ジゴワットレポート

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副業ブロガー1年目、人生初の確定申告を終えました

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ブログ自体はずっと書いてきたが、収益化に踏み切ったのは昨年の今頃。よって、この2019年の冬、人生初の確定申告をする必要が出てきた。

 

文字通り「人生初」なので、勝手がよく分からない。本業の年末調整との関係や、副業としての住民税の納め方など、知識としてはあるものの、実際の手続きや書類作成には不安ばかり。一応、一年前から「やよいの白色申告オンライン」を利用しており、コツコツと入力自体は進めていた。その都度調べながらやっていたが、要点をまとめると以下になる。

 

・「Googleアドセンス」「Amazonアソシエイト」ともに、毎月の収益を入力していく(この際、月末の実績額から無効なトラフィック等でいくらか差し引かれるため、実際の振込額と確認を行う)

・上記ふたつの収入は「雑収入」で入力

・「Googleアドセンス」からの口座確認デジポット入金も「雑収入」で入力

・原稿料も「雑収入」として入力(あらかじめ源泉徴収分が差し引かれている場合は必ずそれも入力する)

・ブログ運営、執筆のために使用した経費(パソコン関連機器や必要書籍など)を「消耗品費」「新聞図書費」等で入力

・経費はその全てにおいて領収書の保管が必要なため、なるべくAmazonで購入(購入履歴から任意のタイミングで領収書が発行可能で便利なため)

・独自ドメインやはてなブログPROの費用は「通信費」で入力

・その他、使用した科目は、「宣伝広告費」「支払手数料」など

 

こういう感じで、約一年間、小まめに取引を入力してきた。さて、実際に確定申告に向けて処理をするとなると、まずはこれらの入力が確実に行われていたかのチェックが必要となる。「Googleアドセンス」のサイトから「お支払い」ページを参照、「Amazonアソシエイト」は「レポート」の「支払い履歴」を開くことで、収益一覧を確認できる。毎月ごとにチェックを入れていく。

 

 

初年度ということで、お守りがてら本も買ってみた。まあ、無くても全く問題なかったと思うけど、安かったので。

 

原稿料については、いただいた支払調書や実際の振込額等を確認しながら、これもチェックを行う。差し引かれている源泉徴収額も確認。経費も同様で、Amazonの購入履歴から領収書を出力し、確認作業を進めていく。

 

ここまでで色々と細かな間違いもあったが(単純な入力ミス等)、一年間コツコツやってきただけあって、意外とあっさりと確認が完了。次に、「やよい~」の確定申告画面から処理を開始。収支内訳書→確定申告書の順で、クリックしていくだけで作成できる。実に簡単。ありがたい。

 

確定申告書の「収支内訳書を作成した事業以外の収入がありますか?」の部分で、本業の源泉徴収票を用意し、給与所得を入力。税金等は会社のと分けて納付するので、「住民税の徴収方法」は「自分で納付」にチェック。会社に副業がバレたくない人もこの処理ですね。

 

しかしここで問題発生。「やよい〜」では、雑所得が自動で事業所得の欄に振り分けられてしまう模様。もしかしたらこれを外す処理があるのかもしれないが、見つけられず・・・。ということで、国税庁のHPにアクセスし、本家本元の入力システムを使うことに。「やよい〜」ですでに確定申告書を作成済みなので、それとダブルチェックも兼ねながら、ポチポチ入力していく。ものの数分で完成。「所得の内訳書」(どこからいくら収益が出たのかの詳細)が自動作成されるのもありがたいですね。

 

所得税の納付については、引き続き国税庁のHPによると、色々と方式が選択できる。さくっと納めてしまいたかったので、コンビニでの納付を選ぶ。QRコード付きの専用用紙が出力されるので、それをコンビニに持っていき、発券からの支払い、という流れ。なるほど手軽。

 

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各種書類の提出だが、初年度なので、どんなもんかと税務署に行ってみることに。来年からはWEBで出そうと思う。持っていくものは、以下。

 

①収支内訳書(「やよい〜」で作成。控えも持参)

②確定申告書(国税庁HPで作成。こちらも控え持参)

③所得の内訳書(国税庁HPで自動作成)

④本業の源泉徴収票

⑤マイナンバー通知カードのコピー(世帯主のもののみ)

⑥運転免許証のコピー(世帯主のもののみ)

⑦貼付台紙(国税庁HPで出力。④と⑤⑥を貼り付ける。マイナンバーカードを作っている場合は、⑤⑥に替えて一枚でOK)

⑧印鑑(念のため)

⑨筆記用具等(念のため)

 

※①②の控え持参については、税務署の受付印を押してもらえるため

 

混むだろうと予想して税務署の受付時間より早く行ったのだが、思いの外あっさりと終了。「何か問題があればチェック後にお電話します」、とのこと。

 

多くの人が気になるだろう「あれこれは経費に認められるのか」という点について、このタイミングでは一旦受け付けるだけなので、終わったからといって何か答えが得られる訳でもなく。というより、経費の詳細である取引記録の提出は不要なので、そもそも論として答え合わせができるようなものではない。自分なりに調べて、ブログ運営・各種執筆に必要とされるものは全て経費として記録した。

 

さて、書類提出も終わったので、後は所得税の納付。コンビニに行って、前述の手順で支払い。あっさりと終了。あとは、本業の給料から控除される分、以外の、住民税を残すのみ。先の「住民税の徴収方法」を「自分で納付」にしているので、春過ぎに振込の案内が届く。現段階では待ち。

 

ということで、初の確定申告が終了。意外とするっと終わってくれて助かった。全ての作業をひっくるめても、半日あれば十分かな。まあ、そこまで沢山のところから支払いを受けている訳ではないので(Google、Amazon、いくつかの出版社・メディア運営会社等)、自分は比較的楽な方なんだと思う。意外だったのは、国税庁のHPによる書類作成システムが思っていたより使いやすかったこと。いわゆる「役所的」な煩さをあまり感じなかった。作った人、大変だったろうな・・・。

 

そんなこんなで、記録がてらの記事でした。平成30年分の確定申告は3月15日(金)まで。まだの方はお早めに。

 

あと、「やよいの白色申告オンライン」、前述の事業所得のところは少し引っかかりましたが、とにかく日々の入力が簡単なのでオススメです。毎月の収益の推移や、取引会社別の一覧等もさくっと確認できます。当たり前ですが、収益から経費を差し引いた実益もすぐに見られますし、アプリから取引を入力できるのも重宝しました。