ジゴワットレポート

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『仮面ライダージオウ』アナザーライダーやライドウォッチによる歴史改変の解説&考察

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一見するとかなり複雑そうな、『仮面ライダージオウ』の「アナザーライダー」「ライドウォッチ」「レジェンドライダー」関連について、情報を整理しておこうかと。

 

www.tv-asahi.co.jp

 

レジェンド平成ライダーが活躍する年代にタイムトラベルしながら、改変された歴史と正史が代わる代わる描かれる『ジオウ』。これを書いている時点で第4話「ノーコンテニュー2016」まで放映済みなので、それ時点までの情報で推察しています。

 

 

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アナザーライダーとは

 

タイムジャッカーがライドウォッチを使い、見出した人間をもとに勝手に創り出した仮面ライダーのこと。アナザーライダーが誕生した瞬間、その時代に活躍する正規のライダーは消滅、アナザーライダーにとって代わられてしまい、歴史そのものが変化してしまう。

アナザーライダー|仮面ライダージオウ|テレビ朝日

 

タイムジャッカーがアナザーライダーを創る目的

 

TTFC配信中の『仮面ライダージオウ 補完計画』3.5話「王位なるネタバレ」によると、タイムジャッカーの目的は「王様を擁立すること」。オーラにより、「いつか全時空のライダーたちが相争って王様を決める戦いが始まる」と語られている。

つまり、いつか発生するかもしれない「王様決定戦(仮)」に、本物の仮面ライダーではなくタイムジャッカーが創り出したアナザーライダーを参加させ、勝ち上がらせる(=新たな王を擁立する)ことが最終目的と推察できる。

 

ジオウ世界のルール

 

TTFC配信中の『仮面ライダージオウ 補完計画』2.5話「世界のルール」で、「同じライダーの力は同じ時間には共存できない(①)」「アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない(②)ことが解説されている。

 

つまり、タイムジャッカーがアナザーライダーを創り出したことにより、正規の仮面ライダー(ビルドやエグゼイド)はその力を失ってしまう(①)。これは一度失ったからといって未来永劫それが持続する訳ではなく、アナザーライダーを一時的に撃破することで、復活までの一時的な間だけ、歴史が元に戻ることが描写されている。

アナザーライダーが復活してしまう理由は、同じライダーの力でないと決定的な撃破に至れないから(②)。なので、ゲイツが何度アナザービルドを倒しても復活してしまう。その後、ビルドアーマーを装着したジオウによって、完全撃破となる。

 

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ライドウォッチとは

 

仮面ライダージオウ DXビルドライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXビルドライドウォッチ

 

 

仮面ライダージオウへの変身や、ライダーアーマー装着、必殺技発動時、アナザーライダーへの変身に使用するウォッチデバイス。

ライドウォッチ|仮面ライダージオウ|テレビ朝日

 

ライドウォッチによる歴史改変

 

第2話「ベストマッチ2017」において、ビルドライドウォッチがジオウの手に渡った後、ビルドの世界が正史に戻っていない状況が描かれた。

 

「アナザービルドを倒しても、何故か仮面ライダービルドは歴史から消えた。そして常盤ソウゴがビルドウォッチを手に入れた。歴史はオーマジオウに向かって流れている。」というゲイツの台詞から、「未来のオーマジオウは正規の仮面ライダーのライドウォッチを手に入れ、そのライダーの歴史を消してきた」ことが推察される。ソウゴは、皮肉にもオーマジオウと同じ道を辿っていることになる。

「ライドウォッチがジオウの手に渡ったこと」が歴史改変の要因であるならば、ライドウォッチはその仮面ライダーの力(=存在)そのものを象徴するデバイスであると考えられる。

 

レジェンドライダー・アナザーライダー・ライドウォッチの関係性

 

以上のことから、レジェンドライダー・アナザーライダー・ライドウォッチの三者は以下のような「三すくみ」の関係性にあるものと思われる。

 

f:id:slinky_dog_s11:20180923150154p:plain

 

◆アナザーライダーは、「それを倒すには正規の仮面ライダーの力が必要なのに、出現するだけでその仮面ライダーを消滅させる(ライダーが本来歩んだ歴史を強制的に変化させる)」というチート能力を持つ。(ただし、アナザーライダーが創られたからといって一瞬で歴史が切り替わるのではなく、多少被る時間=タイムラグがある)

 

◆よって、アナザーライダーを何度でも倒して一時的に正規の仮面ライダーを歴史に復帰させ、事前に(ストーリー進行上は事後に)過去で渡しておいたブランク(空っぽ)のライドウォッチにその力を宿してもらい、その上で譲渡してもらう必要がある。

 

◆同時に存在できない仮面ライダーとアナザーライダーの関係性に唯一介入できるのが、ジオウやゲイツであり、ライドウォッチである。

 

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アナザーライダーとライドウォッチによる歴史改変

 

また、アナザーライダーの出現と一時撃破、ライドウォッチ生成とジオウへの譲渡によって、以下の歴史を辿るのが『ジオウ』の基本フォーマットと思われる。時間軸は、矢印通り上から下へ流れていく。

 

f:id:slinky_dog_s11:20180923150915p:plain

 

◆アナザーライダーは、創り出された時点で正史を偽史に改変する。(上書きする)

 

◆アナザーライダーが一時的に倒された時点で、上書きされた偽史が除去され、正史に復帰する。この間に、ライドウォッチが生成される必要がある。

 

◆「アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない」ルールにより、該当のライドウォッチをアーマータイムで使用したジオウ(もしくはゲイツ?)がアナザーライダーを撃破。しかし、その存在を象徴するライドウォッチが本来の歴史から消えた(=ジオウの手に渡った)ため、「仮面ライダーが不在」の歴史が創られてしまう。

 

ジオウの戦いが意味するもの

 

仮に「存在権」というものがあったとして、『ジオウ』はそれを奪い合う物語と言える。

 

正規の仮面ライダーが持っていた存在権を、アナザーライダーが上書きすることで強奪してしまう。存在権を奪われた仮面ライダーは、「仮面ライダーがいなかった歴史」というIFの世界に放り込まれる。

アナザーライダーを一時的に倒すことで存在権が元の持ち主に戻るため、その間に、存在権をライドウォッチとして生成、ジオウに譲渡する。最終的に、ジオウは正規の仮面ライダーから授かった存在権でアナザーライダーの偽史を更に上書きする。(しかし、存在権そのものを失った世界はまたもや改変されてしまう)

 

来る「王様決定戦(仮)」に向けて、存在権を上書きして強奪したいタイムジャッカーと、その存在権そのものを譲り受けて我が物にしていくジオウ。その戦いを受けて、レジェンドな仮面ライダーたちは、「元々の正史」「創られた偽史によるIFの世界」「存在権そのものがなくなった世界」といった数種類の歴史を歩むことになる。

 

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以上、第4話時点までの『ジオウ』に関する(私的)情報整理でした。必要であれば、今後適宜追加していきます。