お仕事の報告です。
株式会社はてな様から依頼を頂戴しまして、「みんなでお金について考える」Webメディア『マネ会』に記事を寄稿しました。
内容は、「特撮ヒーローと(視聴者の)消費活動」「リアルタイムで追いかける面白さとハマる入り口の多さ」、という感じです。「毎週放送されている特撮ヒーロー番組がどのように商業展開されているか」の視点ですね。
「1年間放送される連続ドラマは大河とライダー・戦隊くらい」と言われて久しいですが、このブログの読者の方ならご承知の通り、ライダーや戦隊って1年間でものすごい物量を繰り出してくるんですよね。
本放送だけで約50話、ほぼ毎週発売される玩具、ヒーローショーやアパレル展開、音楽CDや大人向けの高価格玩具発売、キャストやスタッフの諸々の露出・・・。もはや「テレビ番組」の域を超えた「コンテンツ」として、多くのジャンルや層を横断していく感じ。
そんな特撮ヒーローの、メインである玩具に焦点を当てながら、「こんなのもあるよ」「色んな入口からハマれるよ」「リアルタイムで追いかけると面白さ倍プッシュ!」という内容で書いています。
玩具のギミックの進化や、商品展開の興味深さ、ベルトとアイテムを連携させた商法に、大人向け展開の醍醐味など、私なりに長年付き合って感じている特撮ヒーローの「面白さ」について語りました。ベルトを並んで買ったか、そういう思い出話も含めて。
『マネ会』というお金に関するWebメディアということを受けて、現時点で玩具展開が終了している最新作『エグゼイド』が1年間に発売した玩具をジャンルごと(ガシャット・ソフビ・武器、など)に分類して価格集計してみたり、といったこともやっています。
「1年間玩具マラソンをすると総額いくらなのか」は以前からやってみたかったことでもあるので、集計は地道な作業でしたが、面白かったです。(しかし、集計の精査で編集の方には 大 変 お手数をおかけしてしまいました。申し訳なかったです・・・)
特撮ヒーローに興味がない人にも「へぇー 今ってこんな感じなんだ」と輪郭を把握していただける内容になっているかと思いますので、ぜひ、布教用にでも何でも、ご活用いただけたら幸いです。
しかしまあ、こんなにも「作品の中身そのもの」に言及せずにライダーや戦隊について書いたは新鮮でした。どうぞ、よろしくお願いします。
あと、まさか『仮面ライダージオウ』情報解禁日と予め予定していた記事公開日が被るとは。運命ウェイクアップ・・・。