天ぷら「ひらお」のいかの塩辛って、旨くないか？

先日、諸用で久しぶりに福岡に行った。相変わらず、空港・駅・繁華街の位置関係が驚異的な街、福岡。

そんな福岡を訪れる度に、必ず寄っているお店がある。県内に7店舗を有する、地元民に愛される天ぷら屋、「ひらお」だ。

ご存知の人にはもはや説明不要ではあるが、この「ひらお」、まず間違いないタイプのお店である。

九州産の豚、島根県産こしひかりの米、北海道から宮崎まで旬によって産地にこだわった野菜の数々。そんな選び抜かれたこだわりの素材が、カウンター目の前で次々と天ぷらに姿を変える。コース料理のように揚げたてが個別に運ばれてくるスタイルなので、目の前にやってくる天ぷらは秒単位でホクホク&アツアツ。これを、ふわふわのお米と一緒に口に入れ、熱いお味噌汁で流し込む。至高である。

しかも、驚くほどに安い。天ぷら定食は、きす・白身・青魚・いか・野菜3品の計7品で770円。えびが入っているあじわい定食も、えび・鶏もも・白身・いか・野菜3品の計7品で770円である。なんともリーズナブル。

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私のイチオシは、いか。これがまた抜群に旨い。さっくさくの衣に、ぷっりぷりのいかが包まれている。揚げたては熱いので、口の中でホクホクと言わせながら、新鮮ないかの風味を味わう。大根おろしを溶かした特製のつゆでいただくのも良いが、塩をふって食べるのもオススメだ。

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王道のえび。こちらも間違いない。衣だけがやたら大きいなんてことはなく、身がしっかりと詰まった代物である。柔らかいというよりは、えびとしての身が引き締まっている印象で、しっかりとした食べごたえを感じることができる。

また、この「ひらお」に行く度に毎回感じるのは、店員さんのスピーディーかつ効率的な動きである。

揚げ場担当の職人さんの手つきも美しいが、厨房を縦横無尽に動き回りながら揚げたての天ぷらを配る店員さんも流石である。いつ行っても食券を購入した後に並ぶことになるが、それを見事に捌いていくフロア担当の方もすごい。私が「マクドナルド厨房フェチ」なのはこのブログでも何度も触れてきたが、それに通ずるシステマティックっぷりである。

しかし！

この「ひらお」の神髄は！実は！天ぷらではない！

食べ放題のいかの塩辛である！！

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見よ！このぷっりぷりのいかの塩辛を！！公式サイトによると、「スーパーで売られている塩辛の消費期限はだいたい1ヶ月前後ですが、ひらおの塩辛はわずか5日」！徹底的に鮮度にこだわっていることがお分かりいただけるだろうか。しかも、柚子が効いているのもポイントが高い。ほどよい塩味と、ほのかな柚子。これが・・・なんとこれが・・・ 食べ放題！！無限塩辛！！

・・・もうね、このいかの塩辛を食べるために「ひらお」に行っていると言っても、過言ではないんですよ。いや、正確には、いかの塩辛を食べるために福岡に行っていると言っても、過言ではないんです。

これを、この至高の塩辛をですよ！？

たっぷり詰め込まれたガラス製の容器から小皿に移し・・・

それをアツアツのご飯に乗せると・・・

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