ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

#Twitterでもらった質問にブログで答える 2017.11.29

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ウルトラマンギンガ』主演の根岸くんのツイートがまた泣けるんだけど、まさか『ギンガ』からのウルトラマンがこんなに続くなんて、本当に感慨深いの一言。

 

 

ウルトラマンのテレビシリーズ放映が途絶えてからの久方振りの復活だった『ギンガ』だけど、常に曇天の箱庭で戦う様に大人の事情を感じてしまったあの頃。『ギンガS』で広がった青空と街のミニチュアにどれだけ感動したことか・・・。
エンタメ性抜群の『X』、縦軸のドラマを濃くしてウルトラマンの新たなアプローチを展開した『オーブ』と、本当に愛すべき作品が続いて、そしてついに「テレビシリーズ休止時期」に生まれたウルトラマンたちの続編とも言える『ジード』にまで辿り着く。
この一巡した感じ、堪らんですよね。
劇中のヒーローたちの集合としても言わずもがな熱いんですけど、自分はやはりそういう円谷プロのあれこれ的な熱さを感じてしまいますね。「ああ、ここまできたなあ」って。

 

 

 

5位「マシンディケイダー」
フォルムが大きいのが良いですよね。1話の印象からか、あの半透明の壁をドンガラガシャンと突き抜けてくるイメージ。何より、乗るディケイドがちょっと偉そうに構えてそれが様になるフォルムなのが素晴らしい。

 

4位「マシンマッシグラー」
ネーミングが馬鹿すぎて大好き。同じ路線で「ハードボイルダー」も大好き。

 

3位「オートバジン」
問答無用で大好き。「自動馬人」というネーミングの安直さが彼(バジン)のどこか不器用な感じと合っていて最高。巧のDVに耐え続ける苦労者。そして、バイクのハンドルをそのまま引き抜くと剣になる、というアイデアはもはや世紀の発明だったと思う。

 

2位「トライチェイサー」
先日アメトークで「降りて戦えよ」なんて突っ込まれてたけど、やはりあれは敢えて降りないのがかっこいいんですよね。スピードとかじゃなくて、機動力勝負というか、ある種の意地の決闘というか。結局、『クウガ』におけるバイクは一種の武器としてイメージした方が良いのかもしれない。ちなみに、中学時代に乗ってた自転車に同じ名前付けてました。

 

1位「サイドバッシャー」
自分は平成ライダー初期の頃の「いかにもCGCGしたCG」が大好きで、あの てるんてるん した質感に実在感とはまた異なる魅力を感じていたんですね。そういう意味で、サイドバッシャーはその頂点に位置するマシン。

前作の『龍騎』はファンタジーなゲーム世界という土台があったものの、『ファイズ』は割とリアル志向だったので、このサイドバッシャーみたいな「いかにもなロボット」な見てくれの奴が出てくる、その一見した食い合わせの悪さというか、違和感みたいなのが、転じてスマートブレインの馬鹿すぎる技術力の誇示にもなっていて、その辺りが大好きなんですよね。

 

うーむ、見事に全部平成になってしまった。世代なので仕方ない。

 

 


