ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

マイホーム計画の進捗、ならびに「趣味部屋 ファイナルディシジョン」について

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マイホーム計画が、着々と進んでいる。

 

現在、並行して進めている複数の住宅メーカー・工務店・設計事務所との打ち合わせが大詰め。各社、間取りと詳細な見積もりが出そろい始めている。ここから近日中に一社を選び、契約を締結。以降は、その契約した会社との打ち合わせを重ねていく予定である。やっとこさ、最初の山場。

 

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複数の会社と打ち合わせを進めているが、色々と学ぶことが多い。各社が販売する住宅の性能もそうだが、担当についてくれた営業マンによって大きく左右される。

 

ある会社は、そこが販売する住宅について性能面で期待が高かったのだが、ついてくれたのが若手の男性営業マン。かなり経験値が低いらしく(最初は誰もがそうなので、それ自体は全く構わない)、打ち合わせには必ず上司が同席する。しかしこの上司が曲者で、ちょいちょい若手クンに圧をかける。いや、それはせめてバックヤードでやってくれ。お客さんの前でガツガツと新人教育をやるのはどうなんだ、と。おかげで、打ち合わせの度にやけに精神を消耗してしまう。仮にここと契約したらこんな感じが長々と続くかと思うと、気が滅入る。

 

また、別の会社は、経験豊富な熟練オーラを漂わせた営業マンと巡り合ったのだけど、どうにも我々夫婦と馬が合わない。とにかく自社の商品を売り込むのに熱心で、「キッチン機器を見にショウルームに行きましょう!」「コーディネーターとの打ち合わせを今週末にどうですか?」と休みなく連絡が来る。「まずは今やっている間取り(図面)が決まらないことには、機器もコーディネートも想像がつかない。その順序で進めさせて欲しい」と丁寧に説明するのだけど、どうにもこちらの要望を汲んでくれない。キャッチボールが上手くいかない感覚だけが続いていく・・・。

 

あるいは、かなりトークの上手い営業マンとも出会った。打ち合わせを重ねながら、感触は良かったのだけど、どうにも「いち早く契約に持って行こう」という商魂がたくましすぎて、若干引いてしまった。落ち着いて色々と調べると、やはり性能的に他社に一歩劣る部分がある。それを分かっているからこそ、短期決戦で決めにかかりたいのだろう。意図は分かる。しかし、「今月契約すれば特典お値引き!」を執拗にセールスしておいて、翌月に「実は貴方のために枠を取っておきましたからまだ値引き可能です!」と言われてしまうと、逆に冷める。ここで「うわ~!ありがとうございます!親切!」とはならない。どちらかというとそれは逆効果である。じゃあ先月末の攻勢はなんだったのか、と。

 

そんなこんなで、嫁さんと一緒に沢山の出会いを経験した。土地探しと同じで、メーカー・工務店選びもやればやるほど学びがある。第一印象でとても良かった会社が途中で一気に転落したり、期待値の低かった会社がグイグイと追い上げてきたり。要らないと言っているのに執拗に特定のオプションを勧められて内心イライラすることもあるけれど、まあ、それもこれも経験だ。

 

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現在、最有力候補に位置している住宅メーカーは、とにかくついてくれた営業の方が良い人だった。そのメーカーが売る家の性能が良いということもあるが、やはり担当してくれた人との相性というのは大きい。

 

多くの会社は、まず間取りを決めようとする。もちろんそれは間違いではないし、自分たちも一番最初に気になる部分だ。打ち合わせを重ねながら、希望や要望を伝え、何度も図面案を出してもらう。しかし、その最有力候補の営業マンの方は、いきなり「インタビューをさせて欲しい」と言ってきたのだ。

 

最初はよく意味も分からず、取りあえず言われるがままに受け入れる。すると、夫婦それぞれのパーソナルな部分やどういう暮らしをしたいかといった夢、子育てにおいて重要視する部分、理想の家族の雰囲気から老後、趣味や性格に至るまで、根掘り葉掘りインタビューを受けた。数時間にも及び、正直これにどこまで意味があるのか分からなかったけれど、間取りの話はほとんどすることなくその日の打ち合わせは終わった。

 

数日後、その営業マンは、インタビューの結果をもとに間取りの案を持ってきてくれた。これが本当にびっくりで、その前の晩に夫婦でお酒を飲みながら「こういう間取りだったらいいね~」と現実を無視しながら理想を詰め込んで作ったラクガキと、ほぼ一致していたのだ。他社とは3回も4回も打ち合わせを重ねてやっと辿り着けそうな域に、一発で到達してきた。うーん、今思い出してもあれは凄かった・・・。(その会社のノウハウなのか、営業マン独自のやり方なのか、どちらなのだろう。)

 

そんなこんなで、その後も複数社と打ち合わせを重ねていくのだけど、どうしてもそのインタビューから起こされた図面を超えるものと出会えない。ほだされた自覚もあるが、完全に「やられた」格好である。もちろん、それだけではなく、各種性能や保証まで含めて総合的に検討して、そのメーカーを採用するつもりにしている。よっぽどの逆転劇が無い限りは、おそらく、ここだろう。

 

数千万の買い物なので、クオリティもそうだけど、ストーリーの「納得」もあるに越したことはない。そんなことを考えながら、夜な夜な、各社の見積もりを並べては精査をする段階に入っている。もう少し、頑張らねば。

 

・・・といった形で、今回もただの記録でした。せっかくの、おそらく一生に一度の経験なので、マイホーム計画というカテゴリーを作った。今後も、ちょいちょいブログにその進捗を残しておこうと思う。

 

ちなみに、仏より寛大な嫁さんの許しもあり、書斎という名の個室をゲットできそうである。独身時代を含め、引っ越す度に制作に力を入れてきた「趣味部屋」。この最終進化系は近い。ブログや執筆活動で貯めてきた個人預金、その卍解の時が来たのだ。本やディスクを収納できる壁一面の本棚(目指すは造り付け)、ブログを書いたりするデスクスペース、もちろんソファ、それにホームシアター。やってやるぜ・・・。

 

そんな「趣味部屋 ファイナルディシジョン」についても、追ってブログに書いていきたい。

 

GO OUT特別編集 GO OUT LIVIN’ Vol.11

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男の隠れ家 2018年 12月号 No.267

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