久々にちょっとお高い買い物をしてしまいました。
Lenovoの2in1タブレット「YOGA BOOK」。
といっても、「買おうかな」と思い立ってからポチるまではおよそ1日でしたね。
こういうのは 勢いで誤魔化さないとやっていけない いくら悩んでも結局買っちゃうことが多いので。
タイトルにもある「変態らしさ」は、私がくどくど説明するより、Lenovo公式Twitterのこの辺りをサラッと見ていただければ分かりやすいです。
https://twitter.com/LenovoJP_DO/status/780698693355786241
遂に日本でも発表♪
— Lenovo Japan (@LenovoJP_DO) 2016年9月27日
革新的なHalo(ハロ)キーボードと、紙とスクリーンに書き込めるREAL PENを備えたノートパソコン型タブレット #YOGABOOK 。本日からWebで予約販売受付開始。https://t.co/CrVzjpcDnB pic.twitter.com/c3MJmmfLVR
リアルペンを搭載した #YOGABOOK なら、BOOK PAD上に置いた紙に直接絵や文字を書くと、同時にスクリーン上にも表示され、画像ファイルやPDFでのデータ保存が可能!
— Lenovo Japan (@LenovoJP_DO) 2016年10月18日
筆圧も感知するので、リアルな質感も再現。
今年はYOGA BOOKを活用して芸術の秋を楽しもう! pic.twitter.com/O8bkygooju
必要な時だけ使える「ハロキーボード」を搭載した #YOGABOOK。
— Lenovo Japan (@LenovoJP_DO) 2016年10月20日
ユーザーの癖に合わせてキーボードの打面の範囲を調整してくれる、使い込めば使い込むほど自分専用のアイテムに成長する凄いマシンです!
オンライン限定予約受付中↓↓https://t.co/pG7F1CSDSv pic.twitter.com/vGTEWA8BZU
この手のデジモノは私も大好きなので、買う前に色々とネットで検索してレビューを読み漁る訳ですけど、結局は「その人がどういう用途で何を求めて買うか」が重要なんですよね。
そうでなければ(そうやって自分に言い聞かせる作業を経なければ)、こんな「ノータイムで電子化できる液タブ的なもの」「いかにもタイピングし辛そうな非物理キーボード」といった変なアイテムは、実を取るなら買わないと思うんです。
同じような機能でもっと性能が良いものは、沢山ありますしね。
「YOGA BOOK」みたいな、いかにも「成長途中」な代物は、突き詰めると「そのデジモノそのものに萌えられるか否か」でしかないと思うんです。
それでいくと、私は結果的にしっかり「萌える」ことが出来て、たった2週間でもう「YOGA BOOK」を手放せなくなりました。まさに愛着、というやつ。
で、話は戻りますが、「その人がどういう用途で何を求めて買うか」の部分。
自分は以下の用途で買いました。
①仕事で手帳を使うのをやめてスケジュールをデジタルで管理したい
②名刺をデジタルデータ化して持ち歩きたい
③仕事でよく使う資料(自社パンフなど)をデータ化して持ち歩きたい
④プライベートで動画や漫画を(スマホより)大きい画面で観たい
主に①~③については、「薄い」「軽い」が大きな利点。
折り畳んだ状態で厚さは約1cm、重さは690g。
長年、厚めで大きい手帳を愛用していたので、「YOGA BOOK」を常に持ち歩くことに全く違和感は感じないです。
Wi-Fiモデルを選んだのは、職場と自宅にはどちらもWi-Fi環境が整っているから。
出張とか行ってもWi-Fi完備のホテルしか選びませんし、言うほど飛び回る立場にも無いので、特に不自由はないかなあ、と。
そこで焦点になるのは、非物理となるハロキーボード。
いわゆる「液タブ的な部分」をキーボードモードに切り替えると、瞬時にキーボードがライトアップされ、タイピングをすることができる、という代物。
数あるレビューでも必ず争点となる「使いやすいか否か」について、私の答えは、「意外と使える」です。
言うまでもなく、長文を打とうとすると最悪です。絶対オススメしません。
ただ、私の用途である「簡単なスケジュールの入力」程度なら、かなり便利と言えます。
元々私はブラインドタッチすら使えない上に「ホームポジション?なにそれ?」という我流でヘンテコなタイピングを習得している人間なので、「キーの上に指を置くことができない(非物理なので置いただけで反応されてしまう)」という欠点がノーカウントになっていることが大きいです。
