Chrome公式の怒涛のエゴサっぷりにビビるという。