ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

「創作の筋トレ」と題してショートショートを毎日書いています

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2022年の目標として、「毎日ショートショートを書く」というのをやっています。

 

kakuyomu.jp

 

更新場所は、KADOKAWAとはてなが共同開発した「カクヨム」という小説投稿サイト。本日は2022年1月16日なので、すでに16の短編を書きました。三日坊主になったらどうしようかとも心配しつつ、取りあえず2週間は続けられたので、こうしてブログでも告知。

 

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目的は、タイトルにもある通り「創作の筋トレ」。ここ数年、いつもと変わらず映画や漫画やアニメや小説といった趣味コンテンツを毎日のように摂取している訳ですが、ちょっとマンネリを感じ始めていまして・・・。これは決してコンテンツの中身ということではなく、受け取る側のマンネリ。受け手である自分の、キャッチ(捕球)のバリエーションと言いますか。そういうのがちょっと限られてきちゃってるな、と。

 

話は逸れますが、「なぜ勉強するのか?」という子供の問いへの好きな回答がありまして(以前、確かネットで見たやつ)。それは、勉強をすればするほど、「コップ一杯のお茶」というひとつの事象に対し、国語なら「今にも溢れんばかりの~」、理科なら「表面張力が~」、社会なら「静岡県産のお茶が~」というふうに、多彩な答えを用意できるんだと。そういったモノの見方が人生を豊かにするんだ、というもの。この考え方がすごく好きなんです。

 

つまり、趣味コンテンツの受け取り方も同じようなものかな、と。「受け取る筋肉」を養うためには、色んなことを識っておかなくてはならない。そりゃ勿論、古今東西、全ての知識に詳しくなればもっとグッと捕球のバリエーションは増えるんでしょうけど、それはもう賢者の道というか。そんなこんなで、「創作物をもっと楽しむ」という目的に対してシンプルに、「自分も創作してみよう」という訳ですね。

 

いきなり長編小説を書くとか、絵の練習を始めるとか、そういうのはどう考えても挫折するので・・・。どの辺に「これならできそう」があるかと考えた結果、「ショートショートを毎日書く」という結論に至りました。自分の頭の中のアイデアを、毎日ひとつずつアウトプット。「1000本ノック」的な意味での、「365日ショートショート」。創作の筋トレです。毎日、腹筋とかウォーキングをやるイメージで。

 

そんなこんなで実際に書き始めると、色々と小さな壁にぶち当たる。地の文のルールとか、伏線の張り方とか、キャラクターの造形とか、拙いなりに悩み始める。どうやったら無駄なく確実に伝えられるだろうか。でも、これはショートショートなので。短いから、迷うくらいなら立ち止まらず捻り出してしまう。「100の未完成な傑作より、1の完成された駄作」。とにかく毎日、書き上げる。内心「今日のはイマイチかな・・・?」と感じても、とにかく出す。そんな感じで続けています。

 

以下、自画自賛ですがお気に入りをいくつか。

 

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『ネタバレ絶許マシーン』は、おそらくTwitterで最も反響があったやつ。ショートショートといったら「発明もの」は外せない。小中学生の頃に星新一をボロボロになるほど読み倒していた人間なので、「こういうパターン」が本当に大好きなんです。

 

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『怪獣保険のご利用は計画的に』『帰ってくるウルティモマン』、これらは特撮パロディもの。やはり自分が好きな分野から世界観を拝借したくなってしまう。この手の「その分野ではお決まりのパターンを別視点で」というアプローチは、色んな創作で用いられますよね。

 

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『名探偵・明智ホム、最大最悪の事件』は、絶対に誰にも解けない自信があるミステリ。長編でこれをやったら読んだ人から刺されるおそれのあるやつ。ショートショートってこういう「やり逃げ」が許されるからいいよね。

 

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『世界一安全な国』は、前述の通りの「星新一大好きマン」な部分が割と色濃く出たやつ。ショートショートが必ず星新一形式である必要はないけど、しかし、やっぱりこういうのが最も脳に沁みついてるなぁ、と。温度差が違う者同士の掛け合いは、書いていて楽しいですね。

 

そんなこんなで、まだまだ拙いのは百も承知で、自作ショートショートの紹介でした。2022年、毎日更新を続けられるのか。まあ、頑張ってみます。

 

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カクヨムのアプリなどから作者フォローも出来ますので、もしよかったら・・・。

 

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Twitterでは「#365日ショートショート」のタグで更新しています。