こればっかりは、可能なら実機を試して欲しいですし、例えば紙に印刷したキーボードを打ってみたら割と近い感覚が得られるかもしれません。
そんなこんなで、打っても「スケジュールの内容」とか「調べ物の検索キーワード」とか「動画サイトで作品名を入力」程度なので、このくらいなら「大活躍」と言えますね。
画面上に出てくるキーボードよりよっぽど大きいですし、打ちやすいです。
そんな「スケジュール管理」は、色々検討した結果、「ジョルテ」を使用。
職場・家のPC、スマホ、そして「YOGA BOOK」で同期させてます。
これはかなり助かってますね。職場で使う付箋の数も減りました。
名刺管理は「CAMCARD」。
スマホでばしゃばしゃ撮って取り込む訳ですが、割と精度が高くて助かりました。
資料の持ち歩きは、ベタに「Googleドライブ」。
オフラインで閲覧できるように保存しておいて、出先で確認したりしてます。
これで想定していた①~③の環境を作っています。
もちろん、PCの代わりには絶対にならないでしょう、「YOGA BOOK」は。
あくまで「サブマシン」「手帳替わり」という位置づけですね。
④については、タブレットなので言わずもがな。
漫画が見開きで読めるのは本当に助かる・・・!文庫本より十二分に大きいサイズですからね。
とはいえ、Amazonプライムビデオが多くのAndroid端末でHD非対応なのはどうにかして欲しい。
「スマホで漫画を読むと見開きページの魅力がガタ落ちする」のが気になってたこの頃だったんだけど、何のことはないな、タブレットで常に見開きで読めば良かったんだ。こんなごく簡単なことに気付かなかった。 pic.twitter.com/Vut6WHH9tg
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2017年9月1日
誤算として挙げられるのは、ノータイムで書いたものが電子化されるという目玉機能。
自分の使い方の問題といえばそれに尽きるのですが、手帳替わりに手軽に持ち歩くことを重要視しているので、この機能を日常的に使おうとすると、「専用ペン」「書く用の紙」「紙がずれないようにするための磁石内蔵バインダー(初期付属品)」も携帯しなくちゃならないんですよ。
なので、「サッと広げて使う」というよりは、「しっかり座って聴く講演会やセミナーでのメモ」とか「腰を据えてお絵かきしたい時」に、品々をしっかり用意して臨む感じですね。
だから、現時点ではあまり恩恵を感じていないのが本音です。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
反面、嬉しい誤算として細かいところで言うと、2枚の板を接続している特殊ヒンジのおかげてグリグリと自由に形を変えられるので、いわゆる「タブレット用のスタンド」が不要だったり、「角度によっては光が当たって見え辛い」とかが無いのが良いですね。
気持ち良いくらいに、好きな角度でピタッと止まる。これが最高。
あと、薄いのでどうしても発熱を掌で感じてしまって、最初は気になっていたのですが、数日で全く気にならなくなりました。
Androidだからとは思いますが、動作もサクサクで快適です。「Android N」へのアップデートもつい昨日入りましたしね。
つまるところは、中途半端なんです、「YOGA BOOK」は。
タブレットにもなりきれず、ノートPCにもなりきれない。
その「中途半端さ」に一石二鳥を感じて「成長途中のデジモノ萌え」と共に愛せるか、それとも、「この性能ならまだこれは買うべきじゃない」と判断するか。
2週間使い倒してみた私としては、どちらの意見もとっても分かる、というのが本音ですね。
先日(2017年9月)のLenovoの新作発表では後継機が出てこなかったので、まだまだしばらくは最新型として使えそうです。
Lenovo 2in1 タブレット YOGA BOOK ZA150019JP /Windows 10/Office Mobile搭載/4GB/64GB/10.1インチ(2016年モデル)
- 出版社/メーカー: Lenovo
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (1件) を見る
※保護シートやUSB関連など、買ったのは以下の品々。保護シートはびっくりするくらい綺麗に貼れました。オススメです。
UGREEN OTGケーブル USBホスト変換アダプタ micro USB オス-USB A メス 2本セット 12cm ホワイト
- 出版社/メーカー: UGREEN GROUP LIMITED
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
◆関連記事