川井サウンドとは、04年の『ウルトラマンネクサス』が出会いですね。
当時L'Arc〜en〜Cielが大好きで(今もですが)、その中でも「Lies and Truth」という曲がありまして、これがラルクが初めて大々的にストリングスを取り入れたシングル楽曲なんですね。つまりは、弦楽器の音が重なって流れる気持ち良さ、その厚み等々、ちょうど『ネクサス』の頃に自分の中でストリングスブームみたいな謎のタイミングがあったんですよ。それで川井サウンドにもベタ惚れという。まあ、昔からオーケストラで演奏する機会もあったんですけど。
重ね重ねですが、川井サウンドの肝はやはりストリングスだと思っていて。一発ドカンと盛り上げるというより、ジワジワと溜めながら高めていって引き摺り込んで浸らせて・・・ というタイプで、弦楽器の奏でる旋律と聴く側の心情が段々とリンクしていくような、そういう操り方をされる方だなあ、と。だから、繰り返し聴いた時の心情との寄り添い方がずば抜けていて、サントラ購入率も高くなりますね。
その後、『ガンダムOO』『アキバレンジャー』などでまた聴きまくって、今の『ジード』にまで行き着く。『ジード』のOPなんて、まさにストリングス大帝国ですよ。作品自体はどうしようも無かった『009 RE:CYBORG』ですが、川井サウンドで奏でられるメインテーマは最高でしたね。
もちろん、ストリングスだけじゃないです。『ネクサス』の「デッデッデッデッデデレデレ」なんかもう殿堂入りですし、それを受け継いだ『ジード』の変身バンクの時のあれとかもグッときます。
欠点、というとおこがましいのですが、前述の通り、一発で与えるインパクトというよりは、回数と演出でスルメ化していく感じが自分の中で多くて、そういう意味で現行の『ビルド』は非常にもったい無いと思いますね。こんなにも印象に残り辛い川井サウンド作品は自分の中では初めてです。

 

 

 

旨い店でいくと、もう何度もTwitter等々で書いてますが、博多駅バスセンター地下や天神デイトス地下にある「名代ラーメン」の、ラーメンじゃなくて、チャンポン。福岡に行ったら必ず食べるチャンポンですね。
家で作るやつでいくと、究極質素ながら最高なのは、「えのきうどん」。材料は、白だし・水・えのき・うどん。えのきはふた袋くらいドーンと気前よく入れてください。つまりはですね、うどんとえのきが同じ白色なので、一見すると物凄い麺の量になるんですけど、食べてみるとうどんの柔らかさとえのきのシャキシャキ感が同時に展開されるというやつで、これがまた最高にクセになるんですよ。最後にネギを散らしても良いですね。

 

 

 

まず平成ライダーの敵幹部でいくと、色んな意味で思い出に残っているのは、『剣』の伊坂ですね。馬鹿馬鹿しいくらいにマトリックスすぎる彼が、雰囲気重視でなけなしの強敵オーラを醸し出すのがとても好きで、当時ワクワクしたものです。もちろん、ギャレンにドラマチックに倒されるのも含めて。あと、作中でアンデッドの定義を広げる役目も果たしていて、彼が出てきたからこそカリスが掘り下げられるようになったのも大きいです。
戦隊でいくと、『カクレンジャー』の貴公子ジュニア(ガシャドクロ)ですかねぇ。同作は明確な敵組織をあえて描かなかった作品で、あくまで妖怪は種族でありコミュニティという感じだったのが、このジュニアの登場から良い意味で覆されていくのが好きでした。もちろん、エキセントリックな演技も含めて。ビジュアル系がゴツイ迷彩ドクロになるというアイデア、ほんとぶっとんでますよ。

 

 

 

『平成ジェネレーションズFINAL』には、もうね、相当期待してますよ。上堀内監督という、長年ライダー現場で下積みを経てきた方の銀幕デビュー作というのも大変楽しみです。多分、出演するレジェンドそれぞれにある意味誰よりも想いがある方だと思うので。
アンクがどう復活するのか、鎧武はどう地球へ帰省するのか、など、オタク的な観点で設定面に煩く気になってしまうところもあるのだけど、ここはもう信じるしかないですね。
あと、大森プロデューサーって、確か白倉プロデューサー以来ですよね、平成ライダーで2年連続でメインのプロデューサーを務められるのは(違ったらスミマセン)。しかも白倉プロデューサーの頃と違って冬の大戦がしっかりとした共演作でもあるので、その双方の作品のプロデューサーが同じ人というのは、かなり新しくもあるんですよね。やはりというか、夏映画エンドロール後のまけ映像とのリンクも深そうですし。
そういった意味で、何かと「レジェンド参戦」に話題を引っ張られる作品ですが、私の思う見所はスタッフの布陣ですね。いやー、ほんと楽しみです。公開日朝イチ待った無し。

 

 

ありがたくも質問をいただきながら今回答えられなかったものがありましたので、次回とさせていただきます。