ジゴワットレポート

映画とか、特撮とか、その時感じたこととか。思いは言葉に。

父親だけど、俺もおっぱいが欲しい!!

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父の日のイラスト「肩車」

 

先に言っておきますが、変態的な話ではないです。

期待させてしまった人、そういう嗜好の方々、本当に申し訳ありません。

 

我が家の第一子である娘が生まれて早くも半年ほどになるのですが、近ごろ、おっぱいが欲しくてしょうがないのですよ・・・。

 

娘はもう本当に可愛くて、最近はよく「うー」とか「あぅぶるるる~」とか喋るようになりましたし、近くにあるものを握ったり、更には親の笑顔に反応して笑うことも多くなって。

本当にね、もうね、可愛くてしょうがない。

普通に顔も可愛いのに、それでいて自分の子なのだから、更に何倍も可愛い。(おそらく世のほとんどの親が同じことを言っている)

 

だから、子育ても言うまでもなく、積極的に頑張っている訳です。

我が家は嫁さんが専業主婦なのでどうしても子育ての比重は嫁さんの方が重くなるのですが、仕事から帰ったらご飯を作ってもらっている間に抱っこして、お風呂は受け取り後のお着替え係で、寝かしつけも嫁さんと15分交代くらいで抱っこします。

 

でも、どうしても参加できないのが、授乳。

 

オムツもOK、お風呂も入った、昼寝もしっかりした、そして時間帯的に授乳を求めている・・・ という状態で泣く娘に対して、なんと父親の無力なことか。

抱っこしながらあの手この手であやしても、ほとんど効果が無い。

そりゃそうで、例えば自分がどうしようもなくお腹が空いている時に目の前で映画が始まっても、映画なんか観ないんですよね。

お腹空いてるんですから。

 

嫁さんが家事で手を離せない間、無力な父親は無力なりに頑張るのですが、成果は得られず。

そして、「はいはいはい~~」と手が空いた嫁さんがやってきて、娘をパスして、授乳が始まる訳ですよ。

娘も、「わぅわぅううう~~!!」と母親の匂いに歓喜の叫び。

ついさっきまで自分をあやしていた父親の存在は、すっかり認識の外なんですよね。

なんと無慈悲なことか。

 

そして、ライバルも居ないのに我先にとかぶりつく娘を見ていると、ああ・・・なんて授乳って良いのだろう・・・ となってしまうんですね。

あんなに物理的に娘に求められること、ないですからね、まだ一回も。

単純に「手伝えない」というのもありますけど、それ以前に、娘からああも真剣に「求められる」というのが、とても羨ましい。

 

嫁さんも、たまにわざと娘を焦らしたりして、娘が「あぅ!あぅ!(早くくれ、の意)」とか叫ぶのを楽しんでいたりして。

 

それ、俺もやりたいよ・・・。

娘に「はいはいはい~」っておっぱいを近づけて、娘が思いっきりそれを求めてくる。

一生分からない感覚だけど、どれほど「親冥利」に尽きるのだろうか。

 

嫁さんが、張って辛いとか、あげるのにも姿勢やポジショニングが難しいとか、色々「おっぱいがあることによる辛さ」を味わっているのも知っている。

自分も、主に精神的なフォローしかできないけど、理解するように心がけてる。

授乳クッションをベスポジに挟み込むのは俺の係だ。

 

それでも、やはり男には絶対に立ち入れない「親冥利」の機会があることが、素直に羨ましくてしょうがない。

 

嗚呼、俺もおっぱいが欲しい。

生えてこないかな・・・ 乳が出てこないかな・・・。

 

世の中のお父さん方、同じ気持ちの人、いますよね。きっといますよね。

「います」と言ってくれないと、いよいよ本格的な変態にラベリングされてしまいそうなので、いてくれることを願っています。